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こだわりのあなろぐ盤

JAZZ 親爺の聴くクラシック

50年代のピアノトリオ part 2

2007年08月21日 | 音楽ソフト
少しあわただしい火曜日

今年は残暑も厳しいらしい。
あまり聴くことのない、50年代のピアノトリオを聴く。

[LP]
BLUE NOTE LP 5018 / ホレス・シルヴァー・トリオ

1952年モノラル録音

今回もステレオの再生システムで聴いた。
骨格のしっかりしたこれぞJAZZ(RVG)録音といった音、悪くない。

これは1991年再販された限定版で、税込みで3990円している。もうバブルは
はじけていたと思うが、こんな贅沢なLPが売れていたのが不思議でもある。

オーディオはハイファイだけが良い結果となるわけではなく、音源に合わせて
うまく再生することが大切。モノラル録音はやはり、モノラルで再生すべきだ。

COUNT CLASSIC LP 29 (SA)CD 5 JAZZ LP 19 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD

80年代のピアノトリオ part 2

2007年08月20日 | 音楽ソフト
仕事は暇な月曜日

80年代を代表するようなピアノトリオのアナログ盤を考えてみた。

真っ先に頭に浮かんだのはこのアルバム。

[LP]
Standards,vol.2 / Keith Jarrett Trio

Gary Peacock
Jack Dejohnett

1983年ECM録音

録音はECMらしい、静謐でクールできわめて今風。というより、今の録音の方向を
先取りしていて、この時期のECM録音があったから今の録音があるのかもしれない。
楽器の音はとにかく美しい。もっとオンマイクの方がJAZZッぽいと思うが、文句を
付けるようなことではない。キースは結構熱いが、唸り声がひどい。
グレン・グールドのバッハもひどく唸っているが、このアルバム同様にほとんどが
名演、名盤。今後もこの唸り声込みで聴くしかないのだろうか。

COUNT CLASSIC LP 29 (SA)CD 5 JAZZ LP 18 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD


80年代のピアノトリオ

2007年08月18日 | 音楽ソフト
お盆過ぎの週末

80年代のピアノトリオを聴く。
もっとも、このアルバムは80年代に録音されたというだけで、この時代を代表
するような作品ではない。

[LP]
MISTY RED / RED GARLAND TRIO

1982年録音

これは学生のころ、MISTYを聴きたくて発売とほぼ同時に買ったLP。
当時レッド・ガーランドは知らないピアニストで、GROOVYはそのずっと後に
CDで買うことになる。ピアノやシンバルの高域の音はきつさがまとめられ、
ベースの倍音は美音になっている。周波数レンジは広く、演奏の繊細さが
よくわかる。

レンジは狭くても、音が骨太なGROOVYの方がJAZZっぽいと思う人も多いだろう。

自分的には、MISTYを聴くときはこのアルバムを出すことが一番多い。

COUNT CLASSIC LP 29 (SA)CD 5 JAZZ LP 16 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD


50年代のピアノトリオ

2007年08月17日 | 音楽ソフト
もうすぐ週末の金曜日

今度は50年代のピアノトリオを聴く。

[LP]
THE KENNY DREW TRIO

KENNY DREW
PAUL CHAMBERS
PHILLY JOE JONES

1956年RIVERSIDE MONO録音

モノラル録音だが、いつものモノシステムはやめて、EMC-1 TKS-83 → #7
→ 8b → GRF で聴いた。録音には問題なし。
オリジナルも星に願いをなどのスタンダードも、うまいしピアノの音そのものが
美しい。ベース、ドラムスも文句なし。

COUNT CLASSIC LP 29 (SA)CD 5 JAZZ LP 15 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD




70年代のピアノトリオ

2007年08月16日 | 音楽ソフト
相当にだるい休み明け

ピアノトリオを1枚

「LP]
FLIGHT TO DENMARK / DUKE JORDAN

1973年コペンハーゲン録音

ピアノが美しい、70年代のピアノトリオ録音。もっとも自分がこのLPを聴いたのは
80年代に入ってからなので、特に違和感を感じなかった。

タイトルナンバーは最後のトラックにあり、最内周だが、問題なくトレース
できる。このアナログ盤で、C33-MC7270 のMcIn組と#7-#8bのmarantz組
の聴き比べをした。低音のしまった感じはMcInにあるが、Marantzは倍音が美しく
ベースの音もMarantzが良い。ドラムスのシンバルやスネアの質感もMarantzが
上。さらに、Marantzは音がSPから解き放たれた感じなのに対し、McInはSPの
周りにまとわりつく感じで、残念ながら大差でMarantzの勝ち。自分はやっぱり
真空管の音が好きなのだろう。

オーディオニックスTK2220とTAMURA TKS-83の聴き比べをして結論がでたら、
次はmodel9を物色しようかと本気で考え始めている。

COUNT CLASSIC LP 29 (SA)CD 5 JAZZ LP 14 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD

もう1つの Waltz for Debby

2007年08月15日 | 音楽ソフト
お盆休みの2日目

エヴァンスを聴く。

[LP]
KNOW WHAT I MEAN ? / CANNONBALL ADDERLEY WITH BILL EVANS

1961年1月27日、2月21日、3月13日 ニューヨークにて録音

ドイツプレス盤を新品で買ったが、音が不安定になるところが2箇所ある。
1曲目に、もう1つの Waltz for Debby が入っている。
キャノンボールだけでなく、エヴァンスのピアノもいい音で入っている。

うちのコーナーGRFを鳴らすパワーアンプは、model8bがベストと思っているが、
JAZZのベースだけは「ブンブン」ではなく「ボンボン」になってしまう。
ダンピングファクターの問題であろう。
今回は、LP12-EMC1-TKS83-C33-MC7270-GRFで聴いた。明らかに以前のJAZZ
再生よりグレードが上がり、ボリュームの位置も自然に相当上がっている。
これには、LINN LP12の力が大きいと思われる。
ヤフオクに出品してくださった方に、素直に感謝したい。

COUNT CLASSIC LP 29 (SA)CD 5 JAZZ LP 13 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD


60年代のマイルス

2007年08月12日 | 音楽ソフト
夏休みの日曜日

やっぱり熱い。

ミーハーと言われても、60年代のマイルスはしばしば聴く。

MY FUNNY VALENTINE

MILES DAVIS GEORGE COLEMAN HERBIE HANCOCK RON CARTER TONY WILLIAMS

1964年録音

初めて聴いたときは、これがMy Funny Valentine かと思ったが、最初の
ピアノからジャズっぽくてよい。コールマンのtsも私には心地よい。
B面のステラは、ピアノとベースもgood。60年代のライヴ録音でも音の鮮度、
バランスともにすばらしい。

COUNT CLASSIC LP 29 (SA)CD 5 JAZZ LP 12 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD

ラファロ後のベーシスト

2007年08月11日 | 音楽ソフト
やっぱり熱い週末

SPA-1HLの電源を入れっぱなしにして、時折アナログ盤をかけてみる。

[LP]
Moon Beams 1962年録音
trio '65 1965年録音

The Bill Evans Trio

ラファロの死後、エヴァンスが選んだベーシストはチャック・イスラエル。
次のエディ・ゴメスと比べると評価が低いようだが、本当はどうなのだろうか。
これらのアルバムを聴くと、新鮮味は乏しいかもしれないが、完成度は高く
ピアノトリオのバラードを満喫できる。
少なくとも自分にとっては、ラファロとの4枚に匹敵するくらいの、大切な
アナログ盤だ。録音も悪くない。

COUNT CLASSIC LP 29 (SA)CD 5 JAZZ LP 11 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD

ELECTRO ACUSTIC のEMC-1

2007年08月09日 | 音楽ソフト
暑い木曜日

LINN LP-12 のアームに、ELECTRO ACUSTIC のEMC-1を付けてみた。

このカートリッジは、20年くらい前、今はなくなってしまったM音響で買った。
当時はまだバブル期だったのだろう、そのオーディオ店にはひっきりなしに
人が出入りし、それなりに物が売れていたと思う。その頃知り合った人たち
みな、たんす屋さんや住職さん、景気とは無関係のはずのお医者さんや学校の
先生も、なぜか羽振りが良かった。
私もその中のひとりだったが、みなのようには振舞えなかった。EMTのターン
テーブル正規品をしきりに勧められたが、100万を超える金額を出せなかった。
もし、そのとき買えていたら、LINNのターンテーブルを手に入れることはなかった
のかもしれない。

ある日そのオーディオ店に、このカートが積み上げられ「針交換の金額」で
売られていた。それでも私が渋っていたら、その場で「1万円」に値下がり
し、迷わず3本買って帰った。低音はしまって弾み、高音も繊細でありながら
滑らかでいいカートリッジだった。シェルやリードを選ぶ傾向があったが、
それはいいカートでは仕方がないことかもしれない。

その後はSPUとガラードにのめり込んだため、このカートが日の目を見ることが
なかったが、新品同様の3本はずっと大切に保管してきた。

このたび久しぶりに音を出したわけだが、SPUと比べるとカンチレバーから針先が
華奢でブラシをかけるときに緊張した。きっとSPUがたくましすぎるのだろう
けれど。長い間使われてないのでエイジングが必要だろう。
ただ私的には、一聴して高音の質感はtypeⅢを凌駕している。本気で取り組み
たくなるカートリッジだ。

ベームのシューベルト

2007年08月05日 | 音楽ソフト
落ち着いた日曜日

久しぶりにオーケストラを聴く。

[LP]
シューベルト 交響曲第1/2番

カール・ベーム指揮 BPO

1972年ころの録音

好き嫌いはあるにしても、シューベルトもベームの得意とする作曲家だろう。
ベームで、交響曲の全集を持っているが、それ以外は自分には必要がない。

COUNT CLASSIC LP 29 (SA)CD 5 JAZZ LP 9 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD