因みに通常のＭ用タイヤと並べると．．．

試しに一般的なＭシャーシ用のスリックタイヤと並べてみました。実測で直径にして約６mmほど大きいです。当方が６０Ｄタイヤでないとバランスが悪く見えるボディとしてチョイスした様なホイールアーチに余裕があるＭシャーシやボディ以外に間違って装着したら恐らく使えませんね。専用だらけのカップレーサーですが、こんな所にも専用が潜んでいたとは思いもしませんでした。

６０ＤとＭＸ６０の外径差は

片や接着済みの使用中タイヤというハンデはありますが、タミヤの６０Ｄ（ラジアルの方）とカップレーサー用ＭスリックＭＸ６０の外径は測るまでもなく並べてみてほぼ同一なのには驚きました！画像はありませんが６０Ｄの高価なスリックとだと角ばったショルダーの差があるのでしょうか、直径はＭＸ６０の方がごく僅かに大きく、幅も僅かに太いです。表記２５mmだそうですからタミヤは２４mmなのかな？

カップレーサー用ホイールに嵌めてみると．．．

今度は験しにと買ってきたオフセット＋３（ワイドとの互換を前提としたため、他にオフセットは±０と＋６がある）のカップレーサー専用ホイールです。当然ながらピッタリと入りました。でも、やっぱりいく分ホイールの外径が不足してるような感じは残りますね。タイヤの内側の構造からスポンジですが付属のインナーがしっかりと収まり寄ったり固まったりしないためとても均等に収まり好感度高いです。逆に一般のタイヤには存在しない外側の薄いタイヤのヘリをホイール外側に接着せねばならない構造はかなり厄介です。まだ接着してませんが、自由に動く状態でここまで均等に組み上げるのだけでかなり苦労しました。内側のリブが均等にホイールと噛んでいないと外側のリブが浮いてしまい、ホイールに密着しません。かなりコツのいる作業と感じました。これも見方を変えると、今回のように柔らかいコンパウンドの場合、センター部は路面への密着に柔軟に対応し、コーナーでサイドウォールに押しや引っぱりの負荷が掛かってもこの外リブがホイールと密着していればヨレを極限まで押えたシッカリグリップが期待できる構造を狙ったのではと感じます。実際の走行をしていない状況では推測論ですが。

先ず一般的なホイールに嵌めてみた

タイヤの互換性を見るために一般的なホイールに嵌めてみた。とりあえずメッキされてるけど同じＨＰＩさんのＭ用ホイールに嵌めた画がコレ。付いてるように見えるけどやっぱりホイール側の外径が足りずブカブカです。これではタイヤ側の妙な構造からしても一般的なホイールへの装着は無理そうです。

HPIのMX６０ってもしかして！

前から気になっていた形状のミニ用ホイールがありました。何か違和感があるんですよねぇ。フチの形状といいセンターホール付近の造形といい。で、ここのとこ季節が変わりできるだけ安価なタイヤやホイール（これはコレクターか）を必ずホビーショップに足を運ぶと一巡して目を通すようにしています。そんな中、HPIのカップレーサー専用のホイールと対になるタイヤに疑問符。「このＭＸ６０って何ぞや？」。もしかして直径６０mmタイヤかと店頭のタミヤ６０Ｄタイヤと重ねると外形が一緒！？これ６０Ｄタイヤの代わりに使えるかも。でホイールに合わせてみると微妙に内径が大きいように見える。ともかく店頭じゃラチがあかんと１セットだけタイヤとホイールを購入してみました。ホイールは最も安いもので、色付きやメッキより全然安いやつ♪タイヤは何種類か並んでいたけど角ばったショルダーのスリック（夏場用かな？）ではない方、ラウンド系のスリック（Ｍと記載されてるが２６の記載がコンパウンドらしい）をチョイス。インナーが付いてて少しお徳？さてホイールを３mm径のネジで固定するという独自規格のカップレーサー用の足回りの応用はいかに！