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後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「フランシスコ教皇の旅立ち」

2025年04月24日 | 日記・エッセイ・コラム
フランシスコ教皇が旅立ちました。20日の復活祭のミサの後に旅立ちました。優しい教皇でした。いろいろな反響があります。
今日はこのいろいろな反響をご紹介いたしたいと思います。
アルゼンチン出身のフランシスコ教皇は、2013年に中南米出身者として初めて教皇に選ばれ、2019年には、日本を訪れ、被爆地の広島や長崎でスピーチを行い、核兵器の廃絶を訴えました。現在世界各地の争いに深い憂慮を訴えておられました。 
葬儀にはアメリカのトランプ大統領やフランスのマクロン大統領などが参列する意向を示しているほか、ロイター通信などはウクライナのゼレンスキー大統領も参列する方針だと伝えていて、各国から多くの首脳が集まる見通しです。 

教皇が亡くなったことを受け、ローマ・カトリック教会の枢機卿の1人、菊地功さんがメッセージを発表しました。
菊地さんは、「長崎、広島、東京において多くの方々と出会う中で、世界に向けて核兵器廃絶による平和の確立と、すべてのいのちを守ることの重要性を力強く発信されました」と強調しました。
また、菊地さんがローマを訪問した際、教皇と直接会話を交わしたことを振り返り「権威に基づいて命じるのではなく、耳を傾けともに歩もうとする教皇フランシスコの姿勢に私たちは多くを学びました」と述べ、謝意を示しました。
石破総理大臣は談話を発表し、この中で「深い悲しみを禁じえません。強い発信力をもって環境保護や平和外交の推進などに尽力され、2019年に教皇として38年ぶりとなる訪日を実現されると、広島と長崎を訪問し、平和への力強いメッセージを発信してくださりました」と発表しましました。
大阪・関西万博の会場では、イタリアパビリオンの中にあるバチカンの展示の入り口付近に、22日朝から弔問を受け付ける記帳所が設けられました。
記帳所にはフランシスコ教皇の写真が飾られ、訪れた人たちが教皇の死を悼んでメッセージをつづっています。
 東京 中野区の「イエズス会神学院」は、フランシスコ教皇の出身母体、「イエズス会」の修道院です。22日朝は、教皇が亡くなったことを受けて、アルゼンチン出身でフランシスコ教皇の弟子のホアン・アイダル神父が、ミサを執り行いました。

私もカトリックの一信者としてフランシスコ教皇のご冥福を深くお祈り申し上げます。 

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