ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

桜にあやかりたい。

2008-03-31 00:50:29 | 日記
 雨の中、ゆうゆう窓口に出向いて、配達記録郵便で出してきたよ。
 最後はもう見切り発車というか、やっつけというか、そんな風になってしまった。集中力の持続のさせ方がむずかしい。完成なんて、するわけないものな。それを、締め切りによってむりやり区切りをつけている感じ。

 満開になってまもなく降った雨だから、花を散らすことはないようだった。雨に打たれてもびくともしない、今年の桜は頑丈だなぁ、とおもいながら眺めた。

春の心は

2008-03-28 00:56:27 | 日記
 推敲するうちに、どんどん方向性がかわってくる。なにやってんだい、どこへ行くんだい。
 キリがないので、もういい加減見切りをつけようとおもう。まったく、手に負えないよ。
 どうしたらうまく書けるだろうか(根本的な疑問)。

 でも、毎日そんなことばっかり考えていてもあきないのだから、やっぱり好きなのだろう。
 ものになれば万々歳だが、ものにならないとしても、一生大事にしよう。そんな自分を。

歩みを止めない。

2008-03-04 01:14:09 | 日記
 と、いうわけでモキュモキュ新しいの書き始める。
 ちゃんと設計図を引いてから! とおもってた割には、またしてもノープランでいきなり書き始めた。だって、やっぱり書いてみないとよくわからないんだもの……。
 ずっと書いていたものを書き継ぐのとはまた違う、新しいものを書き出す体力。とりあえず、通勤途中の満員電車の中で妄想していた場面から書いてみたら、案外すんなりはじめられました。まあ、この場面が冒頭にふさわしいかはわからないので、また前作のように、前に前に書き足すようになるかも。まあ、いや。とりあえず、書こう。考えるより書くことだ。
 たのしい。

 設計図はともかく、枚数は意識して書く(目標)。いちおう投稿先として考えてる文藝春秋社のアレは、枚数アバウトなほかの賞と違って「百枚前後」とかなりピンポントなので、その辺にうまく着地できるように。
 というか、賞のレベルがあきらかに高すぎるんだけど(芥川一直線のイメージ)、そんなの考えてる場合じゃないので、とにかく書く、量を書く、という方針です。締め切りは六月。
 ついでに、その次は十月締め切りの角川のアレかな。昨年締め切りの最終候補作が載ってる野性時代3月号買っちゃったぜ……読んでないけど……。雑誌で小説読むのが苦手なんだよなぁ。
 皮算用。

無理矢理最後の一歩。忘れないうちに反省点列挙。

2008-03-03 01:09:26 | 日記
 とりあえず、最初から最後まで書き終わったよ。
 プリンタが実家にしかないので、わざわざ実家でプリントアウトしてみた。諸事情でじぶんちにいられなくなったので、完成前に実家に移動→実家で書き上げるという感じで、かなりわたわただったけど。おかげで、最後の部分のバックアップ取るのを忘れたんだけど。まあ、紙媒体になってれば安心というものだ。後で泣きながらタイプしなおすさ。
 これで一週間くらい寝かせて、その後今月いっぱいかけて推敲という感じだな。ふぅ。
 全部で200枚くらい。微妙な枚数。終わることしか考えてなかったからな。次は、きちんとどのくらいの枚数になるかとか、考えながらかけるといいね。そもそも、きちんと設計図を引いてから書けるようにならないとな。いけませんな。
 あと、語彙が足りません。語彙を増やすにはどうしたらいいだろう。
 文章力も足りません。気づくと同じような言い回しばっかりだ。
 お話の転がし方も、引き出しがすくなすぐる。
 つまり、筆力が足りません。アチャー。まあ、それを具体的に自覚できただけでもよいでしょう。
 足りない部分が見えてくると、人の小説読んだとき、目が行く場所がかわります。

 これだけいろいろ足りなくても、書いている日々は楽しかった。つらかったけど、それよりもなお、楽しかった。これはいい発見です。わたしはやっぱりそういう子だったようです。安心した。

 さて、間髪いれずに、次のお話について考えよう。ここ何日か、むしろそっちのことばっかり考えていたから。あまり頭の中だけでこねこねしすぎると飽きてしまうので、さっさと文字にしてしまうに限る。とにかく量を書くことだ。考えるよりとにかく書くことだ。

あと一歩前へ。

2008-03-02 13:23:49 | 日記
 あと一場面書いたらお話を閉じられる、というところまで漕ぎ付けたよ。もう一押し。もう一押し。
 とにかく書き終わることがこの作品のテーマなので、なんとか終わりが見えてきたのが嬉しい。ならさっさと書けよ、という感じなんだけど、なんで小説書くのって、こんなにしんどいのだろうね。どうにも集中力が持続しませんよ。なんという力の必要な作業なんだろう。
 世間でやたら評判の、「私の男」を読んだのだけど、これ書くのにどれだけ体力がいるだろう、と考えるだけで、プロの作家すげーよって感じ。本当に、力技で、ごりごり道を作って前に進むというようなイメージです。小説を書くということは。わたしは力が足りないので、楽な方にしか進んでいけない。本当は、ものすごく硬い岩盤とかをごりっと突き破った先にすばらしい物語があるのだろうなぁ。
 読者は無意識に、そこに使われた労力の多寡を読み取って、おもいを馳せて、この小説はいい小説だなぁって判じたりしてるんではないかなぁ、と最近おもう。力作ってやつ。力がほしいです。
 今日中に最後までこぎつけていったんプリントアウトした後、一週間くらい寝かせて来週の週末あたりから推敲に取り掛かる、という計画だったけれど、ぎりぎりだなぁ。微妙だなぁ。今日中に最後までいけるだろうか。行きたいものだ。無理やりにでも行ってみせるぜ。