ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

ブログやってますね!

2008年08月31日 | ミャンマーでの生活
私はヤンゴン在住の日本人に自分からブログをやっていることを一度も話したことがない。

ところが、最近ヤンゴン市内の複数の場所でまったくの初対面の日本人の方から、

「あなたはブログをやってますよね?いつも見ていますよ。」
と声をかけらることが3回もあった。

「あの~......自分は名前も顔も公表していないんですけど.....どうしてわかるのですか?」
と聞いてみた。

「書いてある内容から、顔と雰囲気を見れば、だいたいわかりますよ。」
ヤンゴン在住の日本人(子ども含む)は500人もいないだろう。
その中で、自分のようにミャンマー人化した日本人は指で数えるほどしかいないだろうが.....

それにしても、バレバレなのだ。

ある人からは、

「よく毎日続きますよね~」と。 

褒められているのか、それとも「ヒマなんですね~」と呆れられているのかよくわからん。

このようにヤンゴン在住の日本人の方々にもこのブログを読んでもらっていることがわかって、嬉しいような恥ずかしいような。

いや、これからは発言に気をつけなくちゃ。

追記:
ついに今月はブログ更新の皆勤賞になりました!
先週のアクセス数も閲覧数5192-PV、2107-IP と驚異的に伸びている。
一体どうなっているのでしょうか。

ミャンマー産コンニャクを日本へ輸出

2008年08月31日 | ミャンマーでの生活

WEEKLY ELEVEN誌によると、ミャンマー政府と民間が共同で日本市場に参入するために、コンニャク芋の栽培を大々的に行なう計画があることが紹介されていた。

コンニャク芋はミャンマーの限られた地域で多く自生しているのが見られる。

しかし、一般のミャンマー人にはコンニャクを食べるという習慣はない。
(一部の中国人やシャン民族に食べる習慣がある)

今回は、自然のものではなく、ヤンゴンの周辺(レグー市など)の畑で栽培し、日本へ輸出しようというもの。

コンニャク芋は、そのものを輸出するのではなく、自然乾燥させて乾燥コンニャクという半製品の状態で輸出するのだそうだ。

乾燥コンニャクの国際価格は1トン当たり2000ドルという。

コンニャクは低カロリーで繊維質が豊富であること。
肥満を防止し、健康食品でもあるので、日本でも人気が需要が高まっている。
以前は少量の乾燥コンニャクを中国へ輸出していた。

ミャンマーでは天然肥料だけ使い、化学肥料は使用しない。
また農薬も一切使わず完全な有機農法によって栽培する。

コンニャク芋は1エーカー当たり10トンのコンニャク芋が収穫でき、自然乾燥させると1トンになる。

ミャンマー国内には12種類のコンニャク芋があり、そのうち
Amorphophallus Conjab
Amorphophallus Companulatw
という2種類が日本市場に入っている。

それらの種はダウエー、ベィッ、チャウメーなどの地域に自生しているのが見られる。

コンニャクの栽培と日本へ輸出するプロジェクトは、12年前にミャンマーに移住した当時から、そのような話はときどきあった。
コンニャクについての小冊子を日本語からミャンマー語に翻訳したこともある。

ミャンマーのコンニャク事情を知りたいと日本から視察団が来たときに、旅行会社に旅程をアレンジしてもらったことがあるので、コンニャクは自分にとって関わりが深い。

その後、視察団の人たちの会社がミャンマーのコンニャクを買い付けたという話は聞いていないが、どなたが関わるにせよ、うまくいってほしい。

追記:
ミャンマー近海でとれるタコを生きたまま韓国へ輸出するプロジェクトも始まっている。
ミャンマー人はタコをぜんぜん食べないので、ミャンマー近海にはタコが大量にいると思われる。
いつか日本でもミャンマー産のタコが流通する日が来ると思われる。

タクシーメーターはどうなった?

2008年08月30日 | ミャンマーでの生活
最初は2月末までにメーターを取り付けなければならなかった。
それが3月末までに延長され、そして4月末.....とズルズル延びているうちに
あのサイクロンが来て、タクシーメーターの話も吹っ飛んでしまった。

メーターのことなど、もうみんな、忘れてしまっていたが、今週から道路上でタクシーに対する検問が始まった。

メーターを取り付けていないタクシーは御用となり、罰金を払わされる。
厳しい場合は車両を没収される。

この前、タクシーで出先から帰るとき交通警察によって停止させられ、車内をチェックされた。
そのタクシーはメーターを取り付けてあったので、問題はなかった。

しかし......

