ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

カビ(2)

2007年08月31日 | ミャンマーでの生活
写真のようにテーブルにもカビが生えた。
白くてマシュマロみたいにふわふわしているカビ。
こんなカビの種類は初めて見た。
カビにもいろいろな種類があるものだ。
ところで、日本では乾燥機付きの洗濯機があるそうだが、ミャンマーにはまだない。
電気店をいろいろ回ったが、どこにもなかった。
雨期は本当に洗濯物が乾きにくい。
ミャンマーでも乾燥機が必要だと思う。
最近はジーンズが若い人を中心に人気があるが、ジーンズは特に乾きにくい。
みんなどうやって洗濯して乾かしているのだろう。

カビ

2007年08月30日 | ミャンマーでの生活
ミャンマーの雨季は高温、多湿のためカビが生えやすい。
タンスの中に入れてある衣類はすぐカビだらけになる。
独身時代は全部ドライクリーニングに出していたが、それでもカビが生える。
ビデオテープのカビもすごい。日本から持ってきた映画のビデオも全部カビが生えて真っ白になった。
新しいマンション(日本から来る先生が住むための)に、韓国製のフローリングを使ったが、これが大失敗。(詳しくはこのブログの6月4日付け記事を参照)
おまけにこのフローリングはカビが生えやすいことがわかった。
写真のように板と板の隙間に白いカビが生えている。
いくら取り除いても、3日経てばまたカビが生えている。
合板で作られたショーケースもカビが生えやすい。
ところが、ミャンマー産のチーク材で作った家具には全くカビが生えない。
やっぱり「郷に入っては郷に従え。」
なんでもミャンマーの気候に合ったものを選択しなければならない思った。

新しいイタリアレストラン

2007年08月29日 | レストラン・食べ物情報
ダウンタウンに新しいイタリアンレストランが開店したので一人で行ってみた。
(名前は伏せておく)
店内は冷房が効いていて、内装も清潔できれいだ。
しかし、昼時にもかかわらずお客さんが一人もいない。
いや~な予感がした。
メニューの中からスパゲティボログネーゼ(ミートソース)とフレンチフライドポテトを注文した。
待つこと20分。やっとポテトが出てきた。(他にお客さんがいないのに、なんでそんなに時間がかかるの?)
油まみれのビチョビチョのポテト。食べてみると、やっぱりダメ。
表面はやたらに固く、中はシケシケ。
これなら、自分でも作れる。(いや、自分が作ったほうがマシかも)
マックで食べるようなサクサク、ホクホクのポテトを期待していたのに。
たぶん、油をケチって少量の油でテキトーに揚げたのだろう。
スパゲティに期待しようとあと10分待った。
調理時間30分のスパゲティ。どんなにすばらしい味だろうとワクワクしていたが、全く期待はずれ。
スパゲティはただ茹でただけ。具のほうも挽肉、たまねぎ、トマト、ニンニクの微塵切りを塩、胡椒で炒めただけという感じで、これも自分で作れそうなものだった。
(これで4000チャットは高いよ!)
飲み物が入れてある冷蔵ケースの中を見て唖然とした。
果物(スイカとパイナップル)が小さくカットされ、皿に盛られている。サランラップをかけていないため、萎びてしまって見ただけでもまずそうだ。
このレストランの経営者(ミャンマー人)はレストランとはどんなものか、調理技術とは何か、な~んにもわかっていないみたいだ。
たぶん、マニュアル本かインターネットなどでスパゲティのレシピを調べて、給料2万チャット(約2千円)の労働者をコックにしてテキトーに調理させているのだろう。
レストランというのは、普通の人では作れない特別な味を創り出し、お客さんに「もう一度食べたい!」という気にさせないとダメなのである。
このレストランで食べたあとの感想は、「もう二度と食べたくない。」である。
これじゃ、お客さんがいないのもうなづける。
店長にアドバイスしようと思ったが、プライドの高いミャンマー人のことだから、聞き入れるわけないと思いお勘定を済ませてさっさと店を後にした。
この味が続く限り、来年の今ごろはもう店はなくなっているだろう。

