ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

涙の数だけ、確認をする

2005-06-03 00:58:58 | 日記
 人の心に何かを残したかった。人の心に残る何かを作りたかった。傷とか痛みとか、そういう形じゃなくて。きらきらひかる、いつでもそっと取り出して、こっそり思い出す、そういう大切な風景みたいなものを。わたしの中にも、いくつもある、幸福な欠片。わたしも作り出したいとおもった。そうやって誰かとつながりたかった。だからわたしは小説家になりたいのだ。