フランス人観察記録

日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

いよいよやってきたこの人!!

2012年04月05日 | パリ13区

この人がいよいよやってくることになった。帰国を前にパリからやってきた友人と御主人と三人と言うことだった。 

三人となると部屋はふすまを隔てて二人と一人ということになるのだが、それでもいいということで了承してくれた。そして到着日は御主人の誕生日なので、何かサプライズをとのリクエストがあった。

そこで誕生日のケーキを用意しちょっとした演出もした。(電気を消して、違う部屋から持ってきた)また日本らしく鯛の塩釜を出したら、大変好評で三人とも箸が進んでいたようでほっとした。

イチゴのデコレーションケーキは日本では誕生日やクリスマスのケーキとしてお馴染だが、フランスにはない。フルーツのタルトやチョコレートのケーキなんかが多い。何よりハウスのイチゴ栽培がないせいか、季節外れのフルーツのケーキはありえないらしく、クリスマスに「イチゴのショートケーキ」のポスターを見たフランス人が「日本ではこの季節にイチゴがあるの?」と驚いていたことがあった

それで初めて、ハウスもので当たり前のように季節外れのフルーツを食べていることに気がついた私だった。

 

たくさんの友人(若い二人カトリーヌ夫妻カナダ人カップル図書館マダム)を送りこんでくれた彼女、来る前には「皆あなたのところへ行くと満足したととても喜んでいる。ぜひとも会いたい」とのことだった。 

そして、カトリーヌからのお土産を言付かったと持ってきてくれた。わざわざカトリーヌは奈良に行くと聞いてベルニ宅に私を驚かせるプレゼントを送って届けてもらい、喜ばそうと考えたようだ。 

聞けば一緒に来た彼女の友人はロストバゲッジに遭い、着替えがなくベルニに借りているということだった。そのせいかちょっと元気がない。 

 

でもフランス人にしては大柄なベルニ、友人も大柄でサイズはジーンズも含めてぴったりだったのは、不幸中の幸いであったと話していた。 

初めて会ったベルニの印象はさばさばとして、大変男性的?な感じのする女性で、かたや友人は大柄だが、話し方などは独身のせいか?非常に色っぽく女らしく、遠慮がちにものをいう。 

御主人はいかにもビジネスマンと言った感じのする人で、今回も広島などは三人一緒だったが、我が家で三泊したのち、仕事で先に東京に戻るとのこと。女性二人はうちでもう一泊、さらにそのあとは高野山へ行ってから戻る予定だった。

ベルニ夫妻は一通り日本を旅行しているので、行動に無駄がない。奈良では東大寺や春日大社に加えて、阿修羅像を見ることは外せないとのこと。

しかしながら奈良より京都に見どころが多いこともよく知っているので、確か午前中は嵐山、午後は奈良という強行?スケジュールを組んでいた。

 もちろん後の三日間は定番の金閣寺、竜安寺、大徳寺、別の日は銀閣寺、哲学の道、南禅寺に清水寺、三十三間堂、宇治もお気に入りで観光コースに入れていた。 

初めての来日では奈良から京都への往復にも時間を取られるので、うまく日程をこなせない人いるが、例えば嵐山への移動なども御主人がうまくガイドしてくれて難なく乗り場も分かり、時間のロスがなくスムーズにこなせていたようだ。

友人が外国に滞在している間にその国を訪れるというのは、限られた滞在時間をうまく使えることもあり、この夫妻が日本滞在中にたくさんの友人が訪れたのだった。

 

 

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