①引用図は8月12日16時までの全国観測地点日最高気温分布図です。気象庁HPより引用。
②8月12日9時の天気図 気象庁HPより引用
③8月12日9時の気象庁AUPQ78図 日本気象予報士会HPより引用
③8月12日9時の気象庁AUPQ35図 日本気象予報士会HPより引用
④8月12日9時の気象庁AUPA20図(200hpa東圧面の位置を示します。圏界面付近です。)日本気象予報士会HPより引用
連日、東北地方より南の各地域では、灼熱ともいえるような猛烈な暑さが続いています。
予間無し県内でも、県内全般的に猛暑が続き、甲府では、12日の最高気温が39・1℃と、6日連続猛暑日となってしまいました。
12日の県内各観測地点の最高気温は以下の通りです。
甲府 39・1℃
勝沼 38・6℃
古関 38・1℃
韮崎 37・1℃
切石 36・3℃
南部 35・7℃
大月 34・8℃
大泉 34・7℃
河口湖 32・5℃
山中 31・2℃
引用図②③④より、本州付近(特に東北地方より南側)では、地上から圏界面(高度およそ12400m)まで勢力を広げる高気圧がデンと居座っております。これは、上空5500m付近までは、太平洋高気圧、その上側上層ではチベット高気圧ということになりますが、こういう、太平洋高気圧の上側にチベット高気圧が重なっている状態は先週中旬から続いており、少なくとも、今週一杯までこの状態は続く予想です。
特に、太平洋高気圧とチベット高気圧とが重なり合って、太平洋高気圧がより背の高い状態が続きますと、地表付近には熱が滞留してしまい、県内全般的に日中、より高温になりやすく、盆地地域など、夜間も気温が下がりにくく、熱帯夜も発生してしまうのが特徴です。
甲府では、9日から最低気温が25℃以上となる熱帯夜が続いていて、最低気温は、
9日・・・・・26・1℃
10日・・・・・25・8℃
11日・・・・・27・4℃
12日・・・・・25・2℃
と、東京など大都会顔負けの、寝苦しい夜が続いています。
まだまだ猛烈な暑さが続きそうです。熱中症には充分に注意をなさってください!!