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阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や平和構築活動、趣味や日常生活についてメッセージを発信します。

国際結婚

2006年03月28日 00時59分31秒 | 日常

 日曜日は友人の結婚披露宴に出席しました。

 花嫁はドイツ人でした! 彼女は妹の親友で弁護士なのですが、研修のため日本に来ていた時、3ヶ月ほど私の家に住んでいたことがあったのです。

 実は私の妹もドイツ人と結婚をしていて、ダルムシュタットという町で環境工学の研究職に就いています。妹と新郎とはダルムシュタット工科大学での研究仲間ですが、お二人の出会いは何と妹の結婚披露宴だったそうです。そんな経緯もあって、お二人とは、私の家族・親戚も交えたお付き合いをさせて頂いているんです。

 新郎・新婦がお互いの言葉を流暢に話すこと、また、相手の文化や考え方について深い理解を持っていることを知り、国際結婚における相互理解の必要性を実感しました。特に新婦は、以前はあまり日本語が上手ではありませんでしたが、激務の中、美しい日本語を使えるようになっていることに驚きました。

 私も外国人女性との恋愛経験がありますが、結婚は、お互いの家族、そして文化と永続的な関係を築くことでもあり、本人同士がコミュニケーションできるだけでは十分ではないのでしょうね。また、お互いが自己実現への強い意識を持っている場合、少なくともどちらか一方が、自国や特定の国以外でもそれを実現できるようにすること、つまり相手の仕事や生活に「譲歩」をしないと、長く関係を継続することは難しいようにも思います。今回の新郎新婦も、将来ドイツに住むのか、日本に住むのか、とても悩んでいるようでした。でも、そのどちらも可能になるよう努力をしていることに敬服しました。

 美男美女のカップルですが、赤ちゃんはどんな子供に育つのでしょう!? 妹の子供も、最初は白人の要素が圧倒的に強いように思えたのですが、成長するに従って妹にも似てきて、みんなの目を楽しませています。でも、どちらに似ようと、子供こそは、ふたりをつなぐ一番の力になるのでしょうね。
      
 末永くお幸せに。
 


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3 コメント

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mixed marriage (ayu)
2006-03-30 18:05:58
Many people still think that the same-ness in everything is paramount in a marriage. But funny how many people who have many similarity and speaking the same language often cannot communicate & understand each other!



In so being, I guess, being able to find someone who can understand you, and whom you understand, is a real blessing. I guess, this is one of the virtue that couple of mixed marriage are seeing?



You are right; mixed marriage is challenging in many aspects indeed. But eventually it\'s just like any other marriage where both try to find way to adjust one another; don\'t you think.



This is the item of consideration that frightens many people, I think. Many won\'t give up their current life. If it happens in both sides, it may endanger the relationship.



But marriage is always based on love, isn\'t it? I guess it is where hope lives; including in mixed marriage, with the many challenges that it may encounter.



It is always wonderful seeing couples of mixed marriage taking chance! It needs courage isn\'t it. Furthermore, it\'s not that easy to find someone who can embrace our spirit in such way.



I\'m raising my glass and wishing for the mixed-couple\'s happiness; maybe the kind of happiness that ordinary couples will rarely experience?



A colourful life.



How lucky they are.
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国際結婚 (M)
2006-04-05 23:36:09
遠く離れている国に住んでいた二人は出会えて、そして結ばれるなんて本当に奇跡だと思います。これからもずっと幸せに暮らしていることを心から祈っています。私も外国人で、日本人と10年間結婚した経験があります。自分の経験から気をつけてほしい点がありますので、ここで書きたいと思います。



女性が日本人で男性が西洋人の場合うまく行くケースが多いですが、逆の時に本当に沢山の理解と譲歩が必要になってくると思います。愛があればお互いの国の文化を自然に理解したい気持ちも生まれるし、愛する人のためなら譲歩もできると思います。ただ一番気をつけてほしいのが外国人である相手に自分の国の人と同じやり方を求めないことです。自分の国の人のやり方がよければ、同じ国の人と結婚すれば良いですので、せっかくの国際結婚で相手の異文化の良さを理解して、好きになってほしいと思います。



私は結婚していた相手とは最初からお互いに理解があって、価値観や行き方が一致していました。それでも私は日本に来たはかりのころ無意識に西洋人の礼儀作法を求めたりしてました。長く日本に住んだら、そんなことが誰か決めた表面的なことだけで、一番大切なのは相手が心の中で自分のことを大事にしているかどうかが思うようになりました。私は日本語を覚えて、必死で分かりにくい日本人の考え方を研究して、日本人のやり方を真似をしてみたりもしていました。「日本人より日本人らしい」とまで言われるようにもなりました。でも完全に日本人にはなれないしなりたいとは思いません。ただ相手がますます私に日本人を求めるようになって、それが一番大きな別れる原因だったと思います。これからまた日本人と結婚をするかどうかは分かりませんが、今度は、この国で生まれ育った私だからこそ私を好きになった人とは結婚したいと思います。



国際結婚はとても素敵でロマンチックなことと同時にとても難しいことです。お二人はこれから相手の文化を理解しながら、相手に自分の国の人になるの求めないことで、永続的に幸せに暮らせるだと思います。



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国際結婚 (百合丘の星)
2006-04-24 15:29:48
今から○十年も前のこと、約3年間、香港の女性と交際をしたことがあります。彼女はキャセイパシフィック航空のスタッフでしたので、頻繁に来日することもでき、また当時私も旅行会社の社員でしたので、2ヶ月に一度くらいの割合で香港に渡航していました。

その頃は今とは違いメールというものがありませんでしたので、二人の間のコミュニケーションは、お互いの渡航時の密度の濃い時間の中と、それ以外は手紙でのやりとりくらいでした。それでも愛情は芽生え、私の方は真剣に結婚も考えていました。

しかしご承知のとおり、中国社会は典型的な大家族制度社会。猛烈な彼女の親、親族からの反対があり、結局彼女は家族を選びこの結婚は成立しませんでした。

今振り返ってみると、香港女性と交際中は、先方の両親の猛烈な反対とその理由を聞くまで、彼女が中国人であることを意識したことはほとんどなかったように思います。

同じアジア人であった故か、それとも当時の若さ故かは今となってはわかりませんが。

普通よりもちょっと遠めの遠距離恋愛くらいに思っていたような気がします。



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