後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

神父さんのブログとカトリック聖歌の作曲者、新垣壬敏さんのことなど

2015年07月12日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は日曜日なのでミサに行く日です。そして日曜日の朝には宗教に関する小文を書くことにしています。
しかし宗教にご興味の無い方々はここに添付したランの花の写真をお楽しみ下さい。昨日、三鷹のJマートの花売り場で撮ってきました。この花売り場では花束のラッピングが無料な上、実に多種多様な花を良心的な価格で売っているのです。東八道路に面していて駐車場も広いのでお薦めします。
さて今日は茨城県の修道会の神父さんが書いているブログをご紹介いたします。
もう少し詳しくは、「イエズス・マリアの聖心会」という修道会の神父さまです。
ハワイのモロカイ島でハンセン氏病患者のために尽くし、自らもその病となって帰天したダミアン神父も同じ修道会の会員です。このダミアン神父は聖人に列せられています。この修道会の本部は茨城県の笠間市にあります。
その詳細は、http://www.geocities.jp/sacred_hearts0508/ に出ています。
一般的に神父様はブログを書きません。珍しいのでご紹介します。
そのブログは、「みちあき神父のふぉと日記」、blog.goo.ne.jp/andrew-john と言います。
毎日のように小さい、しかし美しい花の写真を掲載してあります。そして修道会やカトリックのことに関してあれこれ気軽な随筆が書いてあるのです。
読んで行くとほのぼのとした神父さんの穏健なお人柄がしのばれます。心が明るくなります。
一例として2006年3月24 日の日記を以下にご紹介いたします。
明日25日と翌26日は、取手教会の四旬節黙想会として、カトリックの作曲家、新垣壬敏(つぐとし)先生をお迎えします。
新垣先生は、「ごらんよ空の鳥」や「マラナタ」、「キリストはぶどうの木」をはじめ、『典礼聖歌集』や新しい『カトリック典礼聖歌集』の中の数々の聖歌の作曲をされています(いずれもA.T.と書かれた曲)。
白百合女子大学教授で、長年、東京カトリック神学院でも神学生の典礼指導にあたっておられます。ぼくも、1989年から2年間、その神学院在学中、先生にはたいへんお世話になりました。
毎年、司祭叙階を記念して、聖歌を発表されておられてますが、ぼくの叙階式のときにも「イエズス・マリアわがよろこび」を作曲してくださり、今でも歌っていますが、とても感激したのを昨日のように覚えております。(今年の新曲は「恐れることはない」です。)
イエズス・マリアの聖心会ともかかわりが深く、「指なき合掌」という福者ダミアン神父(その後、聖者、)の歌も作曲くださり、『カトリック典礼聖歌集』に入っています。
そんな新垣先生が、明日取手に来てくださことは、本当にうれしいことです。
25日(土)は午後3時から5時頃まで、聖歌と時間があれば朗読の指導をしてくださる予定です(とくに聖週間の聖歌の練習が主になると思います)。
26日(日)はミサ後、午前11時から、先生の典礼音楽についての講話があります。
取手所属の信徒でなくても参加できますので、どうぞ奮ってご参加ください。
写真は、少し前にいただいたクリスマス・ローズ。名前はクリスマスですが、花期は1~4月頃とか。花は下向きに咲いて、色合いも落ち着いていますし、とても控えめな印象ですが、つぼみもまだあり、元気に咲いています。
なお、新垣壬敏先生は、1938年フィリピン・バナイ島イロイロ市生まれ。沖縄県出身。1938年国立音楽大学作曲科卒業。元尚美学園講師、お茶の水女子大学講師。現在、白百合女子大学教授、東京カトリック神学院講師。数多くの合唱曲の作曲家として有名な高田三郎氏の弟子です。===終わり====
ここで紹介されている新垣壬敏さんは1971年に私共が洗礼を受けたカトリック立川教会の脇に住んでいました。ご夫妻で協力して、塚本金明神父様の生活もお世話をしていました。
そして新垣さんの奥様が私の妻の代母になってくれたのです。寒い冬日の洗礼式のあと熱いスープを作って下さったことが忘れられません。
その後、新垣さん夫妻は東京大司教区の本部へ行ってしまい40年以上お会いしていません。
それが、「みちあき神父のふぉと日記」のおかげで再会したような気分になったのです。
何故か人間の絆の不思議さをしみじみと感じています。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)









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