後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「マグノリアの花の写真をお楽しみ下さい」

2020年03月14日 | 日記
ここ数日は気温が20度近くまで上がる春の日が続いています。
京王フローラルガーデンのマグノリアも満開になったと思い昨日行って鑑賞して来ました。
マグノリアは西洋モクレンの総称で色とりどりの花が咲いています。
京王フローラルガーデンには多数の種類のマグノリアがあることで有名な花園です。
昨日撮って来た写真をお送りいたします。お楽しみ下さい。









京王フローラルガーデンへは新宿駅から京王線に乗り調布駅で乗り換え次ぎの「京王多摩川駅」で下車すると駅前にあります。新宿から25分位です。詳しくは、http://www.keio-ange.info/ をご覧下さい。
このような花を見に行ったのは連載記事を書いて私の心が疲れたからです。
ここ数日、西洋の暗黒の歴史を書いて疲れ暗い気持ちになったのです。
連載記事は次のようなものです。
ヨーロッパ文化の闇(1)ユダヤ人排除と殺戮はヨーロッパの伝統文化
ヨーロッパ文化の闇(2)ハプスブルグ家の異常な領土欲と近親結婚の悲劇
ヨーロッパ文化の闇(3)ドイツを荒廃させた30年戦争とドイツの思い出
ヨーロッパ文化の闇(4)ドイツ騎士団が武力で異教徒をキリスト教へ改宗させる
そして次は以下のものを書く予定です。
ヨーロッパ文化の闇(5)1000万人もの奴隷貿易と広大な植民地

この連載は西洋の中世の歴史が主です。キリスト教の西洋がキリストの教えに反する事をした歴史的事実を「ヨーロッパ文化の闇」として列挙したのです。
私の意図は読者の皆様に考えて頂きたい問題を提起したかったのです。
それは仏教国日本がお釈迦さまの教えに反する事をした歴史的事実を考えて頂きたいのです。
例えばハプスブルグ家の問題は平安時代の天皇の任免権まで左右した藤原家に似ています。
ドイツを荒廃させた30年戦争は応仁の乱によく似ているのです。
ドイツ騎士団に見るローマ法王と領主たちの癒着は高野山や比叡山の佛教勢力と京都の権力者との関係に似ています。
すなわち「ヨーロッパ文化の闇」は「日本文化の闇」とよく似ているのです。
似ているのは歴史や文化の闇は同じ人間の心から発するからです。
そうです。私は人間の心の闇を明快にしたかったのです。
賢明な読者はこの私の意図を理解してくれました。そして「ヨーロッパ文化の闇」は「人間の心の闇」ではないかというコメントを送って下さったのです。この慧眼に感服します。
そんな訳ですので、これからもよろしくお願いいたします。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)