揚げパン屋さん

2007年08月28日 | レストラン・食べ物情報
学校までの通勤道の途中で毎朝、売っている揚げパン(イーチャークエ)屋さん。
(屋台なので店の名前がない。)
ここの揚げパンは本当においしい。
サクサクっとして歯ごたえが良く、ほんわりと甘味があり、香りもいい。
ここの揚げパンを食べると、もう他の店では食べられない。
ミャンマー人もこの店がおいしいと思っているらしく、朝6時半から売り出して、7時半には全部売り切れている。
もっと材料を仕入れて、たくさん作ればいいのにと思うが、欲がないみたいだ。
1本100チャット(約10円)で2本食べれば満足できる。
これをコーヒーや甘いミルクティーと食べると最高においしい(らしい)。
(私はコーヒーやミルクティーを飲まない。)
なぜ、おいしいか。秘密はあの油の量にあるみたいだ。
他の店より大量の油で揚げている。油が少ないと、温度が安定しないために焦げすぎたり、フニャフニャになったりする。家で素人が作るとそうなる。
油の温度管理は長年の経験と勘で培われたものだろう。
一見、誰でもできそうな揚げパンであるが、その裏には高度の職人技が生きている。

今日のお天気

2007年08月27日 | ミャンマーでの生活
今日は早朝のスコールのあと、久々の快晴になったのでヤンゴンの青空をお届けする。
現在(午前11時)の気温は30度。湿度は70%くらい。
学校の隣は小、中、高校(女子高)があるので、いつもにぎやか。
写真はミャンマー風通学バス。軽トラックの荷台を改造している。
その前のあずき色の車は例のスズキワゴンR。
現在のお値段は600万円とか。(ちなみに中古の価格です)
一体どこまで上がっていくのだろう。
しかし、600万円をポンっと出せる人がたくさんいるっていうのも不思議な話である。
みんな何の商売しているの?????

ダウンタウンの食堂

2007年08月26日 | レストラン・食べ物情報
ダウンタウンの37通りにあるミャンマー料理専門の食堂。
中国系ミャンマー人の姉妹3人でやっている。
この辺に住む人で、知らない人はいない有名な店である。遠方から車で来る人もいる。
私も10年前からずっとお世話になっている。(独身時代はほぼ毎日、ここで食べていた)
お店の名前は。。。。。。。。  「ない」
ここの番地である「203」がそのまま目印になっている。
昼時は大勢のお客さんでいつも混んでいる。
なぜ、こんなに人気があるか分析してみた。
1.おいしい。(ミャンマーには本当においしいと思われるミャンマー料理の食堂が少ない)
2.味が安定している。(ミャンマーの食堂は日によって味のバラつきが激しい。また作る人もしょっちゅう変わるので、味がガクンと落ちてがっかりさせられることが多い。)
この食堂は10年前とまったく味が変わっていない。
3.油が控えめ。(他のミャンマー食堂では油ぎとぎとであるのに対し、ここでは適度に使用している。)
4.安い割には清潔。(ここで食べて一度もお腹をこわしたことがない)
5.料理や材料が新鮮(毎日、料理が売り切れるので、その日に作ったものしか出さない。また、材料もその日に仕入れたものを使って新鮮。)
この店の向かい側に真似して同じような開店した食堂があったが、まったく客が入らなかった。
(わずか3ヶ月で閉店してしまった)

以前、妻と一緒にこの店で食べたことがある。
「このスープ(高菜と豚肉スペアリブのスープ)、家で作れる?」と妻に聞いたところ、
「作れるわよ。」と自信たっぷり。
その後、妻は意外な行動に出た。
店員が側を通ったとき、「ねえ、店員さん。このスープ、どうやって味つけしているの?」と
質問しているではないか。
「おい、おい、教えてくれるわけないじゃない。これは企業秘密だよ。」と言っても、しつこく聞いている。
店員は苦笑いしながらも、
「アチョーモン(味の素)や塩で調整しています」と教えてくれた。
次の日、言われた通り作ってみた。すると、まったく別のスープが出来上がった。
(材料は同じなのに)
「ほらね。言った通りでしょう。肝心な味付けは絶対に教えてくれないものだよ。彼らは誰にも教えられないノウハウってものを持っているのだから。」
妻はまだまだ納得できないみたいだった。

この食堂は一見、誰でも作れそうな料理ばかり作っているようだが、その影ではものすごい努力をして、試行錯誤を繰り返して味を完成させたのだと思う。

日本語の授業中に「何でも成功するためには努力することが大切」ということを学生に教えるとき、この店のことを引き合いに出しているが、学生はあまりピンと来ていないようだ。(例えが悪かったか。。。。。)

