高麗大学総学生会が28日に親日教授10人の名簿を発表した。(中略)“親日派教授”という烙印を押されれば、それを乗り越えることができる教授はいないだろう。特に、日本植民地時代について研究する教授らは、研究と教育でも学生たちの監視の視線を意識せざるを得ないだろう。そんな大学は結局、文化革命時代の中国の大学に似ていくだろう。(朝鮮日報)これは同大の名誉教授韓昇助氏の『正論』4月号への寄稿(親日批判への批判)に端を発した騒動だ。この寄稿は表紙に載っていないのだが、さすがよくチェックしている(違...
...という話ではなくて、朝鮮日報自身がこの事態を文化大革命になぞらえているのが、興味深い。韓国では熱狂せる迷妄と普通の正気が混在している。
そもそも韓昇助氏は、ノムヒョン政権で強化された韓国の親北・左翼傾向に抵抗しようとしていたのだ。氏の願いは、予想通りの最悪の結果を招いているが、おそらく氏の想定範囲内だろう(マイナス方向だが)。キンワンソプ氏の事例もあるし、朴元大統領長女パククネ氏の政治活動もどうなるか分からない状況だ。
#パククネ氏が野党ハンナラ党の党首になったのは2004年3月24日だった。