後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「インドネシアの美しい風景と驚異的な経済成長」

2024年08月26日 | 日記・エッセイ・コラム
インドネシアは美しい南洋の邦です。風景写真を見ると夢幻のようです。そこで今日はまずインドネシアの風景写真をお送り致します。写真の出典は、『写真素材 - インドネシアの美しい風景、湖の景色、山、丘、滝、村の家』です。

1番目の写真は地方の湖の岸辺にある原住の民族の村の風景です。

2番目の写真は原住の民族の伝統的な家です。湖で漁をする時に使ういろいろな道具をしまっておく小屋が岸辺に建っています。

3番目の写真は夢のように美しい湖の風景です。小舟が人々の生活を暗示しています。

4番目の写真は大都会の美しい夜の風景です。インドネシアの地方には魅了されるような風景がありますが大都会の風景も美しいのです。
さて今日はこのインドネシアの経済成長をご紹介したいと思います。ジャカルタに本部のあるアセアンに関連してご説明いたします。
インドネシアの経済成長はめざましく、2020年度のGDPは世界の192ヶ国)中の16位にななっています。
1位アメリカ、2位中国、3位日本、4位ドイツ、5位イギリスでアジア諸国は以下のようになっています。

6位 インド、10位韓国、16位インドネシア、21位 台湾、26位タイ、32位フィリイン、38位ベトナム、39位シンガポール、40位マレーシア、41位バングラデシュとなっています。
以上のようにイ ンドネシアは南アジアでは1番の経済規模であるばか りでなく 経済成長率も最も高い国の一つとなっています。
この経済成長はアセアンと深い関係があるので以下ではアセアンについて簡単に説明致します。

アセアンは正式には「東南アジア諸国連合」と言います。英語では、 Association of South‐East Asian Nationsと言います。略してASEAN 〈日本語読み:アセアン〉と言います。
このアセアンは、東南アジアの10カ国からなる地域の政府間組織です。政府間協力を促進し、加盟国とアジアの他の国々の間で経済の統合を促進している。ヨーロッパのEU(ヨーロッパ連合)と同じようなものです。
加盟国は10ケ国で以下の通りです。
ブルネイ
カンボジア
インドネシア
ラオス
マレーシア
ミャンマー
フィリピン
シンガポール
タイ
ベトナム

5番目の写真はアセアン加盟国の地図です。地図は色分けされていますが、その意味は、青: ASEAN、紫: ASEAN+3、青緑: ASEAN +6です。
ここでASEAN+3には日本が含まれているので説明します。
ASEAN+3は、ASEAN10ケ国に中国、韓国、日本を加えた組織です。東アジア13ケ国の経済交流を調整役として機能しています。
ASEANは2015年末までに単一市場を確立するアセアン経済共同体(AEC)を創設することによる経済統合を模索して来ました。
1992年1月28日に設立されたASEAN自由貿易圏(AFTA)には、加盟国間の自由な商品の流れを促進するための共通効果特恵関税(CEPT)が含まれていたのです。
次のステップは、単一の市場の実現と競争力のある経済地域をアジアに作ることです。
このアセアンの本部はジャカルタにあるのでインドネシアはアセアンの牽引役をしながらアセアンを賢く利用しながら自国の経済成長をしてきたのです。現在インドネシアのGDPはアセアン加盟10ケ国の中でトップになっています。
ちなみにアセアン10ケ国に中国、日本、韓国を加えた ASEAN+3のGDPの総計は世界一になります。正しく昔の大東亜共栄圏になるのです。大東亜共栄圏を持ち出すのは私の時代錯誤ですが、感無量です。

今日はインドネシアの美しい風景と驚異的な経済成長をお送り致しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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