鈴木やすひろ

村民の声を村政に活かします!!

東日本太平洋沖地震災害ボランティア

2011年07月30日 | 日記

岩手県大船渡市に到着、飛島村からは、
洗濯洗剤、台所洗剤、シーツ、殺虫剤を支援物資として、

飛島学園からは、生徒の手書きの団扇、が送られました。
大船渡市の社会福祉協議会の職員の方が、段ボールを開いたと同時に
「わー」と喜びの声を、あげたのがうれしくって、来てよかった。
でも、学園の生徒に聞かせてやることが出来なかったのが残念。

大船渡の皆さんに希望と元気の風を送れるといいなぁ。


今回のボランティアでのお宅は、この奥
津波は陸橋の下を行ったのか乗り越えたのかは分らないが
港からずいぶん離れたこの奥の住宅街のほとんどのお宅は
一階がほとんど浸水していました。


石橋さんのお宅は、老婦人が施設に行っていて無事、
息子の石橋さんは会社と自宅が流され、妹さんのお宅も流されたそうです。

私たちの仕事は、住居内の廃材の搬出と、必要な物の運びだし、
その後洗浄液による家屋内の洗浄、側溝の掃除

皆が、それぞれ役割分担を誰が指示するわけでもなく
テキパキと動き3時の予定終了より早く完了しました。

社会福祉の職員の方に教えていただき被災現場を見てきましたが(職員の住居も流され集落も壊滅、でも家族は全員無事)
まだ手つかずのところがほとんどでした。



今回、一番驚いたのは、上の写真で見るように海岸が沈下していること。
本来は漁船が岸壁に接岸してクレーンで積み下ろしをする場所が、
完全に浸水していました。



そして感じたことは、非常に失礼な言い方ですが、私たちボランティアが活動できるお宅はまだましなほうだ、
ということです。

大船渡の社会福祉の方のように住宅が全部流された方は、何もかもが亡くなってしまったのではないでしょうか、


多くの方が犠牲になった、東日本太平洋沖地震をただ歴史の一行にすることのないよう、
防災に取り組んでいこうと心に誓いました。


(校舎が、がれき置き場になっていて、言いようのない思いがしました。)




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