山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆むかしMattoの町があった

2013年10月07日 | 行事
さくらんぼ共生園の木村園長から仕入れた情報です



むかしMattoの町があった 
山形上映会

2013年11月16日(土)
会場:山形市総合福祉センター 交流ホール
山形市城西2丁目2-22
資料代:1,000円(豪華パンフレットがあります)


第1部 13:00~  第2部 14:50~(一挙上映)

上映会についてのお問い合わせ
グループ 未知  電話:023-633-9387
さくらんぼ共生園 電話:0237-86-0160


「自由こそ治療だ!」
イタリア精神保健改革の最初の20年を描いた注目のイタリア映画です。
邦題は「むかしMattoの町があった」。イタリア語のMattoは狂気をもつ人、
そうです、「Mattoの町」は精神病院を意味します。


最初に掲げた言葉「自由こそ治療だ!」は、
イタリア精神保健改革の立役者である精神科医フランコ・バザーリアが、
1960年代に掲げたスローガンです。
バザーリアの考えを象徴する言葉として広く知られています。


イタリア国営放送RAIと映画会社Ciao Ragazzi!が作った
この3時間の大作は、2010年2月7日(日)8日(月)の夜9時10分から
1時間半づつ二夜連続で放映され、なんと、21%以上の高視聴率を記録。

今、ヨーロッパ各地で、自主上映会運動が展開されています。

日本では、「バザーリア映画を自主上映する180人のMattoの会」が、
イタリア国営放送RAIから許可を得て、日本語字幕を作成。
地域の団体とともに各地で上映会を開催、山形県では
今回が初めての上映になります。

先日ご紹介したドキュメンタリー映画「今日も元気だ ごはんがうまい!」
上映日が重なっています。

是非、11月16日(土)は、映画の日と決めて
午前中は、ほのぼのとしたさくらんぼ共生園の記録映画、
午後からは、ちょっと考えさせられるこちらの映画と
スケジュールを組んでご覧になってみてはいかがでしょうか?(F)

イタリアには精神病院がないのです。ご存知でしたか?

育成会の望み=大会決議項目

2013年10月07日 | 研修会
第53回手をつなぐ育成会東北ブロック大会・(併催)第55回手をつなぐ育成会秋田県大会(平成25年9月28日(土)~29日(日)・秋田市)に参加してきた。
 その報告。
 第9回目。

 9月28日(土)第1日目の13時から始まった式典から。

 昨日(平成25年10月6日(日))は「大会決議」の前文を紹介した。
 今度は前文に引き続いて、項目ごとに訴えている内容だ。
 9項目あるが、今日は前半の5項目のみ紹介する。

1 東日本大震災における被災地域の支援体制の充実を継続すること

1 大災害時における地域障がいのある人のための福祉避難所を準備すること

1 知的障がいのある幼児の療育支援体制の整備と特別支援学級・学校に学ぶ子ども達の教育や卒後の進路指導の充実を図ること

1 知的障がいの特性が適切に反映される障害支援区分や意志決定支援となるよう配慮すること

1 働く意欲を尊重し、雇用の促進につながる就労支援制度の拡充を図ること

 災害対策にかかる内容が最初の2項目。最優先すべき内容である。
 被災地の復興こそ、障がい者にとっての安心した生活なのだ。
 さらに、教育体制の充実を求める。
 合理的配慮によって齟齬のない適切な対応が可能になる。
 また、働く場の確保は生活に充実をもたらす。
 (ケー)