つぶやき、遊び・仕事・日常

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安定は平和ボケでもある

2023-01-21 06:50:14 | 日記
木や石は平坦なところでは、動かない。
だが、急な坂の上などに置けば勢いよくゴロゴロと転がり出すものだ。
同様に、組織や人も、安定した状態よりも危機的な状況にあるほうが勢いづくものだ。

◆行動力は習慣から
 行動力は不要ですし、勢いも必要はありません。
 安定した環境で、ぬくぬくしていても困ったことにはなりません。
 そういった安心感から、行動力が鈍ってしまい、「平和ボケ」になるのかもしれませんね。

 だが、一度大事・難事が降りかかったときに、さぁ行動しろと言ってもムリな相談かもしれません。
 行動力とはある種、習慣の賜物だからだ。
 常日頃から磨いておかなければ、用はなさないようだ。
 
 人も組織も、安定しているとどうしてもだらけてしまう。
 でも、目の前に常に達成困難な問題や挑戦的な課題があれば、イヤでも緊張して現状打開のための行動を起こすものだ。
 だから、自分や組織をどういうような状況にさらすかが重要なのだ。
 人や組織が勢いを無くす原因となるのは、自分自身の組織の平和ボケなのだ。
 だから、自分や組織をどういう状況にさらすかが、重要なのだ。
 マネージャーならば、自分だけではなく組織全体を危機的な状況に追い込み、やる気を出させることも考えるべきだ。
 でなければ、現状維持でいいやという考えが蔓延してしまうものだ。
 人や組織が勢いを無くす原因となるのは、考え方や態度が硬直することによるものだからだ。

 →凡人としては、それでもやはり無風状態の安定が落ち着きます。