花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

老兵の花

2012年05月31日 | 三国志
《 北方三国志 》 試練の12巻 「 霹靂の星 」 を昨日読み終えました
何で試練かと言えば...12巻には趙雲様の最期が描かれているからです...


北方先生はことのほか張飛がお気に入りの様子で...

張飛はホントは思慮深くて、劉備の為に敢えて荒くれ者を演じていた...という設定だったので

当然最期も 「寝首を掻かれる」 なんて情けない死に方じゃなくて、なかなかカッコよく逝かせてあげていました...

でも...気のせいじゃないと思うんですが...趙雲様は出番が少なくて...

読んでいて 「北方先生...趙雲様の事キライなのかな...」 と思う事もしばしば...

趙雲様の最高の見せ場でもある長坂坡まで、架空の人物に美味しいトコ全部持ってかれてるし...

なので...あまりお好きじゃない(?)趙雲様の最期をどんなふうに描いてくれているのか...

戦々恐々としながら読んでいました

12巻には「趙雲」と言う名前が多く出てくるので...「死亡フラグ立ったな」...という感じがビンビンです...

でも...趙雲様は(私のイメージでは)長坂坡の頃と変わりなく蜀の武将の頂点で大活躍していたので

以下の一文が出てきて、軽い衝撃を受けました...

「酒をあまり飲まなくなっていた趙雲が、杯を重ねていた。老いている、

髭はほとんど白く、手には黒いしみが散らばっていた。ただ、目だけは老いていない。」

趙雲様が...趙雲様が...ジ○イに...

まぁ...年を取って行くのは仕方ないんですが...趙雲様には永遠に若武者でいて欲しいので...

あまりリアルに描写されると哀しいものがあります...

そして...さすがの北方先生も “趙雲は病で逝く”...という設定は変えてありませんでしたが...

趙雲様の最期は...死ぬ間際まで気力で動き回ったり...兵を鍛えたり...弛んでる若い将軍に小言を言ったり...

武将らしくて...漢らしくて...趙雲様らしい...とってもカッコいい最期でした...

(今日は一日喪に服します


趙雲様を看取って...今、最後の13巻に取り掛かってるんですが...

ハッキリ言って孔明の死後の司馬家劇場はつまんないので...進まなかったらどうしよう...

と、ちょっと心配になって...また「ラストの方をチラ見する」という暴挙に出ました

そしたら...北方先生ありがとう~ 最終巻の最後の方まで孔明が出ていました (ひっぱるねぇ~(笑) )

おかげで、なんとか最後まで読めそうです ガンバレ自分~ あと1巻だ~


《 北方三国志 》 を読み終えたら次は 《 宮城谷三国志 》 に取り掛かります(とりあえず3巻まで購入済み)

作家さんが違うと色々違う見方が出来て面白いので...宮城谷先生の趙雲様も楽しみです



PS...今まで色々な趙雲様を見て来たけど...



(真ん中のは動画でチラ見しただけですが...)

やっぱりなんと言っても一番カッコいいのはフー様@趙雲様ですよネ (あ...細い(笑))


なので...年を取ってもなおカッコいい趙雲様に焦点を当てた 《 レッドクリフPartⅢ 》 撮ってくれないかな~

(もはや「赤壁」は関係ないけど(笑))

呉宇森監督は今色々と大変なご様子なので...他の監督でもいいんですが...

もちろん主役の趙雲様はフー様で...ほら...そうすれば必然的に痩せなきゃ...ゲッフンゲッフン...




...おまけ...

昨日のクイズ(?)の答えですが...昨日観に行ったのは 《 MIB メン・イン・ブラック3 》 (2D)でした



中国では 《 衣人 》 って言うんですね~

3Dの方はけっこうお客さんが入ってたみたいだったけど...2Dの方は空いてました

何でみんな...あんな疲れるモノを追加料金払ってまで観たいのかなぁ~

以上...3Dが苦手な私のひとり言でした...

コメント (6)
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