シャドウピッチング

活字が好きじゃなかった私も、なぜか文章を書きたくなってきた。これも歳なのか。。。

中学3年生の数学の問題難しい

2010年10月02日 21時57分38秒 | 出来事・思うこと
受験生の娘は、北辰テストなど学力診断のためのテストが目白押しです。
父としてはその結果に、「うーん、今回はどんなところで間違えちゃったんだろう」と気になります。


で、この間の土曜日に娘の試験の復習を一緒にやりました。


図形の問題の正答率が悪かったので、一緒に考える。。。。。。。ムムム、、、これは難しい。。。


結果的に解答はわかったのですが、思ったわけです。何で自分はわかったのだろうと。

その問題を過去にやったわけではないです。図形の応用問題って、提示されているヒント(直線の長さや角度)をよりどころに、求められている解答についてどうしたら答えにたどりつくか、まあ一種のなぞなぞ=探偵物語=推理=名探偵コナン。


つまり、数学の知識ではなく、データを活用して、論理的に物事を整理していく事で解答が導き出せる。これには経験が必要ではありますが、その経験は解答できたと言う経験と、同じような問題・もしくはパターンを知っているかどうか、そしてそれを活用・応用できるかによる。と言うことなんでしょうか?


何が言いたいかと言うと、なぜ自分が解けたのかわからないのです。そりゃ人生経験がありますので、同じような問題は解答したことがあるのでしょう。でもそれだけではない。なんなのでしょう・・・・


「ビック・ツリー」と言う本の作者である、東レ研究所特別顧問の佐々木常雄さんは、その著書の中で「数学の試験はある法則があってそれを覚えれば点数は取れる」と言うようなことを書かれていました。(表現が違うかもしれません)佐々木さんはいわゆる文系です。
その方が、数学は簡単と言われている。
法則の習得、論理的な分析能力、そして経験。そんな大変なことを身につけてやっとこさ図形の応用問題が解ける。と言うことなんでしょうか。


また今日会社のある会議で、「研究職は、教科書の知識を持つ人と、参考書の知識を持つ日人と両方いないといけない」と言う話を聴きました。参考書はテストに回答するノウハウが載っている。教科書はテストの点数を上げることが目的ではなく、その物の本質について記載されている。点数を取るのはノウハウでもよいが、新しいものを生み出すためにはその本質を知らないといけない。試験で高得点を取ることも重要ですが、その問題の意味することを一個一個切り開いていくことが大切だとは思います。でも、娘は違和感を覚えたようです。無理もないです。そう言う事はあまり教わらない。私も社会人になってから経験したことです。しばらくはテストで時間内に如何に正解を出すか、と言うことが主目的になるんでしょうね。。。


でも、実際中学3年生の図形の問題、かなり難しいです。ビックリ!!
昨日1問断念したので、週末に再チャレンジします!!