何か肝心なことを忘れていませんか?

警察がチェックするのはメーターを取り付けてあるかどうかであって、実際にメーターを動かしているかどうかではないのだ。

現在、ヤンゴン市内のタクシーのほとんどはメーターを取り付けているが、稼働させているタクシーはゼロといってよい。

理由はメーター料金のほうが安くなってしまうからだ。
交渉制なら最低料金が1000チャット、メーターなら500チャットで2倍も違う。

それに50チャットずつ料金が上がっていくために、細かいお釣りを準備せざる得ないので、面倒だというのもあるだろう。

いつになったら、メーター制度が定着するのだろうか。

参考までにメーター制と交渉制の値段の比較(左側がメーター、右側が交渉)

スーレーパゴダ→シュゴンダイン交差点1000チャット/1500チャット
スーレーパゴダ→マリーナレジデンス(インヤー湖)1500チャット/2000チャット
スーレーパゴダ→8マイル交差点2000チャット/3000チャット

関連記事
1月31日、2月7日、3月9日、4月5日付記事参照。

笑いのツボにはまってしまった

2008年08月29日 | 日本語学校

中上級のクラスに、ある真面目な男の生徒がいる。

彼は真面目な子なのだが、彼が発表しているとき、いつも周りの女の子たち(クラスの80%は女子)はクスクス笑いたいのを我慢している。
中には肩がピクピク震えている子もいる。

どうしてなのか初めはわからなかったが、どうやら彼の話すミャンマー語がひどく訛っていてそれがおかしいらしいのだ。

昨日の中上級のクラスでのこと。

このクラスでは日本語で書かれた高度の文章を読んでいる。
いつもクラスは緊張に満ちている。

文章の中に、

「手塚治の漫画『鉄腕アトム』に出てくる『お茶の水博士』が.....」

という一節があった。

くだんの彼が一生懸命にミャンマー語に訳して発表している。
しかし、「お茶の水博士」のところで........詰まってしまった。

すかさず、担当教師である自分が
「『お茶の水』は博士の名前ですよ。訳さなくてもいいですよ」
と助け舟を出した。

そしたら、彼は「名前博士は....」とやってしまった。

その時点で周りの女の子たちはまだ肩がプルプル震えながらも笑いを必死に我慢している。

「『お茶の水』は『名前』という意味じゃないのですよ。」と教えてあげた。

そうすると、今度は、
「ラペッ・イェー・パラグー」
とやってしまった。
(ラペッ=お茶の葉、イェー=水、パラグー=博士。全体では「ミルクティー博士」になってしまう)

これには笑うのを必死に我慢していた女の子たちは

「ブファッ

と吹き出してしまった。

このようなとき、教師である自分は笑ってはいけないのであるが、あまりに珍訳だったので、自分も吹き出してしまい、笑いをこらえようとすればするほど、笑いのツボにはまってしまい、1分間ずっと下を向いて声を出さずに笑い続けてしまった。

このように笑いのツボにはまってしまったとき、ベテランの日本語の先生たちはどうしているのだろう。
生徒の間違った答えに笑ってしまうのは教師としては失格だろう。
彼には申し訳なかったが、昨日1日中思い出しては笑ってしまった。

しかし、彼の天然ボケにはすばらしいものがある。
彼はどこへ行っても、周囲を楽しくさせる才覚があるようだ。
そういうキャラクターは高校のときにもいたなあ......

ジェームスボンドがミャンマーへ来る(かも)

2008年08月28日 | ミャンマーでの生活
映画007シリーズ(まだやっていたんですね!)の第6代のジェームスボンド役に抜擢されたダニエル・クレイグがミャンマーに来るかもしれないとジャーナル誌に発表されている。

ミャンマーでも007映画は大人気で、妻も大ファンなのだ。

ダニエル・クレイグは現在40歳で、初めての金髪のジェームスボンドということで話題になったそうで、007シリーズの「007カジノ・ロワイアル」で人気になった。

ミャンマーへ来る目的はサイクロン被災者への支援のためで、25隻の漁船を寄付するという。
現在、在ミャンマーのフランスのNGO団体が準備を進めているそうである。

もし、来ミャンマーが実現すれば、大きな話題となることは間違いない。

妻は空港に出迎えに行って、サインをもらってくるとはしゃいでいる。

ガソリンをFECで

2008年08月28日 | ミャンマーでの生活
8月21日からガソリンスタンドでガソリン代をFECで払うシステムが始まった。

ガソリンの政府価格は1ガロン=2500チャット(ディーゼルは3000チャット)であるが、これは変更ない。
1ガロン=2500チャットといえば、1リットル=555チャット(約50円)となり、日本の170円に比べるとかなり安い。

