シャドウピッチング

活字が好きじゃなかった私も、なぜか文章を書きたくなってきた。これも歳なのか。。。

今日もみなさん、寝ていたのでしょうか。。。。投票率の低下をどうとらえる?

2012年12月16日 22時16分10秒 | もの申す!

景気対策、原発問題、普天間基地、TPP、財政再建、北朝鮮等外交、などなど。。。。。。

この一週間ワイドショーもニュースも、今日の衆議院選挙の話題をこれでもか、とばかりに報道し続けましたが、投票率は前回よりも大きく低下して終わったようです。友人が行った都内の投票所では、今までに見たことのないほど長蛇の列だったそうですが、異例の場所だったのでしょうか?東京は都知事選もあったし。。

自分も今朝投票に行ってきましたが、確かに比例区の投票の時に掲示されている党名の多さには、あらためて考えさせられました。まさに乱立状態。しかも歴史の浅い、党としての柱が確立しているとは思えないような党が多く感じます。この中から選べと言われても確かに難しく、自分も今朝までどうすべきか?決めかねていました。

今日は投票所の外にNHKの腕章をしているおばさんがいまして、、、「お!出口調査だな?」と興味シンシンだったのですが、結局誰にも何も聞くそぶりもなく。いったい何をしていたのやら。。。何時から仕事するとか、決まっていのでしょうか?しかし、投票所は相変わらず空いていました。

 

で、今日の結果。予想通り自民党の圧勝でおわります。良いか悪いかは別として、投票率の低さに、がっかり感は否めません。ただ、その事にびっくりすることはもうないです。以前、森元総理大臣が、選挙1週間前に「無党派層は投票日には寝てていてほしい」と発言したことは有名ですが、そこまで言われても投票率は全く上がらず、森さん率いる自民党の強さは変わりませんでした。結局今回の選挙で、改めて投票率が低ければ自民党が強いということがはっきりしたことになりました。

 

投票に行かなかった人たちは、どのように感じていかないのか?どこに入れても変わらないというあきらめ?沖縄県の投票率が非常に低いのもそのせいでしょうか?埼玉、千葉の投票率が低いのは、、、別に今のままでも困らないし…という、それこそ「無関心」からか??

 

たしかに、投票に行っている私も「白票」と言う表現をしようと思ったことはないですが、投票に行かない=どこも支持しないという事の表現なのか?でもそれでよいのか?やっぱり、どこが強かったとか、あの人が当選した、落選した、ということよりも、『投票率が下がった』と言うことが一番がっかりすることです。昨年、あれだけの震災が有ったことをみんな忘れてしまったのでしょうか?どうやって日本を立ち直らせるか?「がんばろう、日本!」 とか、「絆」とか。その事と政治は別と言うのでしょうか?わかんないです。。。

前回無党派層の支持を民主党が前面に受け戦いましたが、その構図が今回全くなくなり、その無党派層の期待を裏切らなそうな力を感じる政党が誕生し得なかった。そう行った局面での選挙。解散した時点で結果は決まっていたのでしょうね。

 

民主党執行部は責任を取って辞任するのでは?との報道もあります。まあ、いたしかたないでしょう。自民党さんには、なんとか安倍さんには最低でも1年半は総理としてがんばってもらい、景気対策を進めてほしい。それと震災復興。本当にお願いします。

 

民主党が政権を奪還することは非常に難しいかもしれません。一度やらせてみてくださいとお願いし、期待に応えられなかった人に、もう一回はない。国を任せるのですから。  無党派層に対し、強烈に訴えられるようなカリスマリーダーを作ることが、この数年の課題でしょう。橋本さん、石原さん、東国原さん、そして小泉さんを超える人。厳しいな・・・

 

みなさん。なんとか選挙だけは行きましょうよ。でないと、政治家はずーっと「民意なんて目に見えないものを気にする必要はない。特定の人の声だけ聞いておけば当選できる」 と馬鹿にされ続けるだけです。