花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

一番お気の毒な人物...(汗)

2009年08月14日 | レッドクリフ
今回...『レッドクリフPartⅡ』マニアック観賞第4回目で...

勝手に深読みさせてもらうのは(笑)...「蔣幹」です...

敵ながら...あの顔と、お人好しな所から...なぜか憎めない人物です



私...『レッドクリフPartⅡ』の登場人物の中で...一番気の毒なのが「蔣幹」のような気がします...

子供の頃から、周瑜に散々からかわれ...イジメられ...

周瑜のせいで「棒で殴られたり」「先生に尻を叩かれたり」...と...

酷い目に遭ってきたのに...(これって...イジメっ子とイジメられっ子の図ですよね

しかも...これ...周瑜は悪意を持ってイジメてたのに...それに気付かないお人好し蔣幹は、

いまだに「自分がイジメられてた」とは夢にも思っていなくて...

悪ガキ仲間だったと思い込んでる風にまで思えて...ますます気の毒になります...

(...考えすぎ?(笑))

そして...大人になって周瑜と旧友だという事で...また周瑜の元に行かされ...

最初から周瑜に利用されてるのに気付かず...「今度は自分がだます番だ」と張り切って

周瑜と昔話をして酒を酌み交わすシーン...かなりテンパッテます...(爆)


でも結局...酔った振りの周瑜に散々振り回され...(気付かないうちに)散々イジメられ...

「今度こそだまされないぞ」と言いつつ...

まんまと周瑜の罠にハメられて帰って行くあたり...


本当にご愁傷様としか言いようがありません...



(『レッドクリフ』の周瑜は...冷静でやさしい周瑜だったのに...蔣幹とのシーンだけは

「三国志」のイジワル周瑜様のようです...


周瑜に“してやられてる”のに...“してやった”と思っている蔣幹は...

曹操に自信満々で進言します...そして...まんまと周瑜の思う壺に...

(こんなにお人好しで...よく曹操の側近にまで登りつめたな~...と不思議に思いますが...)


宴で...曹操に呼ばれた時の「得意満面」な顔が...あの“エクボ”までが...また哀れを誘います...(笑)

曹操から賜った毒入り酒を飲み干した後の「あ~」と満足そうな顔が、

彼の人生の最高の瞬間だったのでしょう....

でも...彼は最期の瞬間まで...周瑜をだましてやったと思っていたはずです

それだけが...せめてもの救いでしょうか...

...本当にご愁傷様です.....チ~ン...(笑)
コメント (6)
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