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竹藪に住みつく風や冬ざるる:前九疑

2021年12月07日 | 俳句
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竹藪に住みつく風や冬ざるる:前 九疑
冬の雑木林を歩いている。
すっかり葉を落とした木々の間から日光が射し込んで輝いている。
足許には名も知らぬ草がその木漏れ日を浴びている。
冬の散策をしていると蒲公英や蝶々が目に留まる。
彼らは年間存在しているのだ。旬を過ぎた草木も虫たちも懸命に命を紡いでいる。
ぶーーんと冬の蜜蜂の羽音が近付きそして遠のいた。命愛しや。
朝日新聞:朝日俳壇:20211205日所載<遅く起き早く寝る日々冬ざるる:やの字>
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1 コメント

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Unknown (游)
2022-03-02 23:16:18
失礼します。
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竹藪に住みつく風や冬ざるる:前 九疑

<遅く起き早く寝る日々冬ざるる:やの字>

竹薮に水のつぶやき冬ざるる:游


本日の歩数
4444歩

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