ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

序の口

2005-06-14 00:33:51 | 日記
実習初日覚書。

 最初は高校の空気吸うだけで緊張した。教室の空気はさらに緊張した。先生の授業を見学するだけだったのに、ちょっと自己紹介するだけだったのに、胃が痛くなった。なんだろう、こんなに濃い空気の中で生きてたっけ? ぜんぜん忘れてた。こんな特殊な空間で3年間過ごしたのか。
 それにしても、所在ない。授業がないとひまひまひーま。他のみんなもそれぞればらばらだし。職員室の真ん中に机があるからどうも居心地よくないし。一日が果てしなく長い。結局、ずっと授業案を練っていた。飽きた。実習生同士の交流なんて夢のまた夢なのか。2週間孤独の日々なのか。
 担任のクラスになじもうとがんばろうかとおもったけれど、そういえばそういうのどうでもよかった気がするなぁ在学中、とおもったら途端になえた。やつらにとって、実習生なんてただの年中行事なんだから、スルーしてくれればよろし。絆とかいらない。先生も「まあ、コミュニケーション取っても取らなくてもご自由に」という超放任主義なので、お言葉に甘えることにしよう。うしうし。


 海洋堂のこと。

 順調にかぶりつつ数が着々と増えていく。この増え方は半端じゃない。実習とかぶったのがよくなかった。まあ、現実逃避の買い物としては安いもんか。
 それにしても、右がヤマメ、左がアマゴ(写真参照)。赤い点々があるかなきかの違い。いくらなんでも手を抜きすぎじゃないかなぁ、とおもうのだが。
 関係ないけど、ヤマメは山女、アマゴは天魚。魚とか鳥とかの漢字表記のとてつもない素敵さに気づくのもこのフィギュアシリーズの醍醐味だ(そうなのか?)。
 さて、かぶるものが増えてくると、個体差を楽しむという上級者の楽しみが生まれてきた。色塗った人のこととか考えてみる。同じもののはずなのに、微妙にお気に入りとそうでないのとがある。不思議である。ほんのちょっとの差なのだが。