ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

うみました。

2011-04-19 00:46:21 | 日記
 4月4日に男の子産みました。2992グラム。なんやかやでちょっと子の入院がのびたりしたけど、おおむね母子ともに元気です。

 病院到着から48時間かかった。わたしも大変だったけど、陣痛室から分娩台までつきそった夫の方が多分大変だった。わたしは或る意味正気じゃないけど、夫はシラフのままだもん。わたしが獣化しなかったのは夫の優しさのおかげ。他の男じゃこうはいかなかっただろう。たぶん、いろんなことにイライラして、「もういてくれなくていいから!」となったとおもう。すっかり惚れなおしちゃって、実家に戻って毎日顔見れないのがさみしくて仕方ない。わたしはひたすら気持ちが重たくなってしまうから、好きになりすぎるのは不安だった。この夫なら、きっと大丈夫とは思うけれど。
 子どもより夫が好きっていうのは、幸せなこと。子どもはいつか手を離れていくけど、そのあとふたたび夫と二人になれることを楽しみに思える。

 夜中に子と一緒になって泣いちゃうような日もある新米カアチャンだけど、これからずっと、子が大きくなるまでがんばっていきたい。
 同時に、物書きも。子のカアチャンであるだけで満足せずに、何者かでありたい。某新人賞、最終一歩手前まで通ってた。次はせめて最終まで残って、作家先生に選評書いてもらいたい。がんばろう。子を言い訳にしない自分であろう。