Baradomo日誌

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雪の降る日に

2009-02-27 | 子どもの視線・親の気持ち
千葉県内では昨日今日と公立高校の入試だそうで、今朝ほどは中学生が大挙して駅に押しかけ、押し合いへし合いしながら乗り慣れぬ電車に乗り込んでいった。
見知った顔もちらほら。
こいつら、こんな顔するようになってたんだ?と軽いショックを受けるほど、大人びた表情で友達と話しこんでる。
みんな、頑張ってきたんだもんね。だからそういう顔になれたんだよ。


昨夜、学習塾からの帰りの車中、中学1年の長女は「入試のね、昨日の国語の問題がすごく難しかったんだって。塾の先生が言ってたよ」とおもむろに話し始め、「うちが入試の時にはどんな問題が出るんだろ?」と不安がっていた。
ろくに勉強もせずに臨んだ1学期の期末試験で散々な結果に終わり、ショックで呆然としながら、「授業でやってない、聞いてない、知らない」と他力本願な言い訳を繰り返していた長女だったが、その後、ショック療法として学習塾の夏期講習に押し込んだことがいいきっかけになったらしく、家でも自発的に勉強するようになった。
おかげで先日行われた学年末試験では、夏休み前にたてた目標点数をかる~く超えてきた。
「夏休みにくまが言ってたとおりだね。1年の間に目標点超えちゃった!調子こいてもいい?」
ま、え~ですけどね。正しく前向きに調子こいてください。
「でもさぁ、志望校の合格可能性はまだ半分も行かないんだよ?これじゃ満足できないっしょ?」
夏休み前は高校受験なんて遠い未来、と思っていたようだけど、いまやかなりリアルな「明日」と感じている風情。



一方。
一昨日、次女を連れて学童保育所から帰宅する途中のこと。

「なんでくまはひな(長女)のテストの点数が悪いと怒るの?なんでじゅじゅ(次女のこと)には言わないの?」

え?俺は点数が悪いって怒ったりしてないよ。間違い方にも良い間違い方と悪い間違い方があるんだよ、って言ってるんだ。

「じゅじゅもテストで悪い点取ってるのに、くま何にも言わないんだもん。」

でもさ、その前に、君は最近テストを俺に見せてないよね?それじゃ怒りようがないでしょ?家に着いたら見せてごらん?

「・・・・うん。」

どうやら、次女は、テストの点数悪いから見せたくない、でもちょっとお姉ちゃんばかりかまってもらってるみたいで妬けるなぁ・けるなぁ・・・と逡巡していた模様。

ごめんな、不器用な父親で。
でも、いいきっかけかもな、これって。

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