後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「北海道の日本一、秋サケの遡る川」

2024年07月30日 | 日記・エッセイ・コラム
その川は北海道の東海岸にある標津川です。毎年30万匹の鮭や鱒が遡上することで有名です。中標津町という町に流れているあまり大きくない平凡な川です。
しかしサケやマスの遡上する量は日本一と言われています。
下にその標津川の河口の写真を示します。写真の上の方にはるかに太平洋が写っています。
この写真は2012年9月に撮りました。

上の写真は「サーモン科学館」の高い塔の頂上から撮ったものです。
標津町は鮭漁からの収入で立派な「サーモン科学館」を作りました。
そこには遡上する鮭や鱒を観光客へそのまま見せる魚道があります。標津川から魚道を「サーモン科学館」の中へ導き、そしてその側面をガラスにした施設です。下にその魚道の側面の写真を示します。

お客はその日に海から標津川へ遡上してした鮭や鱒をガラスの向こうに見ることが出来るのです。いろいろな種類の鮭や鱒が大小混じって遡ってくるのです。前日の雨で魚道を流れ下る水が濁っていました。大きな鮭や鱒が勢い良く登ってくる姿には感動しました。
魚道は標津川に直接つながっていて、サーモン科学館の館内へ導き入れてあるのです。河口からその日に遡って来た鮭や鱒がその魚道を通って下の写真のように館内で見ることが出来ます。

よく見ると樺太マスや青サケや鼻曲がり鮭などいろいろな種類の魚が混じっているようです
館内には巨大な水槽があり、鮭や鱒、そしてイトウやチョウザメなどを飼って、展示しています。
下は北海道の湿原にいるマボロシの魚のイトウです。2メートルにもなるそうです。

なおサーモン科学館の庭は広い公園になっていて池には白鳥も遊んでいます。
そして館内には取れたての鮭を売っていて、全国へ発送してくれます。
また館内には立派な和食処があり海鮮を中心にした食事も出来ます。
東北海道に行ったら是非寄るべきスポットとしてお薦めの場所です。
詳しい情報は下のHPに出ています。
~人・サケ・自然の共存を目指した「標津サーモンパーク」~(http://www.shibetsutown.jp/town/machi-3.htmlより)
サケの全てがわかる「サーモン科学館」は平成3年9月にオープンされました。
標津川から人工魚道によりサケを館内に誘導し、上からではなく横から遡上の様子を観察できるほか、ビデオやスライド、模型などによりサケに関するすべてを展示しています。また、ふ化実習室や学習室も充実しており、サケ学習を行うこともできます。
下はこのサーモン科学館の全景です。2012年9月に撮った写真です。


それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

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