ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

友人がしあわせだととてもうれしい。

2008-04-27 01:10:48 | 日記
 ダーリンがきている。
 彼と、ついでに友人一人を伴って、共通の友人である美人人妻の新居訪問。
 好きな人と家族として一緒に暮らせることとか、子供のあまりのかわいらしさとか、友人のはじまったばかりの恋のまぶしさとか、から、自分があまりにも遠く隔たっていることに愕然とする。人妻になった彼女の結婚生活は絵に描いたように円満で、子供は絵から飛び出てきたかのようにかわいい。友人は彼女専用のケータイを持っていて、わたしが見てる間だけでも、何度も電話やらメールやらでやりとりしていた。学校で毎日会うらしいのに、さらにその連絡頻度かよ、と未知の世界にびっくりする。そんな人類がおったのか。
 好きな人は電話の向こう側にしか存在しえないような気になっていた。わたしは異端だったのだ。忘れていた。
 もちろん、二人にはいろいろな困難があり、努力があるのだとおもう。ただ外から眺めてうらやましいとだけおもうのは、失礼なことだと思う。それはわかる。わかるけど、うらやましい。まぶしい。友達が幸せなのは、とてもうれしい。とてもうれしくて、泣きたくなった。
 家に帰って泣いた。で、吐いた。自分の現状と、今日見たまぶしさの、距離が、胃に直撃した。
 GWだから、ダーリンがきている。でも、わたしは、GWが終わったら次はいつ会えるのだろうということしか考えられない。今、一緒にいるのに。また会えなくなるということしか考えられない。
 かなしい。とてもつかれた。
 わたしにもいつかそんなしあわせがおとずれるだろうか。
 もう、こない気がするなぁ。

そんなそぶりは微塵も見せずに。

2008-04-21 00:09:22 | 日記
 やっとフィクションに言葉が振り向けられるように。ここ何日か、感情が言葉になる前にだらだら泣いちゃって大変だった。とてもじゃないが、嘘の言葉を並べられる状態ではなかった。まったく、よわっちい。
 次にとりかからなきゃーと思う。考えるのは楽しいこと。書くことはつらいこと。

 今日会った元職場の同僚に、またもケンカだよ~などと軽く言ってみたところ、前もそんなこと言ってたとか言われる。年に何度かしか会わない子にそういう風に言われるとは。どんだけ。しかし、他人に話すと本当に、取るに足りないことのように思える。
 女友達との距離のとり方がよくわからなくなっている。彼女たちは大好きなのに、テンプレ通りみたいな会話しかできないよ。しかし、テンプレでない会話って一体どんなもの。
 思春期の頃、ちょっと今考えるとおそろしくなるくらい、べったりとしていた親友がいて、あれを基準にしているから、すべてがおかしくなるのだ。でも、友情の基準、あの頃に作ってしまったしなぁ。
 なんかもう、コミュニケーション不全。誰にもほんとの言葉でしゃべれない気がします。しかし、ほんとの言葉という概念自体が、カッコ笑いつけたい感じかもしれません。ほんとの言葉(笑)。ほんとの自分(笑)。
 だから、いっそ嘘の物語を書くのですよ。そっちの方が、むしろ本当になったりする。と信じている。
 本当はみんな、ほんとの言葉がほしいのだろう。ほんとの自分を信じているのだろう。そんなそぶりは微塵も見せずに。でも、本や音楽の中にこっそりそれを探している。わたしはそんな風に見つけられたい。見つけられて、出会いたい。そんなそぶりは微塵も見せずに、誰ともわからぬ相手と、わかり合いたい。

だるい。

2008-04-19 13:40:36 | 日記
 問題はどうにか収束しました。
 解決はしないです。それは永遠です。
 でもとりあえず収束。それでいい。あのままじゃ本も読めない。ニコニコすら受け付けなくなった自分にびっくりした。こわかった。

 空がいい青です。
 死ぬ前になんとかなってよかった。
 死ぬなら猫に見届けてもらおうとか混乱したあたまで考えていました。
 生きるのはこわいことだ。死ぬ勇気と生きる勇気はどちらもたくさん必要。

風が吹いても痛い。

2008-04-18 00:07:33 | 日記
 なんか胃がおかしい。
 皮フが世界に過敏。
 時間の流れが変になる。
 だからイヤなんだ。平穏がいちばんだ。
 考えるのに大事な部分は、すっかり麻痺して、よくわからない。
 こんな場所に書いてる場合じゃない。
 ミクシぶっちぎっといて本当によかった。自分何書くかわからない。おそろしい子。
 書きながら感情を探す。
 持ち歩くノートに走り書いた言葉は、もはや誰にもお見せできない。
 死にたいけれど、このノートその他を処分してからでなければとてもじゃないが死ねない。
 生きるモチベーションってなんなんだ、と普段から考える。人生のニンジン問題。特に素敵なわけでもないし、やめたっていいじゃない。じっと手を見る。こんな日に仕事がヒマなのは酷だ。でも雨を見ると落ち着く。

