花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

アクシデント/意外

2012年05月30日 | 映画
《 アクシデント / 意外 》



~あらすじ~

ブレイン(古天樂 ルイス・クー)率いる4人の男女...
ふとっちょ(林雪 ラム・シュー)、女(葉璇 ミシェル・イエ)、おやじ(馮淬帆 フォン・ツイファン)は
緻密な計画と周到な準備でターゲットの死を偶然の事故死に見せかけ、一切の証拠を残さないプロの暗殺集団
これまで完璧に仕事をこなしてきた彼らだったが
ある時、予期せぬ事態が彼らの計画を狂わせ、仲間の一人が死んでしまう
しかし、それは本当に不慮の事故だったのか。彼らの頭に小さな疑念が芽生えてしまう
自分たちを狙う何者かの存在を疑い、調査を開始するブレインだったが...


まず...ターゲットの前の車がパンクして道が渋滞...ターゲットはそれを避けるように道を変え...

そこにトラックが来て、すれ違いざま荷台から水をぶっかけられ...

慌ててハンドルを切って道の端に寄ったら、お店の垂れ幕がフロントガラスに垂れ掛かってきて...

車を降りて邪魔な垂れ幕を引っ張ったら、ワイヤーが切れ...切れたワイヤーがガラスを割り...

落ちてきたガラスがターゲットの脳天直撃...ターゲット死亡 .......任務完了


う~ん...どれか1つが狂っても成功しない仕事かぁ...面白い こういうの好きです

(全然関係ないけど、観ていて 「ピタゴラスイッチ」 を思い出しました(笑)(← 知ってる?))



誰が見ても殺人に見えないように周到に練られた計画のもと...

あたかも偶然災難に遭って死亡したかのように見せ掛けた殺しをする暗殺グループなので...

計画を練り...役割りを決め...下準備をし...決められた殺しを決行するのに最適な時をじっと待つ...

地味です...ひたすら地味な作業です...気が短い人には到底出来ない芸当です...

そんな彼らにある日突然災難が降りかかってきた場合...

(偶然を装った殺しが可能な事を誰よりも知っているからこそ)

当然疑いを持っちゃう訳なんですね...周りにいる全員に...



誰かに狙われてるのか?...仲間が仕組んだ事なのか?

偶然なのか?...故意なのか?

もう...疑心暗鬼のかたまり...



疑心暗鬼に駆られてからのブレインは、ただひたすら来る日も来る日も...  



怪しいと思われる男を追け...張り込み...行動を調べ...



ついには男の下の部屋に住み、上の様子を盗聴器で四六時中窺うまでに...

古天樂って端正な顔をしてるだけに...こういう(頭が良くてある種病的な)役をやると

無表情な中にも狂気が見え隠れしてる感じが出て怖いんですよね~



でも...終始周りを警戒して...怪しいヤツを探り...罠を張り...ひとときも心が休まる時間が無いなんて...

イヤだ...私はこんな緊張感に満ちた毎日は送りたくな~い (笑)


そして...ごめんなさい監督 ...ラストが読めてしまいました...

映画を一緒に観ていたHIROと 「もしかしてコレ...○○だったりするんじゃないの?」

な~んて冗談で言ってた通りのラストだったので...少々拍子抜けしてしまいました


う~ん... 脚本が甘かったのか?...ワタシが意地悪く深読みし過ぎちゃったのか?

子供のような素直で純粋な気持ちで観ていたら、タイトル通り“ 意外 ”な展開に驚けたのかな~?

これから観る皆さま...素直で純粋な心で観ましょう(笑)その方が楽しめます



PS...これから映画を観に行ってきま~す ...「M」で始まるタイトルです...さて何の映画でしょう?(笑)
コメント
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