こだわりのあなろぐ盤

JAZZ 親爺の聴くクラシック

PX25 と PX4

2011年11月11日 | オーディオ
厳しい金曜日

欧州のPX25とPX4の関係は、米国の50と45の関係に似ている。豪放で派手な50とPX25に
対して、清楚でチャーミングな45とPX4、当然通好みはPX4と45だ。私は欧州の球が
好きで、直熱管はPX25、RE604、LK4110、LS7、LS8、そしてRE304、RE134など、傍熱
なら、F2a、E2d、EL34、R120など弄ってきた。ただ、PX4族は全く触れずにきた。
それは、ある先輩がPX4seアンプを作られて「当たり前の音が出てます」言われたのが
影響している。自作する以上個性的なアンプを作りたい。

うちのPX25seアンプは、直流点火でよみがえった。24時間のストレステストも問題
なく乗り切った。Baron が、JAZZをJAZZらしく再生している。ブンブンもシュワーン
も見事に再生している。RE604se と比べると、高域はRE604のほうが繊細で美しいが、
ベースや管楽器はPX25のほうが気持ちよく鳴るようだ。

今日の1枚

[LP]
Blues-ette / Curtis Fuller

ご存じFIVE SPOT AFTER DARKが入った名盤。1958年の録音。
このころは、JAZZが最もJAZZらしかったな。