国際価格に比べてもまだまだ安いので、ミャンマー政府が赤字補填をしていると思われる。

これまでは、ガソリンスタンド(配給制)では1日2ガロン(約9リットル)までしか入れることができなかった。

新システムでは、2ガロンを超える分を満タンまで入れることができ、それをFECで払えるようにしたのだ。

8月21日のガソリン価格は1ガロン=FEC3.65(約4,230チャット)だった。
これは日によって変動する。

このシステムが始まると、闇ガソリン価格が値崩れしてしまった。
わが家でも発電機用にガソリンを使うので、ガソリンが安くなるのは大歓迎である。

ところで、このシステムが始まると、FECが急騰した。
システムが始まる前は900前後だったのに、今は1160以上になり、ドルとほとんど同じになっている。

8月20日 1FEC=950チャット
8月21日 1FEC=1050チャット
8月22日 1FEC=1150チャット
8月23日 1FEC=1160チャット
8月27日 1FEC=1230チャット (ドルは1233チャット)

サイクロン支援で海外から送金される援助金をミャンマーの銀行から引き出すときに、ドルとFECが300チャット以上も乖離していたので、海外から批判があったが、これで問題は解決しそうである。

「ミャンマー式公開市場操作」といえばいいのだろう。

娘が旅行から帰ってきた(つづき)

2008年08月27日 | 旅行・観光
旅行中の残りの写真をアップします。

↓ザガインのスンウーポニャーシン仏像


ザガインヒルの頂上に安置されているこの仏像には面白い言い伝えがある。
毎日この仏像に食べ物をお供えしたい仏教徒がたくさんいるのだが、どんなに早く来ても誰かがもう先にお供え物を置いてあり、誰も1番にお供えすることができないそうだ。
神様のような人が来てお供えものを置いていると言われており、不思議な力がある仏像だと言われている。
それなら、徹夜して誰が置いていくのか見張っていたい気になった。


↓巨大直立仏像を間近で見上げる。高さは150メートル以上で世界で最も高いとか。
すごい迫力ですね!





↓モンユワにあるかんがい用の堰。



↓巨大なミングンの鐘



↓ミングンへは舟で行く



↓ピンウールインの公園で



↓ピンウールインのホテル(公園のすぐ前にある)


日本式フェイスマッサージ

2008年08月27日 | ミャンマーでの生活
ヤンゴン在住の日本人がまた新しいタイプの美容院を開店したという記事を読んで、早速行ってみた。

場所はカンドージー湖そばのカンドージータワーの8階にあって、景色が素晴らしい。
美容院の雰囲気はまさに日本そのものであった。

使用している化粧品類は全部、日本から原料を取り寄せているそうだ。
日本人経営者が自ら原料を調合して化粧品を作っている。

日本式のフェイスマッサージが売りというので試してみた。
シャンプー、頭皮マッサージ、ホットパック、クールパック、ビタミンCパック.....などの10の工程が含まれ1時間半もかけて念入りにフェイスマッサージをしてくれた。

最初は女性のスタッフがやってくれていたが、途中のフェイスマッサージで男性のスタッフに入れ替わるというこだわり。

1時間半の施術中、途中で居眠りしてしまい、終わったときは何か夢を見ていたような気分になった。本当に気持ちよかったです!
一緒にフェイスマッサージをしてもらった妻はもう病みつきになったと言っている。

ミャンマーの有名女優さんたちもよくここへ来るとか。

ここではフェイスマッサージの他に、ヘアーカット、スキンケア、ネイルアート、フットマッサージなどもやっている。

日本人経営者はフェイスマッサージのやり方を詳しく書いた本をミャンマー語で出版されている。

ROYAL HIMIKO
ROOM 805, KANDAWGYI TOWER, 132 STREET, TAMWE TOWNSHIP, YANGON
PHONE:554887, 554885
http://www.himikoyangon.com/
営業時間:9時~20時(月曜休み)

今度はスイスで映画撮影

2008年08月26日 | イベント・行事

6月25日付のブログでミャンマー芸能界の歌手が海外で公演するようになったことを書いたが、今度はミャンマーで今、一番人気の女優、エンドラチョージンさん主演の映画をヨーロッパのスイスで撮影したことがジャーナル誌などに掲載されている。