汽車による通勤風景

2007年08月25日 | ミャンマーでの生活
ジャーナル各誌に最近のバス代の値上げによって、安い鉄道に乗る人が増えて、汽車は大混雑になっているという記事が連日出ていた。
それで昨日、ヤンゴン駅の隣(バズンダウン駅)に行ってみた。
(私は鉄道好きなので、ときどきこの駅でボ~と汽車を見ている)
通勤時間帯の午前9時から9時半までいたのだが、特にひどい混雑というレベルではなかった。
(東京の山手線のほうがずっと混雑がひどい)
ジャーナルの記者たちは本当に現場に来て取材しているのか疑問になった。
9時から9時半の30分の間に、上下合わせて8本の汽車(2本はディーゼルカー)が来た。
意外に過密ダイヤで運行しているということがわかる。
通勤時間帯に数少ない機関車を総動員して運行しているのだろう。
ところで、汽車の運賃は環状線内はどこでも10チャットという値段。(だいたい1円)
例えば、ヤンゴン中央駅からヤンゴン郊外のミンガラードンまで行っても、たったの10チャットである。バスを利用すれば、150チャットになる。
もちろん10チャットでは採算が取れるわけもなく、ミャンマー国営鉄道(=政府)が大赤字で経営しているということがわかる。
年間、どれくらいの赤字を出しているのかわからないが、ミャンマー政府も国民のために、いろいろと苦労しているのがわかる。(残念ながら、国民はこのことを知らない。安いのが当たり前と思っている。)
ガソリンやCNGの突然の値上げは、そのやり方が良くなかった。世界的な原油価格の値上がりとか、もっと背景を事前に説明しておけば、今回のような騒ぎにならなかったのではないかと残念に思う。(世界的に見れば、まだミャンマーのガソリン価格は安いのだから。。。)

宣誓書

2007年08月24日 | ミャンマーでの生活
ミャンマーでは役所の手続きの際によく「宣誓書」の提出を求められる。
「宣誓書」は学生さんが日本に留学するときもよく作成する。例えば、身分証明カードと高校卒業証書の生年月日が異なって記載されている場合に、「高校入学の際に間違って生年月日を記入しました。正しくは身分証明カードの通りで○月○日が正しいです」と宣誓書を作成して、裁判官に署名してもらうのである。こうすると、正式なものになるらしい。
今回はミャンマーの住民票(家族リスト)に下の娘の名前を入れるために、「宣誓書」が必要だと入管から言われたので、スーレーパゴダ近くのヤンゴン地方裁判所へ行った。
(ちなみに、父親である私の名前は入れることができない。)
「宣誓書」は行政書士のような専門の業者に予め頼んで作成しておく。
まず、最初の裁判官の部屋に行った。眼鏡をかけて色白だが、怖そうな女性の裁判官だった。
書類を一読するなり、「これ、だめ。」
理由を聞いても、無視。
2番目の裁判官の部屋へ。結果はやっぱりだめ。
どうやら、宣誓書の中に外国人である私の名前が入っていることが気に入らないみたいだ。
3番目の裁判官の部屋へ。
やっと、渋い顔をしながら、サインをしてくれた。
今日会った3人の裁判官はみな女性だった。
ミャンマーの裁判所に入るのは、これが5回目になる。
その中で1度、裁判所で通訳をしたこともある。(そのときの被告人が日本人だったので)
裁判所の中に法廷があった。法廷といっても学校の教室のような部屋で、正面にはミャンマー国旗が大きく描かれている。裁判官の席だけが、極端に大きくてあとはプラスチックの椅子が並べられているだけ。
窓は全部開いているから、廊下から裁判の様子がだれでも見える。
でも、こういう所へはあまり行きたくない。

韓国焼肉のお店

2007年08月23日 | レストラン・食べ物情報
最近、はまっているお店。(妻と5歳の娘が大好き!)
経営者は韓国人。
サボイホテルのすぐ近く。ダマーゼーディー通りとインヤー通りの交差点の一角にある。
「さむらい寿司」のちょうど真向かいにある。
店の名前は「WORLD CUP」。ぜんぜん韓国と関係ない名前だが、正真正銘の韓国焼肉屋である。
焼肉は豚肉のカルビでボリュームあり。キムチや野菜は食べ放題で5000チャット(約500円)という良心的な値段。肉にはタレの味が下ごしらえされており、写真のように鉄板で焼くだけで食べられる。
ピーナツとゴマのタレにつけて食べることもできる。
この日も、焼肉2セットとキムチスープ1杯、ご飯、飲み物で満腹になった。
全部で2万チャット(2千円)もかからなかった。
この店の他の良い点は、個室で食べられるということ。(個室といってもとても広い!)
それに、お手洗いも広くて、気持ちがよい。
ぜったいにお勧めのお店です。(でも、あまり知られていないみたい。)

停電なのにエレベーターが動く怪奇現象?

