ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

とめどなく現実逃避(また「耳をすませば」見ちゃった)

2005-06-07 01:31:28 | 日記
 指導案作りでてんてこ舞い。明日の面接とか、もはやどうでもいい。どうせ落ちるしさ。

 今日は、そんなわたしを見かねて、両親が動物園に連れてってくれた。というか、わたしはすっかり水族館に行くつもりでルンルン車に乗り込んだのに、気がついたら多摩にいたのさ。ややだまされ感。
 それにしても、動物はよいね。最近、動いてる生き物を見たくて見たくてたまらなかったのさ。あの、生体えねるぎーは、なんかわたしの中でいい癒しパワーに変換される気がする。あらためて、いろんな形の生き物がいるよなぁ。大きい、小さいの、かわいいの、かわいくないの、足の本数もさまざま。何を考えて生きているのだろう。でも、ぜんぶ生きているのだ。それって、考えてみるとものすごくものすごぉく不思議なことで、おもわずマジマジ見つめてしまって、深みにはまって、どうしようもないのさ。家のカメではそこまでは味わえないけれど、さすがに動物園で動物に囲まれると、その神秘を思う存分体中浴びることができる。生きているということ、今生きているということ。やつらは、何を考えて、生きているのか? がんばって、やつらに意識を沿わせようとする、すればするほど、遠ざかる、そもそもわたしは何者なのか?
 それを一番感じさせられたのはオランウータン。あまり活用されてない最近話題の「スカイウォークを涼しく無視して、じっと動かない人とか、もさもさ草を食べる人とか、ガラスにべったりくっついてこっちを見ている人とか(見物人がかわるがわるガラスの前にしゃがみこんで、ありえない距離でオランウータンと見つめ合うことになる)。これはもう哲学者だとおもう。みんないい顔してるぜ、大好きだ。うーたん。
 それにしても緑がやたらと多く、動物の檻がまばらな動物園だった。おかげでとても歩かされた。暑かった。

世にも不幸せなプールさー

2005-06-07 01:19:24 | 映画三昧
 はやく、エピソード3が、見たいよぅ……!


○イン・ザ・プール
 原作を読んだ者ならば、伊良部医師→松尾スズキというキャスティングに身もだえしたであろう。をを、ぐっじょぶ。
 なんか、案外普通のいい話風味につくってあって拍子抜け。違うんだ、伊良部は、もっと、すごいんだ……! まあ、映画だけ見れば、小さく病める現代人たちのちょっといい話って感じで、よいとはおもう。現代人のかなしみ、でも案外気楽に生きていけるんじゃないかな、という。
 あとでテレビ版も見たけど、やっぱ松尾スズキは偉大だとおもった。阿部寛もがんばってたけど。


○クローサー
 前評判が悪かったわりによかった。舞台を映画化したわりには、映画のよいところが生かされていてよかった。うむ。二組の男女が行ったり来たり。人間の欲望ってどうしようもないね! 浮気する方が自然なの? ねぇそうなの? やや薄ら寒い気持ちにもなったり。大人の恋愛、なんて、多分ないんだろう。むしろ、大人の方がなりふりかまわない分性質が悪いね。
 でも、ナタリー・ポートマンがかわいいからいい。

○レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
 こじんまり感。すごくよくできていただけに残念。もっと尺があればもっとおもしろく仕上がってただろうに。明らかにストーリー端折った感。細部が凝ってただけにすごく残念。ぜひ連ドラでやってくれ。
 それにしても、若くてかわいい子は性別に関係なく、目の保養になっていいなぁ。超癒される。