ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

あたらしくしなければ。

2009-03-07 23:09:07 | 日記
 なんかうまくできないなぁ。ぜんぜんできない。

 引っ越しの段取りを、ぼんやりと、決まったとこから決めていったら、すっかりだめだめなスケジューリングになってしまった。つか、世の社会人はいったいどうやってうまく引っ越しているの? 結局、親と彼氏殿の手を借りまくることに。情けない。すごく情けない。
 先延ばしにするのがどうしても落ち着かなくて、3月中旬の方が安いですという引っ越し屋の口車に乗っかって、決めてみたら次の日は友達の結婚式だよ。大丈夫なのか。結婚式の準備も完全でないというのに。着ていく服がそろわない。あした買いにいかないと。引っ越しまで一週間しかないのに。明日はハウスクリーニングもお願いしているというのに。やることがほかにもたくさんあるんだ。引っ越し、もっと余裕のある日程にすればよかったのに。でも、彼氏殿があっさり引っ越して一人暮らしをはじめてしまったから、なんか落ち着かなくなってしまった。どうにも、どうしても。わたしは彼氏殿をわずらわせっぱなしであるのに、彼はわたしの手など一つも借りずにひらりと実家を出た。のを見て、ああ、わたしはひとりになったのだな、と、元彼と別れた時以上に感じたのであった。わたしがいてもいなくても、まわる世界である。
 ならいっそ、いなくなることをゆるしてくれればいいのに。
 仕事場になかなかなじめない。というか、なじめない状態のままなじんでしまったので身動きが取れない。
 引っ越しの準備もまともにできない。
 お互い一人暮らしをするということに決めてから、彼氏殿との距離をはかりそこねてうまくしゃべれない。
 笑ってしまうくらい情緒不安定だ。夜ごはんを食べたあとでも、会社に行く前でも、不安とかストレスとか感じると、ものを食べて吐いての方向に走るから、近所のコンビニでは顔を覚えられてしまったのではないかと不安で、買い物のたびにおそろしい。でも、やめられない。両手にお菓子を抱えて帰る時の悲しさと安堵とか。さすがに体重が増えてきた。増えたらそれがまたストレス源になるという、どうしようもないサイクル。
 引っ越して気分を新しくしたら大丈夫、と言い聞かせてかろうじて持たせてはいるものの。これでだめなら、もう逃げ道がない。住民票も移すし、もう帰る場所もなくなる。
 人生は、道がなくて、地平線は遠くて、見渡す限り目標になりそうなものはなにもなくて、でも歩かなければいけなくて。途方に暮れる。本当に途方に暮れる。そうやってまた深夜のコンビニでお菓子とお菓子とお菓子とお菓子を買いこむ。