今日は風邪気味で午前中は寝たり、起きたりしていました。ミサへ行かなかったので、そんな時は片岡弥吉著「長崎の殉教者」と「踏絵ー禁教の歴史ー」を読みかえしています。
キリシタンの歴史書でもありますが、卓越した郷土史家として客観的な文章で長崎の歴史を淡々と描いています。
随分、昔にこの「長崎の殉教者」を読んで感動し、片岡氏へ手紙を送ったことがありました。丁寧な文章の返事が来ました。
片岡弥吉氏の書いた本は、http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E7%89%87%E5%B2%A1%E5%BC%A5%E5%90%89&tag=yahhyd-22&index=stripbooks&jp-ad-ap=0&hvadid=6841747588&ref=pd_sl_4fxsyctxjd_b で購入出来ます。
片岡氏は1980年に亡くなり、著書も絶版になっているものが多いようです。しかし読んだ人がもっと多くの人に読んで貰いたいと思うらしく中古本もネットで購入出来ます。更に死後20年経過した2010年に、片岡弥吉全集1.日本キリシタン殉教史 智書房 2010.5、※全5巻予定で年1冊刊が発刊されています。
以下にWIkipedeaの「片岡弥吉」の項目の資料をご紹介いたします。
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片岡 弥吉(かたおか やきち、1908年1月12日 - 1980年2月21日)は、日本史学者。
長崎県生まれ。日本大学卒。主として長崎の歴史、キリシタン研究で知られる。1964年『浦上四番崩れ』で日本エッセイストクラブ賞受賞。1951年純心女子短期大学助教授、後に教授、副学長。
著書
高山右近 大夫長房伝 カトリック中央書院 1936
信仰に輝く日本婦人達 きりしたん文化研究所 1941.10/ 復刻:大空社 1995
少年少女のための日本キリシタン物語 中央出版社 1948.12
聖フランシスコ・ザビエル物語 新太陽社 1949.5/ 復刻:長崎純心大学 1999
永井隆の生涯 中央出版社 1952
長崎の殉教者 角川書店(角川新書) 1957/ 改訂版.角川選書 1970
日本キリシタン物語 中央出版社(少年少女文庫) 1958
浦上四番崩れー明治政府のキリシタン弾圧 筑摩書房 1963/ ちくま文庫 1996
高山右近 高山右近列福運動本部 1964
河浦町郷土史 第4輯 天草学林とアルメイダ 河浦町教育委員会 1964/ 新版1984、小冊子
かくれキリシタン 歴史と民俗 日本放送出版協会(NHKブックス) 1967
雲仙・天草 外山三郎共著 講談社(原色写真文庫) 1968
踏絵 禁教の歴史 日本放送出版協会(NHKブックス) 1969
近世の地下信仰 かくれキリシタン・かくれ題目・かくれ念仏
圭室文雄・小栗純子共著、 評論社[日本人の行動と思想] 1974
ある明治の福祉像 ド・ロ神父の生涯 日本放送出版協会(NHKブックス) 1977.1
日本キリシタン殉教史 時事通信社 1979.12
片岡弥吉全集1.日本キリシタン殉教史 智書房 2010.5、※全5巻予定で年1冊刊
長崎のキリシタン 聖母の騎士社 (聖母文庫) 1989.5
長崎のキリシタン使徒たち 純心女子短期大学 1991.4