 でも、こんな場所に書いてるわりには、リアルでは誰にも愚痴ってないぞ。職場ではいつもの、子。世間の人はみんなそんな風に見える。だから案外、世界はまわっていくのだ。平気なように見えるのだ。でもきっと内実は、みんなぜんぜん平気じゃないのだろう。わたしは、ぜんぜん平気じゃない。平気じゃないぞ。平気な、ふりを、しているだけだ。でも、それを平気って言うのかな、かな。
 すげぇよ、わたしはこんななのに、世界はいつも通りなんだぜ。驚愕。落胆。安堵。

好転か、麻痺か。

2008-04-16 23:51:26 | 日記
 ケンカ。ケンカ?
 意見の行き違いはたまに表面化する。それで、次の日いつもの時間にメールこなかったら、「ああ、ケンカ状態なんだな」とおもう。連絡やめたら、おしまいだからな。わたしからは一度メールしてみたが、返ってこないから、これは向こうの事情だろう、とおもうことにする。俺悪くない。このまま永遠に音信不通となっても、俺のせいじゃない。自分のせいじゃなければ、もうなんでもいいや。
 連絡不通になると、そりゃ落ち込むんだけど、だんだんそっから立ち直る速度が早くなっているかも。なんか、今日元気だったんだけど。このまま永遠に音信不通となったら、結婚待機状態を解除して、まずはなりふりかまわず正社員に復帰し、安定収入を確保し、パラサイトをやめて再び一人暮らしをしよう、あれもしてこれもして楽しく過ごそう、いっそ瞬間最高美人になってフィッシングをしてみようか! 一回くらいはモテてみてーな! など。くるくる考えていました。春の空気を吸うと、新しいことしたくなるんだよね。
 あしたになったら、またぜんぜん違うこと考えてるかもしれないけどな。情緒不安定には定評がある。でも、うそというわけでもないだろう。こういうこと考えてる自分がいることも事実。なってみなければわからないものだ。こんなに心楽しい自分が自分の中にいるとは。目から鱗。

 それにしても、今日はそんな上昇気流にのった気分にひっぱられて、新しいメガネは買うわ、やたらリアルなキリンさんのネックレス買うわ、服買うわ、あまりにも予想外の出費で、笑ってしまうわ。

あなぐらに戻る。

2008-04-15 23:51:55 | 日記
 とっさにミクシをぶっちぎった。急にいなくなったので、マイミクのみなさんは何事かと思われたかもしれない。まあ、リアルの友人ばっかりなんで、お問い合わせがあったら適当になんか言えばいいか。
 切れると、いろいろ書きすぎるので困る。あんな、知り合いばっかりの場所なのに。書いた後で、読み返して、これはあんまりだとおもって、いっそのこととおもい、アカウントごと消滅させてしまいました。なにがいっそなのだか。でも、そんな気分は前からあった。
 ここを誰が見ているのがぜんぜん把握してないけど、把握してないから何書いてもいいとおもってる。意外な人がみてたらどうしような。だめだこいつ早くなんとかしないと、とおもったら、そっとPCを閉じてほしい。わたしはすでに手遅れです。
 とにかく、感情は、もつれたら全部書けばいいとおもってる。愚か者なのです。

 ここがサイハテだろう、と、おもっていた場所は実は上げ底で、感情は、自分のものなのに自分のものではないみたいに、次から次へと、手を変え品を変え、やってくる。沸いてくるというか、降ってくるというか。未知の感情だらけ。感情の荒野をどんどんずんずん歩いてしまってるみたいだ。地図がない。ここはどこだ。
 仕事中になみだ目になって、「花粉症なのです」と言い訳できる季節もそろそろ過ぎてしまうのだから、ちょっと自分を取り戻さないと。だめだよ。なんでこんなに、次から次へとかなしいのだ。

忘れない。

2008-04-14 23:35:52 | 日記
 お互いを削るようなケンカは何度も何度もあるから、傾向と対策はほぼ完璧につかめている。一時の気の迷いで早まってはいけないことも知っている。
 しかし、今回の「だめかもしれないなぁ」という気持ちは、なんか本物チック。別れてやる! という熱量を伴わないあたりにリアリティがあります。ああ、ほんとうに、だめなのかもしれないなぁ。10年付き合ったって、縁ってやつは、ないところにはないのかもしれない。でも、よくわからないので、とりあえずほうっておきます。一人で考えてもわからないことはわからないから。ただ、この先一人で生きていくにはなにが必要か、いままでこわくて考えなかったことを徐々に考え始めようとおもいます。
 ぷつり、と、何かが、切れた音が聞こえた。それでもどうにか関係を存続させてきた5年前の私や、3年前の私には悪いけれど。もうだめかもしれんよ。少なくとも、過去わたしが夢見てきたような場所には、きっと行けないね。ごめんね。
 半年後のわたしは、どこにいるのか。一年後のわたしは。十年後のわたしは。
 一緒になれば、幸せになれるとおもっていたけれど、一緒になれないことと、一緒になったのに幸せになれないことと、なんだかどっちもどっちって感じだね。
 幸せになるためにしてきた努力。ゴールの見えないマラソンみたいな日々。報われたかったけど、やってきたことすべてが報われるような甘いせかいではないものね。
 同じことをぐるぐるぐるぐるぐるぐる考えるのがにんげんだ。結局いつまで経ってもここから出られないなぁ。

 かなしいときは、とりあえず文章を書く。同じような文章ばかりでも、とりあえず書く。いつも同じことを書いてることに、気づくだけでも大事なことだ。