ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

今日はチルドレンズフェスティバルの日

2008年10月25日 | 日本人学校・日本人会

今日はヤンゴン日本人学校の1年で最大のイベントであるチルドレンズフェスティバルが行なわれる。
ヤンゴン市内のいろいろな学校も参加するなかなか華やかなイベントである。

今日は午前中の授業を休んで、見学に行く予定。

以下、プログラムより。

第一部 ステージ発表(午前8時半~10時半)

1.ダンスパントマイム(フランス人学校)
2.ダンス「COULD YOU BE MESSIAH」(ホライズンスクール)
3.歌「しあわせなら手をたたこう」「山の音楽家」踊り「カレンダンス」(ヤンゴン日本人学校幼稚部)4.ダンス「マウンシュエヨウ」(国立養護学校)
5.踊り「遊び庭」「子どもエイサー」(ヤンゴン日本人学校低中学年)
6.歌、ダンス「ティンジャンソング」(ヤンキン第一中学校)
7.ダンス「ディーウィッサラ」(マリーチャップマンスクール)
8.ダンス「MY HUMP」(ディプロマティックスクール)
9.ダンス「孔雀ダンス」(インドネシアンスクール)
10.剣道の型、剣舞「白虎隊」(ヤンゴン日本人学校小学校高学年、中学部)

注:6歳のわが娘は3.番目のプログラムに出演する。

第二部 パフォーマンス体験(午前10時40分~11時40分)

各教室で雅楽、狂言、書道、折り紙、伝承遊び(こま、福笑い、剣玉、はねつき、だるまおとし)などを子供たちが紹介する。

去年はデモが起きたために中止となったが、今年は無事に行なわれますように。

行事の様子は明日のブログで....

ミャンマー人は日本に行くと元気になる?

2008年10月25日 | 日本語学校

ある日の上級クラスの授業中のこと。
「白米」という言葉が出てきたので、ついでに「玄米(ロンティーサン)」のことを話した。

玄米にはビタミンE,B1をはじめ、ミネラル、食物繊維などたくさんの栄養分があって健康にとても良い食品であることを説明した。
そして、生徒たちに玄米を食べたことがあるか質問したところ、生まれてから今までに玄米を食べたことがある生徒は20人中一人もいなかった。

なぜ食べないのか理由を聞いたら、
「ミャンマーでは玄米を食べる習慣もないし、米屋にも売っていないから。」
という答えだった。

日本人ならほとんど誰でも、玄米を食べた経験を持っていると思う。

さらにミャンマーの米の炊き方は独特のものがある。

鍋一杯の水を火にかけて米を煮るのであるが、途中でおもゆを全部捨ててしまうのだ。
あのおもゆの中にも栄養分がたくさん含まれているのに、どうして捨ててしまうのだろう。

確かに、途中でおもゆを捨てると炊き上がりがふっくらパサパサして食べやすく美味しい。
この炊き方であれば、消化がよくお腹がもたれることはなく、たくさん食べられるのだ。

しかし、栄養価という点で言えば、問題があるように思われる。

ときどき朝の授業で女子生徒が何回か貧血で倒れたことがある。
立っているわけでもなく、座りながら気絶しているのである。

貧血で倒れる子は、朝からあまり食事しないで学校に来ているのだが、原因はそれだけでなく、日頃食べているご飯にも関係があるのではないかと自分は推測している。

数年前に体がすごく痩せていて、しょっちゅう病気で休んでいた女の子が日本に留学した。

しかし、日本のご飯が好きになり、日本で生活しているうちに、太ってたちまち元気になった例がある。

日本へ行く前は多分40キロもなかった体重が日本では50キロになった。
ただ脂肪がついて太ったのではなく、日本では過酷なアルバイトもしたり、長い距離を歩いているから筋肉もついてきて健康的な体になっているのだ。
血色もよくなり、まったく別人のように元気そうになった。

日本のご飯とミャンマーのご飯とではカロリーがかなり違うのではないか。

ミャンマーのご飯は食べても栄養やカロリーが少なくエネルギー量が足りないのではないかと思う。