2007年08月22日 | ミャンマーでの生活
先週からまた計画停電が始まった。
昨日、自宅のマンションでは午前11時から午後5時までの6時間が停電。
ところが、びっくり!エレベーターが動いているではないか。

いつ、大型発電機(ジェネレーター)を買ったんだろうとマンションの警備員に聞いてみると、
なんとエレベーターだけには電気が来ているのだそうだ。
話によると、電力供給局(EPC)に申請して認めれれば、エレベーターだけに電力を送ることができるという。(つまりエレベーターは24時間稼動)

ええっ??????

マンション周辺も全部停電なのに、どうしてエレベーターだけに電力が送れるのだろうか。
これって、ハイテク(はたまたマジック)ではないのだろうか。
でも、送られた電力を各部屋の電気に使えないのはどうしてだろう。

またまたミャンマーの7不思議にリストアップしそうだ。
こんなに不思議なことが起こると夜も眠れなくなる。

まあ、これでとにかく、歩いて7階までのぼらなくてすむようになった。

工業団地の大火事

2007年08月21日 | ミャンマーでの生活
先週の15日、ヤンゴン郊外のラインターヤー工業団地で大きな火災があった。
8月20日発行のVOICEジャーナル誌に詳しく報じられていたので、要約する。

8月15日の午前10時25分頃、ラインターヤー工業団地内、ミンウンウーアウン通り163番地にある「フレンドシップ縫製工場」より出火し全焼した。
この火災により2名が死亡、8名がけが、工場所有の車両4台も全焼した。
出火原因は工場内女子寮の下階に設置されたボイラー(どんなボイラーかは不明)が突然、爆発したこと。鎮火は午後2時半だった。
損害額は1億3千万チャット(約1300万円)だった。
この縫製工場は5名の出資者により経営されていた。

2人が死亡(性別の判断できないほどまる焦げ)し、けが人も全身やけどを負っているとのことで、ボイラーの爆発がかなりの威力だったと想像される。

自宅でも電気式のボイラーを使っている。
気をつけなければと思った。

ひまなの?いそがしいの?

2007年08月20日 | ミャンマーでの生活
ミャンマーに住んでいると、いつもおもしろいと感じることがある。
どこの会社、役所、事務所、店へ行っても、み~んな暇そうにしている。
お昼どきでもないのに、女子スタッフはお弁当を食べながらおしゃべりに夢中。
おじさんたちも、外回りかと思えば喫茶店でお友達とおしゃべり。
実際、「あなたは忙しいですか?」と尋ねると、みんな
「ヒマ、ヒマ。ヒマ死にしそう。」なんて答えが返ってくる。
ところが、いざ電話で何か用件を頼むと、
「忙しくて、なかなか行けない。」となる。
インターネットの修理を頼んだときも、衛星放送のアンテナを直してもらったときも、
「忙しくてなかなかそっちへ行けない」と何度も約束をすっぽかされた。
特に衛星放送の修理屋はひどかった。
3回も約束をすっぽかした上に、4回目の約束も当日、電話で「今日は必ず行きます」と確認したのに、やっぱり来なかった。
もうあきらめて2、3日経って電話帳で他の業者を探しているときに、突然、
「修理に来ました~~」
日本だったら、「もう来なくていいよ。」になるのだが、ここはミャンマー。
怒りで肩が震えながらも、丁重に応対するしかないのである。
一度でいいから、この忙しい人の一日の行動を監視カメラで見てみたい!

