《 関雲長 》 と一緒に借りた 《 葉問前傳 》 (邦題 《 イップ・マン 誕生 》 )を観ました
~あらすじ~
1905年、広東省佛山
詠春拳の宗師ワースン(洪金寶 サモハン)の下で武術の修業を始めた
葉問(イップ・マン)(杜宇航 デニス・トー)と義兄のティンチー(樊少皇 ルイス・ファン)
やがて成長した葉問は、大学に留学するため兄弟子のツォンソウ(元彪 ユン・ピョウ)に見送られ香港へ...
そこで中国人に無礼な発言をした英国人を一瞬でこらしめた葉問は、一躍有名人となる
そんなある日、薬局で偶然出会った老人が、詠春拳の達人黎壁(葉準 イップ・チュン)だと知る
自分の学んできたものとは異なるスタイルの詠春拳も取り入れ、更に腕を磨いていく葉問...
大学を卒業し佛山へと戻った葉問は更に修行に励むのだが
次第に戦争の影が忍びより、不穏な事件へと巻き込まれていくのだった...
杜宇航@葉問は...本当に詠春拳の達人という事でさすがの動きです
謝霆鋒のしなやかな詠春拳とも、ド兄さんの詠春拳ともまた違う感じ...とにかく姿勢がいい~(笑)
樊少皇@ティンチーは...自分に気が無いメイワイの事をずっと想っていて...健気で泣けてきます
ネタバレちゃうので言えませんが...最後はちょっと驚く展開に...
でも...そんな主役たちよりも、私が気になっちゃったのが元彪(ユン・ピョウ)でした
少し前に 《 詠春 》 を観たばかりでまだ記憶に新しく...出演者が被ってる事もあって
劇中ずっと、元彪(ユン・ピョウ)が黎贊(レオン・ザン)に見えて仕方なくて...
香港留学中に(爷爷になった)黎壁(劇中ではリョン・ピック)に詠春拳を教わった葉問が
正統派な詠春拳には無い技を使う事に激怒した呉仲素(ン・ツォンソウ)@ユン・ピョウが...
黎壁の事を...「傲慢な男」「いつも父親に逆らう」「黎壁の詠春拳は邪道」「ヤツの技は全部デタラメ」
とか...散々コケにしていたけど...
なんだかお父ちゃん黎贊(ユン・ピョウ)が息子黎壁(ニコラス・ツェー)の文句を言ってるみたいで...
とっても複雑な思いで観てしまいました(笑)
でも...散々文句言っといて後で思い出して 「なるほど...たしかに」 みたいな所は面白かった(笑)
師匠のお墓の前で葉問を破門にするか相談するシーンも...
コインを投げたら表(破門)が出ちゃって...「やっぱり3回勝負にしてください」って...(笑)
頑固だけど陰ではいつも心配してる...そんなところも黎贊と似てるんですよね...
しかし...この ↓ カッコいい黎壁が...
こうなっちゃうのか ↓ ...とか考えると感慨深いものがあります(笑)
でもこの葉準(イップ・チュン)さん...葉問師匠の本物の息子さんなんですよね~
もうすぐ米寿を迎えるとは思えない見事な詠春拳を見せてくれてます
葉問とまた狭いところで闘ったりしていましたが(笑)
どうかいつまでもお元気でいてください...
PS...
葉問は 《 イップ・マン 序章 》 《 イップ・マン 葉問 》 《 イップ・マン 誕生 》 と3作品とも面白かったので...
こうなってくると...
トニー(大都督)レオンが葉問を演じるという 《 一代宗師 》 はどんななのか? 気になる所です