花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

シーンお団子...その後のその後...

2009年08月21日 | レッドクリフ
...まだ「シーンお団子」を引っ張るのかよ~...と、お思いの皆さん...

これで完結ですので...もう少しだけお付き合いを......(笑)



「シーンお団子...その後」で、わが君が趙雲たちに真実を話し...みんなの誤解もとけ...

戦いに向けて...心をひとつにした劉備軍

中でも趙雲は...わが君に対して取った失礼な態度を深く反省し......

あらためて「我が肝脳地にまみるとも...」と心に誓い直したのだったが...

一方で...命の恩人である周瑜に対して...まだ何も恩を返していない事が心苦しく...

わが君への忠誠と...大都督への恩義の狭間でひとり悩むのだった...



趙...「わが君が本気で仁義に反して撤退したのだったら...

あのまま飛び出して、大都督をお援けに参ったのだが...

わが君の深い情愛を思うと...やっぱりわが君をお護りするべきであろう...

しかし...大都督には命を助けてもらったご恩が...

...あぁ...子龍はどうしたらよいのであろう?...


...ボ~ッとして...ため息ばかりついている趙雲...


張...「あいつ...最近飯もろくすっぽ食わねぇで...何か悩んでるみたいだぜ...」

関...「ワシも気になっていたところだ...わが君に冷たくした事を、まだ悔やんでいるのか?」

張...「どうもそれだけじゃ無さそうだぜ...昨夜あいつの寝言を聞いたんだけどよ...

  「...命の恩人です...」とか「...必ずやこのご恩は...」とか言ったあと

  「子龍のバカ~...」とか言って泣いてたぜ...」

関...「趙雲にしては珍しい事だな...大事な戦の前でもあるし...わが君に相談してみたらどうだ?」

張...「おぉ~そうしよう...」


.....わが君に事の次第を話す関羽と張飛.....


わ...「う~む...それはきっと大都督の事であろう...趙雲は八卦の陣の時に

大都督に命を救われておるからのぅ...その恩に報いたいのじゃろう...

律儀な漢だからのぅ...趙雲という漢は......ま...ワシに任せるのじゃ...」


.....趙雲の所に向かうわが君.....


わ...「趙雲...どうしたのじゃ?張飛たちが心配しておるぞ?...悩みがあるなら話してみるがよい...」

趙...「わが君...それがしは...一体どうしたらよいのでしょうか?...」

わ...「わかっておる大都督の事であろう...」

趙...「...なぜ...それを?...」

わ...「そちとは長い付き合いだからのう...

趙...「...................

わ...「趙雲...そなたの忠誠心はよ~く解っておる...何も心配せずに大都督をお援けいたすがよいぞ

趙...「....わ...わが君....(涙)......」

わ...「その代わり...この戦が終わったら...またワシを援けてくれるな?

そなたの様な忠臣は....またと得られぬからのう...」

趙...「わが君.....子龍は...あなたの為なら命など惜しくはありません...

...地面に頭をこすりつけ...涙を流す趙雲......


.....満足そうにうなずくわが君.....



こうして...趙雲は...わが君への大きな愛を胸に...大都督の護衛に向かったのでした


いや......ほら...今まで散々...「...趙雲様はわが君を放ったらかしにして...」とか
「...あれじゃ...わが君が可哀想...」とか、ひどい事言っちゃって....

このままじゃ~あんまりにも「趙雲様がひどい人みたいに見える」じゃないか...と反省して(笑)

実は...作戦と知った後も...大都督に付き従ってたのにはこういう訳があって...

「趙雲様は決して不忠の臣ではなかった」と言う事を、趙雲様の名誉の為に言っておきたかったんです

...ていうか勝手に作ったんですけど...


.....これで許してもらえないでしょうか~?趙雲様~~~

コメント (8)
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