第53回手をつなぐ育成会東北ブロック大会・(併催)第55回手をつなぐ育成会秋田県大会(平成25年9月28日(土)~29日(日)・秋田市)に参加してきた。
その報告。
第22回目。
9月28日(土)第1日目の大会は、「式典」「アトラクション」「記念講演」に続いて「中央情勢報告」だった。
講師は、田中正博氏(社会福祉法人全日本手をつなぐ育成会常務理事)。
その講演について、東北ブロック大会資料掲載(p.14~p.25)内容を、少しずつ引用してきた。
その8回目。
地方公共団体では、障害者総合支援法施行に向けて準備すべきことが次のように示されている。
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【引用始め】
第50回社会保障審議会障害者部会資料より抜粋(東北ブロック大会資料p.16より)
今後の検討の進め方について
(地方公共団体での施行準備等)
平成26.4
○ 「重度訪問介護の対象拡大」、「ケアホームとグループホームの一元化等」、「障害支援区分」、「地域移行支援の対象拡大」、良質かつ適切な精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針について施行。
○ 「基本指針の改正」を踏まえ、各地方公共団体は、平成26年度中に第4期障害福祉計画を作成。
施行後3年(平成28年4月)を目処とした見直しの検討
① 常時介護を要する障害者等に対する支援、障害者等の移動の支援、障害者の就労の支援その他の障害福祉サービスの在り方
② 障害支援区分の認定を含めた支給決定の在り方
③ 障害者の意思決定支援の在り方、障害福祉サービスの利用の観点からの成年後見制度の利用促進の在り方
④ 手話通訳等を行う者の派遣その他の聴覚、言語機能、音声機能その他の障害のため意思疎通を図ることに支障がある障害者等に対する支援の在り方
⑤ 精神障害者及び高齢の障害者に対する支援の在り方
【引用終わり】
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各地方公共団体では、第4期障害福祉計画を作成することになっている。
育成会役員も策定委員会委員として意見を述べる場が提供されることになるだろう。
知的障がい者のより良い処遇について、積極的に発言していく必要がある。
(ケー)