中日新聞で、連日「伊勢湾台風」の特集が組まれています。
飛島村でも、伊勢湾台風60年式典として、「空が落ちてきた日」という
ミュージカルが上演されました。
表題の意味は、ミュージカルを見て初めて理解できたのですが、
台風が来襲してきて、「台風の目」の中で被災地域が一面海の中、
上空を見上げると、雲一つない空に星が瞬き、水没した一帯が無風のため
鏡のように星空を映し出している。
寒々とした、地獄絵図を言い表していて、想像しただけでその光景が目に浮かんできました。
ただ、今回ミュージカルを見て、肉親を亡くした悲しみ、その後の避難生活の苦しみ、
涙無くして見れないものがありましたが、
それと同時に、苦労を重ね開拓した農地に、黄金色の稲穂ができ歓びを味わうことのなく、台風で全滅した苦しみと同じように、
今、地球温暖化でこの地域の稲作が、全く出来なくなりつつあることに、杞憂しているのは私だけでしょうか。
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