日々の逃避

ある大学教員の単なる独り言です。
バイオマテリアルとか高分子とかを研究している・・・かも。

女の子が落っこちた・・・!

2013年08月04日 | 日常

今日は、美容院に行くために10時ごろに電車に乗った。直前の電車が遅れていたからか、電車の中はガラガラ。おじいさん、おばあさん、おばさん、がちらほら。そして自分のすぐ近くには、若いお母さんと1歳半ぐらいの女の子(歩き始めて半年、ぐらいな感じ)。

そして、某駅に到着した。その親子は、自分よりも先に降りようとしていた。女の子は、ベビーカーの後ろにへばりついてグリップ(って言うのかなぁ・・・手で持つところ)にぶら下がっていた。イメージとしては、ぶら下がりけんすいみたいな感じだ。そのお母さんはニコニコと笑いながら、「バンザイみたいだね~」「落っこっちゃうよ~」と言っていた。

いやいや、それ危ないってば・・・なんだかもう、気になって仕方がない。でも、さすがに電車から降りる直前には子供を抱えるのかな~と思ったら、そのまま降車しようとするお母さん。


ぇぇぇえええ!?


すごくすごく嫌な予感がした・・・そしてその次の瞬間 ・・・ ホームに前輪がつまづくベビーカー 。よく見えなかったけど、目が不自由な人のための黄色いデコボコ(視覚障害者誘導ブロック)に引っかかったらしい。そして、大きくベビーカーが揺れたと同時に、電車とホームの間から、女の子がバンザイの格好のまま線路まで垂直に落っこちて、視界から消えた!

大声を上げるお母さん。ホーム下で泣き叫ぶ女の子。近くにいるのは、ご老人とかおばさんばっかり。男手、全然ね~し・・・!助けられるのは自分しかいない。

とっさにホームに這いつくばって、ホームと電車の隙間に手を入れて、試行錯誤してその女の子を引き上げた。駅の非常ベルを押してもらったから電車が止まってくれていて、なんだかすごく長い時間がかかった気がするけど、あとから考えてみると、実際には5分ぐらいで救出できたみたいだ。一人で助けるのはものすごく大変だった。

お母さんにすごくお礼を言われた。ホームにはいつくばったからTシャツと腕と顔がかなり汚れたけど、無事に助かってよかった。でも、あとから冷静になって考えてみると、やっぱりあのお母さんは無茶しすぎだったと思う。

大泣きしているお母さんに名前とか連絡先を何回も聞かれたけど、気を遣われるのも申し訳なく思えるので、特に答えないで立ち去った。これをきっかけに、あのお母さんがもっと子供のことを大切にして、あの女の子が今以上に幸せに育ってくれればいいなぁ。女の子は、垂直に線路まで落ちたみたいで頭は打ってないとは思うけど、腕も鼻が痛々しくすり切れていた。足とか大丈夫かなぁ・・・ねんざとか骨折とかしてないかなぁ・・・。すごくかわいそうだった。連絡先を教えなかったので、その後のことがわからないから、なんだか心配。


結論 ・・・ 駅のホームと電車の隙間はものすご~く危ない。



・・・ とか考えながら、沖縄料理。

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