映画の題名は「過去の影(アティッ・イェ・アエィッ)」でスイスでの撮影に参加したのはエンドラーチョージンの他に相手役男優のアウントゥーヤ、脇役のカインニンウエー。

映画監督はミャンマー映画界の第一人者のジンヨーマウンマウン。

ミャンマーの俳優とともに、現地スイスから脇役、エクストラが出演する。

スイスのチューリッヒ市、ルツェルン湖、ユングフラウヨッホなど世界で一番美しいと言われる景色の中で撮影が行なわれた。

映画監督のインタビューによると、映画撮影スケジュールの概略は以下の通り。

7月30日 ヤンゴン空港発
7月31日 午前、チューリッヒ空港着
8月1日 チューリッヒ市内の邸宅で撮影
8月2日 ルツェルン湖畔、カペル橋で撮影
8月3日 Sustanpass雪山で撮影
8月4日 スイス側の制作者の家で撮影
8月5日 Schiltorn山で撮影
8月6日 ユングフラウヨッホで撮影
8月7日 チューリッヒ空港で撮影
8月8日 Winterthur雪山で撮影
8月9日 チューリッヒ市内のレストランで撮影。夜はナイトパレードを見学
8月10日 スイス川の制作者の家で撮影
8月11日 チューリッヒ駅前大通りで撮影、午後、ドイツ語の大学で撮影
8月12日 市内ショッピングセンターで主演二人が最初に出会うシーンを撮影 
8月13日 友人宅でパーティーのシーンを撮影
8月14日 チューリッヒ市内の宝石店で撮影
8月15日 編集作業
8月16日 チューリッヒからフランス(パリ)へ移動
8月17日 パリで3社分のコマーシャルを撮影
8月18日 パリからチューリッヒへ移動 
8月19日 チューリッヒからバンコク経由ヤンゴンへ帰国 

ミャンマーで撮影するシーンがまだ残っており、編集作業をして今年中に映画を完成させる予定だとか。

レンタル用のDVD映画になるか、映画館で上映されるか、まだ決定していないが、監督の希望としては是非、映画館で上映したいという話である。

大変ハードなスケジュールで主演女優のエンドラチョージンさんのインタビューがあったが、雪山で1日中撮影したときは寒くて大変だったそうだ。

エンドラチョージンさんは19日に帰国したが1日休暇の後、今度は別の映画を撮影するためにエヤーワディ管区のハイジー島へ向かった。

早く完成した映画を見たい。

娘が旅行から帰ってきた

2008年08月25日 | 旅行・観光

8月19日から約1週間、幼稚園の同級生たちとマンダレー方面に旅行に行っていた娘(6歳)と母親が昨日の晩、無事に帰ってきた。

道中、特に事故もなく楽しい旅行だったそうで、娘などは
「ぜんぜん疲れてない。また行きたい。」
というから、子どもは元気なものだ。
(お父さんなら疲れてぐったりしているでしょう。)

行き先は新首都ネーピードー(動物園がすごいらしい)、マンダレー、ピンウールイン(植民地時代の避暑地)、モンユワ(巨大直立仏像がある)、ミングン(巨大な鐘がある)、ザガインなど。

ミャンマーは本当に観光資源が豊富なことを改めて知ることになった。

今日はその旅行の一部を画像で紹介します!

↓モンユワの直立仏像。その巨大さがよくわかる。



↓ピンウールイン郊外にある滝。水遊びが楽しかったそう。



↓ピンウールインのカンドージー公園で。モデルは娘です。



↓ザガインヒルからの景色。雨季なのでかえって景色がよかった。


カタールは地獄だった

2008年08月24日 | ミャンマーでの生活

8月21日付のNEWS WEEK誌から。

カタールに出稼ぎに行ったミャンマー人労働者が帰国した後、その手記が掲載されていた。

その要約は以下の通り

「自分はミャンマーの人材派遣会社の紹介によって、カタールに出稼ぎに行った。
人材派遣会社の話では給料は600ドルという条件だった。だから、自分はその仕事に申し込んだ。
しかし、実際は600ドルではなく現地通貨の600だった。給料は200ドルさえなかった。

