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関東大学リーグ戦グループ2017、間もなく開幕!

2017-09-09 06:21:05 | 関東大学ラグビー・リーグ戦
スーパーラグビー最終戦でサンウルブズが劇的な勝利を収めた7月15日からもうすぐ2ヶ月。8月18日には「トップリーグ2017-2018」が開幕し、その後も「女子W杯」でのサクラ・フィフティーン(アイルランド)、「セブンズ・アジアシリーズ」(香港から3戦)、ワールドラグビーU20トロフィー大会(ウルグアイ)と日本代表チームの海外での活躍が続く。

サクラフィフティーンは12チーム中11位の結果に終わったものの、世界で戦う足がかりを掴んだと言える。ようやくメンバーが固定されて体制が整ったセブンズ代表は、W杯出場とコアチーム復帰に向けて負けられない戦いが続く。U20代表はナミビアなどの難敵が揃った1次リーグを全勝で終え、9月10日の決勝戦でポルトガルを破れば世界のトップチームが揃う「チャンピオンシップ」に復帰できるところまで来た。

「サンウルブズ効果」もあり、ラグビーの話題が途切れなくなった中で大学ラグビーも開幕。9月10日からは一足早く関東大学ラグビーのリーグ戦グループから今シーズンの熱き戦いが始まる。

■関東大学ラグビー・リーグ戦グループ2017(1部)試合日程

09/10(日) 中央大学 vs 拓殖大学 12:30 高崎浜川
09/10(日) 法政大学 vs 流通経済 15:00 高崎浜川

09/17(日) 大東文化 vs 関東学院 15:00 熊谷B
09/17(日) 日本大学 vs 東海大学 15:00 キヤノンG

09/24(日) 日本大学 vs 中央大学 12:30 秩父宮
09/24(日) 東海大学 vs 法政大学 15:00 秩父宮
09/24(日) 拓殖大学 vs 大東文化 12:30 上柚木
09/24(日) 流通経済 vs 関東学院 15:00 上柚木

10/08(日) 流通経済 vs 拓殖大学 11:30 秩父宮
10/08(日) 関東学院 vs 東海大学 14:00 秩父宮
10/09(月) 中央大学 vs 法政大学 11:30 上柚木
10/09(月) 大東文化 vs 日本大学 14:00 上柚木

10/21(土) 中央大学 vs 関東学院 11:30 町 田
10/21(土) 東海大学 vs 拓殖大学 14:00 町 田
10/22(日) 法政大学 vs 大東文化 11:30 しらこばと
10/22(日) 日本大学 vs 流通経済 14:00 しらこばと

10/29(日) 流通経済 vs 大東文化 11:30 秩父宮
10/29(日) 東海大学 vs 中央大学 14:00 秩父宮

11/03(金) 法政大学 vs 関東学院 11:30 上柚木
11/03(金) 拓殖大学 vs 日本大学 14:00 上柚木

11/18(土) 中央大学 vs 流通経済 11:30 江戸川
11/18(土) 東海大学 vs 大東文化 14:00 江戸川
11/18(土) 関東学院 vs 日本大学 11:30 御勅使南
11/18(土) 拓殖大学 vs 法政大学 14:00 御勅使南

11/25(土) 法政大学 vs 日本大学 14:00 江戸川
11/25(土) 関東学院 vs 拓殖大学 14:00 城山陸上
11/25(土) 大東文化 vs 中央大学 14:00 秩父宮
11/26(日) 流通経済 vs 東海大学 14:00 秩父宮

【入替戦】

12/09(土) 1部7位 vs 2部2位 11:30 熊谷B
12/09(土) 1部8位 vs 2部1位 14:00 熊谷B

これは「サンウルブズ逆効果」と言ったらいいのか、秋のシーズン開幕にあたって大学ラグビーへの注目度が相対的に下がってきて居るような気がする。スーパーラグビーでラグビーの面白さを知った新たなファン層がトップリーグに流れていくのは自然の流れだと思う。また、そうあって欲しい。日本のラグビーを取り巻く(ある意味重苦しかった)環境を変える力を持っている人達がどんどんスタジアムに足を運ぶことの効果は計り知れない。これは、サンウルブズの試合を観戦した「オールドファン」の率直な感想。

一方で、サンウルブズでラグビーの魅力を知り、スーパーラグビーのレベルに馴染んだ人達が大学ラグビーに目を向けてくれるだろうか?という懸念もある。仮に足を運んでみても、レベルはさておき、大学ラグビーを取り巻く独特の環境にすんなり入っていけるかどうか。リピーターになってもらうのは難しいように思える。ここがとても残念なところ。

だからといって、大学ラグビーに魅力がないかというと、そんなことはないと思う。1997シーズンを「原点」として、今年で21シーズン、このグループをずっと追いかけてきた1ファンの率直な感想でもある。毎年この時期になるとワクワク、ドキドキになるのは今年も同じ。1997の頃の選手達も現役を引退し、コーチとして第2のラグビー人生を歩んでいる人達が多い。もうそんな年になってしまったのだなぁと思うとちょっと寂しくあるけれど。

手前味噌になるが、関東リーグ戦グループで選手として活躍し、その後にはトップリーグから日本代表にまで上り詰めた選手も多い。サンウルブズでも多くのOB達が活躍していることは嬉しいし、そのことをみても、このグループで実際にプレーを観た選手達の成長を見届けることは大きな楽しみのひとつだ。チームは関係なく、より高いレベルを目指して頑張っている「原石たち」を見つけることも楽しい。「幸いにも」と言うと叱られそうだが、どちらかと言えばゆったりとした雰囲気で試合観戦に集中できることも魅力。

過去20年間をふりかえってみて、どうしても実現出来なかった夢がある。それはリーグ全28試合の生観戦。まぁ、これは身体が2つ以上ないと無理だから永遠に不可能なのだが、今はJスポーツのオンデマンドで全試合の観戦が可能。ここ数年はせっかく生観戦してもレビューできずに終わった試合が多く、このブログを熱心に見ていただいている方々には大変申し訳なく思っている。過去20シーズンの蓄積から見えてくるものもあるので、今シーズンはしっかりフォローしていきたいと考えている。日々向上を目指して頑張っている志の高いチームや選手達のためにも。

ラグビーマガジン 2017年 10 月号 [雑誌]
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ベースボール・マガジン社

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