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片山由美子
しぐるるやほのほあげぬは火といはず
11月の小春日も遠のいてこれから厳寒期へと向かってゆく。底冷えのする寒さのましてやこの時雨である。そこで人は火によって暖を取ろうとする。少々体を近づけても温まらない。小さな火ではとてもとても役に立たないのだ。大きな炎を上げる強烈な熱が欲しい。肉体のみならず魂の芯まで温めるそんな炎が欲しいのである。やんま備忘録より:やんま記
片山由美子
しぐるるやほのほあげぬは火といはず
11月の小春日も遠のいてこれから厳寒期へと向かってゆく。底冷えのする寒さのましてやこの時雨である。そこで人は火によって暖を取ろうとする。少々体を近づけても温まらない。小さな火ではとてもとても役に立たないのだ。大きな炎を上げる強烈な熱が欲しい。肉体のみならず魂の芯まで温めるそんな炎が欲しいのである。やんま備忘録より:やんま記
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