ゴミの山

2007年08月19日 | ミャンマーでの生活
一見、緑が一杯で清潔に見えるヤンゴンの街並みであるが、路地裏は写真のような状況に出くわす。
(これはゴミ捨て場ではない)
特に8階建てのアパートとアパートの間の路地からは見えない隙間は本当にひどい。
明らかに住人がベランダや窓から投げ捨てたゴミだ。
アパートの窓からゴミを投げ捨てるのは、ミャンマーでは習慣のようになって当たり前のように皆、やっている。
高層階の人だけがやっているのかと思ったがそうではなく、1階の人も負けじとやっている。
信じられないことだが、自分の住む環境を良くしようという意識が全くないみたいだ。
6ヶ月前に、政府(ヤンゴン市開発委員会)の清掃係の人たちが泥まみれになりながら、ゴミとヘドロを取り除いてすっかりきれいになったのに。。。。。
これらのゴミは下水や側溝を詰まらせる大きな原因となる。
大雨が降ると、すぐに汚い水があふれて道路が川のようになるのもこれが原因であることは皆わかっているはずだ。
私が10年前にミャンマーに来た頃は、ポリ袋、ペットボトル、発泡スチロールなど環境を悪くする物は全くなかった。
食べ物を包むものはバナナの葉など自然に返るものばかりだったので、ポイ捨てしても大丈夫だった。そのときからの習慣が残っているのでなかなかやめられないのだろうが、今は状況が変わっているのだから、悪い習慣はなんとか変えるように努力してほしいと思う。

どうなってるの?(2)

2007年08月18日 | ミャンマーでの生活
先日、CNG(天然ガス)が4倍になったと書いたが、実際には6倍だったと「ミャンマータイムズ」に出ていた。
そのため、市内バスも大幅値上げ。
普段、40チャットで行ける所が100チャットになった。
完全着席制のバスも200チャットから300チャットに上がり、
タクシーも普段なら1500チャットのところが2000チャットになった。

昨日から自宅のインターネットの調子が悪くなり、全然通信できなくなった。
また修理屋を呼ばなければならない。
当分、このブログは学校から投稿することになりそうだ。
一体、どうなってるの?

このところ、毎日6時間以上の停電が続いている。
毎日、雨が降っているというのに、一体、どうなってるの?

おとといから、原因不明の倦怠感に襲われ、頭痛もひどく、吐き気もする。
頭痛がする場所が、なぜか時間とともに移動する。
授業をする気力がないので、昨日の金曜日は授業を全部、休講にした。
でも、熱はない。何の病気だろうか。
自分の体、一体どうなってるの?

シンガポール留学ブーム

2007年08月16日 | 日本語学校
ミャンマーではシンガポールの大学や専門学校に留学する学生たちが急増している。
ミャンマーの学生が興味を持っているというより、シンガポール側からのアプローチがすごいのである。
一番多いパターンは、シンガポールの専門学校で調理、ホテル業務などを学んで、手当付きの実習をし、雇用主が気に入ればそのままホテルやレストランに就職するというもの。

先日の日曜日はシンガポールの各大学の合同説明会があるホテルで開催されて、多くの生徒や保護者たちで一杯になったそうだ。

それから、8月13日発行のVOICEジャーナル誌によると、シンガポール政府の援助によって優秀なミャンマーの学生20名をシンガポールの大学に留学できるプログラムが紹介されていた。
ミャンマーの8学年(日本では中学校)を修了が条件で、選抜試験(主に英語)に合格すれば、渡航費、生活費、授業料、全てシンガポール政府が負担する。いくらかのお小遣いも支給される。
奨学金の支給期間は4年間で、シンガポールの高校、大学入学予備課程で勉強できる。
さらに、大学入学試験に合格できれば、シンガポール政府の奨学金で学習を続けることができるそうだ。(シンガポールは英国の試験システムでGCE O または GCE Aレベル合格が必要)

一方、日本はどうだろう。
安倍首相が留学生100万人計画を打ち出してきているが、ここミャンマーには何も情報も伝わって来ない。
日本の大学が来て、説明会を行なうという話もないし、本当にやる気があるの?という感じである。
日本語学校に申請すれば、入国管理局のあの馬鹿げた審査方法によってビザが不許可になるだけなのだ。(詳しくはこのブログの
http://blog.goo.ne.jp/win1789/d/20070322
を参照してください)
文部科学省の奨学金は毎年、30名ほど出ているというが、全部、ミャンマー政府の公務員に対してしか支給されていない。ミャンマーの優秀な若者が日本に留学したいと望んでも無理なのである。
日本政府や日本大使館はミャンマーの若者のために何も考えていないのではないかと思わざるを得ない。