花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

『 大秦帝国 』観賞記

2009年09月03日 | 華流
やっと9月になったので『大秦帝国』が届きました


時代的には...この後に観る予定の「臥薪嘗胆」と...前に観た「大漢風~項羽と劉邦~」の間くらいのお話なので...

観る順番は違うけど...これを観たら時代の流れがつながるかな?という事と...

「魯粛殿」と「わが君」が...他の役をどんな風に演じるのか?にも興味があったから借りてみました

もちろん...フー様は出ていないので...やや...というか、かなりテンションは低め...(笑)



オープニングで地図が出てきて...各国の情勢を説明する所は「レッドクリフ」のパ○リみたいでした...

最初に「秦」と「魏」の戦いのシーンが出てきて...「秦」は黒...「魏」は赤の甲冑を着ているんだけど...

この監督の好きな撮り方なのか?...逆光ばっかりで、どっちがどっちなのかがよく見えな~い...

この後も...度々逆光のシーンが出てきて...それも主役の顔のアップだってのに......く...暗い...

ただでさえ時代が古いから...陣とか城とかが古くて暗い感じなのに...

たのむからもっと明るくしてくれ~見にくいぞ~逆光反対~(←監督のこだわり全否定(笑))

(前に「朱元璋」におまけで入ってた「臥薪嘗胆」の1話目を観ましたが...
全体のトーンの暗さ...背景(セット)の重厚さ...全く笑いの要素がない所...似てるかも...


1話目は魯粛...じゃなくて...「渠梁」(きょりょう)が...亡くなった父親の後を継いで「秦」君主になるまでのお話...

この「渠梁」という人...弱小国の「秦」は...食料も底をつき...兵の武器も足りず...
(兵1人あたり矢が6本しかない...って...それでどうやって戦えって言うんだ~

民が苦しんでるのに...戦を強行しようとする父親に諫言して、位を落とされちゃったくらい

民想いの...「やさしい」...そして「頭のいい」次男坊...(この辺は魯粛っぽい...)

でも魯粛のような憎めない人の好さはなくて...とっても真面目

そして...外見はまんま魯粛なのに...めっちゃ強い(笑)その強さは「趙雲様」というより「項羽」

項羽の最後の戦い(涙)を彷彿とさせるような...取り囲んだ敵が次々と倒れていく戦いっぷり


う~ん...ホウ・ヨンって...身体があんまり大きくないから...ちょっとムリがあるかな~...

でも...もっとムリがあるのが...君主になった時「渠梁」は21歳の若さだったって?....ブブ~ッ

見えない見えない...ムリありすぎ~~~見た目...まんま「魯粛殿」ですから~



そして...ちょっと気になるのが...今はまだ「魏」の使者として、丞相を救出に「秦」に来ていて...

後に「渠梁」と共に大秦帝国を造っていく事になる...「商鞅」(しょうおう)

ちょっといい男で...頭がキレて...いつも白い着物を着ていて...まるで「孔明」みたい...

でも...孔明みたいなのに...ちょっと豪快さんっぽいし...大食いだったりして...(笑)


この人...ちょっといいかも...この先が楽しみです

(あっ?...違いますよ~決して浮気なんかじゃないですから~~「役」ですよ「役」
私はフー様ひとすじですから~~信じて~~

コメント (4)
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