ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

ゴーストランチ -恐竜の化石、 ジョージア・オキーフハウス

2009-04-26 | ハイキング

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ママチャックの大学の地学実習(フィールドトリップ)に家族で参加する。今日の行き先はゴーストランチ。ニューメキシコを代表する女流画家ジョージア・オキーフが住んでいたことでも有名なランチ。北へ向かうキャンプの際にはよく脇を通り、最もニューメキシコらしい美しい景色だと思っていたのだが、トレイラーをひっぱていてはなかなか立ち寄ることができなかったので、今回は良い機会だと思って家族で参加することにした。
エスパノーラの砂漠の真ん中にある映画館(ドリームキャッチャーシアター)の駐車場で待ち合わせ、皆揃ってから3台の乗用車でUS84を北上、Abiquiu の町を抜け、Abiquiu lakeのほとりにある、Ghost ranch へ到着。まずはミュージアムで恐竜の化石の話を聴く。



どうもここは北米でも有数の恐竜の化石の宝庫らしい。研究室で現在調べている化石の塊を見せてもらう。その後、研究員の案内で一般車進入禁止のゲートを抜けて砂漠の中へ。チムニーロックの麓のペインテッドデザートで実際に恐竜の化石を探す。

研究員はほらここにもあそこにもと次々に化石を見つけるのだが、なかなか素人には普通の石と化石の区別がつかない。研究員は石を舐めてみろという。なるほど舐めてみると恐竜の骨の化石は舌に吸い付くのだ。石を舐め舐め、一時間ほど化石探しをした後、研究員の案内でジョージア・オキーフが住んでいたという家を外から見学。



ここは一般には開放されておらず、ゴーストランチのツアーに申し込まない限り見ることができない。意外と小さな家であった。オキーフがこのゴーストランチ全体を所有していたわけではなかったのね。彼女はゴーストランチ内のごくわずかの土地と家を購入して住んでいたんだね。



博物館駐車場から見たチムニーロック

ミュージアムの駐車場へ戻りお昼ごはん。その後、オプショナルツアーで化石を探しながらメサの上まで往復4時間のハイキングがあるのだが、我が家は子チャック(弟)がもう無理というので、皆と別れ、博物館を後にする。



ビジターセンター入り口にて

US84号線沿いにあるゴーストランチビジターセンターに立ち寄ってから、帰途に着く。途中エスパノーラのLowe's で買い物をしてからロスアラモスへ戻る。



今回集めた恐竜の骨の化石