ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

うつらうつら。

2009-02-24 20:44:46 | 日記
 ずっと、自分の状態が失恋中から更新されてないのじゃないか。

 長かったから。失うのにも時間がかかるのか。

 一人でいると、ふと、おもうのである。

 日の光に自分一人の形をさらしてみると、びっくりするほど、わたしは現在進行形で、前の恋を失っている最中なのであった。
 半年以上経った、という気分は全然なくて、それはいつまでもついこの間の範疇の出来事で。
 だからといって、引きずるというのとはたぶん全然違う。
 ほんとうに、時間をかけて、ゆっくり、薄れさせていっているところ。

 たぶん、だからなのだとおもう。
 よいところばかり思い出して恋しい。
 決定的に遠いから、安心して、のんびり、恋しがることができる。
 空気のようにおもっていた。一緒に暮らせるとおもっていた。また、春から一人で住む家を決めたけれど。やっぱり二人で暮らしてみたかったとしみじみおもう。ただ、おもう。のだった。
 春だ。