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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

植民地主義と反植民地主義

2005年05月15日 | 文化・創作・メディア
意識されない植民地主義は危険だが(日本の知識人の多くはそうらしい)、一方に根本思想としての反植民地主義の流れがあるようで、やっかいだ。こいつは、左翼思想の逃げ道になっているような気がする。その最大の欠陥は、還元主義的であることだろう。もう、何でもオリエンタリズムだ。

オリエンタリズム批判とかポストコロニアルとかサバルタンとかディアスポラとか、一時流行したわけだが、一方にはその批判もあるようだから、あるいは、世の中はバランスがとれているというものかもしれない。

こういうのは、ポリティカルコレクトネスとも関わりが深い。「反植民地主義」批判は、重要な知的課題のように思われる(植民地主義批判も大事だけどね・・・だから私は右翼でも左翼でもないというのだ)。

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