Baradomo日誌

ジェンベの話、コラの話、サッカーの話やらよしなしごとを。

2008年に製作した楽器~3.コラ

2009-02-02 | 鳴り物貯蔵庫

西アフリカのマンデ系諸部族のグリオ(ジャリ)が使用するハープのような楽器。
基本的には21弦だが、多いものでは32弦というバケモノのようなものもあるらしい。
本来はカラバシという巨大なひょうたん(直径50センチ前後の球形)を半分に切ったものにウシ・ヤギもしくはレイヨウの皮を張り、丸太を突き刺し、やはり皮製のリングを丸太にはめ、弦を結びつけるものだが、リングの作り方がわからなかったのでペグ式で製作。



2008年に製作した楽器~1.サンバン

2009-02-02 | 鳴り物貯蔵庫
ギニア等のパーカッション・アンサンブルでは、大中小の3本の両面太鼓が1セットになって、ベースラインと言うか、メロディを担う。
それぞれの奏者は、太鼓を横にして片手でバチを持って叩き、もう片方の手で太鼓の上にマウントされたベルをナットなどで叩くが、3者それぞれが違ったリズムを叩くので、3つ合わせて一つのメロディになる。
大きいものはドゥンドゥン、中がサンバン、小はケンケニ。
今回はサンバン(直径30センチほどの両面太鼓)を作製。
本来は丸太をくりぬいて使うが、そんなものないので、桶のような構造で16角柱を作り、リングには太い番線を三重にして使用。
ちなみに、横太鼓の皮はウシ(ジェンベはヤギ)。