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靴下の穴は肌色冷奴 榎丸文弘

2019年08月02日 | 俳句
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榎丸文弘
靴下の穴は肌色冷奴
誰に気兼ねの入らない暮らしである。靴下の穴などどうでもよい。穴から脛の肌色が見える。ふむふむと思うが只それだけの事。今日も極楽暮らしで晩酌には冷や奴である。脂ぎったものも塩分を効かしたものも卒業した。淡泊な冷や奴が己に優しい。小生の場合これに納豆の朝食があれば申し分ない。貧乏な家庭に育ち好き嫌いは無い。お陰様で後期高齢ながら恙無くくらしている。有難や。:読売新聞「読売俳壇」(2018年9月3日)所載。
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1 コメント

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ありがとうございました (榎丸文弘)
2019-08-03 18:15:18
拙句を取り上げて戴きありがとうございました。

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