カタールは石油産出国で、ものすごく豊かな国だが、人口はやっと100万人を超えた程度。
人口の70%が外国人で、ほとんどがアジア方面からの出稼ぎ者で占められている。
石油以外の物品はすべて輸入品となるので、物価がものすごく高い。
だから、何も買うことができない。何も食うことができない。
現地の会社は食事の面倒見てくれない。

生活環境の悪さといったらない。
大型のコンテナに40~50人が詰め込まれてそこで寝泊りする。
衛生環境も本当に酷いものだった。

カタールの気候は半端な暑さではない。日中は40度を軽く超える。
猛烈な暑さと屋根もなく灼熱の直射日光をまともに受けながら外の建設現場で重労働することは地獄だった。
ミャンマーで一番暑い季節でもこんなには暑くない。

移動するための交通手段も不便極まりない。カタールは金持ち国なので、国民は皆、ベンツ、BMWなどの高級車を所有し、その自家用車で移動する。だから、バスなど公共交通機関もないに等しい。
言葉も通じないし、宗教、習慣が全然違う。

転職したくても転職することができない。なぜなら、転職するためには、前の職場の上司から推薦状をもらわなければならない。上司が喜んで推薦状など書いてくれるわけもなく、結局、転職もできないシステムになっている。
職場にはインド人、パキスタン人が多いが、彼らは現場監督として働き、現場の重労働はミャンマー人にやらせている。ミャンマー人労働者が一番底辺の仕事を担当し、一番低賃金で働かされている。

ミャンマーで高利息で借金して、カタールで仕事をしても利息さえ払うことができない。
借金してカタールに出稼ぎすることは絶対に止めたほうがいい。」

(以上、要約終わり)

何年か前にサッカーワールドカップ予選で「ドーハの悲劇」というのがあったが、こちらはまさに「カタールの悲劇」である。

中東に出稼ぎに行こうと考えているミャンマー人はもう一度よく考えたほうが良さそうである。

日本で活躍中のミャンマー出身芸能人

2008年08月23日 | ミャンマーでの生活

昨日の晩、スターダストプロモーションという日本の芸能事務所のホームページを見ていたら、
「森崎ウィン」という名前が出てきた。

年齢がまだ18歳のなかなか美男子である。

ブログ管理人のミャンマー名と同じなので、嬉しくなってその男の子の詳細を見ると、それがびっくり!

出身はなんとミャンマーなのだそうだ。

確かにミャンマーっぽい顔をしている。

今、ある学園ドラマに出演中というから、日本の皆さん是非応援してあげてくださいね。

http://www.stardust.co.jp/profile/morisakiwin.html

今日の昼ごはん5(焼きそば)

2008年08月23日 | レストラン・食べ物情報



今日の昼ごはんシリーズの第5弾。(実際は昨日の昼ごはんです)

ダウンタウンのボーアウンジョー通りの近くに「100%」という名前のファーストフードの店が新しく出来た。
カウンターで先に清算して、トレーに食べ物をのせて自分で持っていくというスタイル。
店員は一人しかいなかった。

売っているものは、焼きそば、焼きビーフン、焼き飯、タイ風スープ、などなど。

値段のつけ方が面白い。

海老の辛口醤油炒め   1099チャット 
鶏肉と野菜の炒め物   999チャット
焼きそば        999チャット
焼きビーフン      999チャット
焼き飯         999チャット
タイ風スープ      699チャット
野菜炒め        699チャット
ライムジュース     399チャット

店の名前は100%なのに、なんで中途半端な値段なのだろう?
ちなみにお釣りの1チャットは返してくれなかった。

焼きそばを食べてみた。
少し甘口で、油っこくなく控えめで、日本人好みの味なので自分は気に入ったが、塩辛コッテリ濃い味が大好きなミャンマー人には不向きかもしれない。
肉も柔らかくおいしかった。
ただ、作り置きなので、アツアツが食べたい人には不満が残るだろう。
電子レンジで温めてくれると良いと思う。

嬉しかったのはサービスで冷たいミネラル水(正確にはミネラルは含まれていない)が無料で出されたこと。
経営者は日本のサービスを真似ているのかもしれない。

お隣の席にはミャンマー人の若い男女のカップルが楽しそうにおしゃべりしていた。
昔はこんな光景は見られなかった。

ヤンゴン市内にはこのような清潔で気軽に食べられる店が増えている。
衛生観念のない汚い店は早く姿を消してほしい。


ミャンマーへの海外投資国

2008年08月22日 | ミャンマーでの生活
昨日(8月21日)発行のYANGON TIMES誌から

海外からの投資額ベスト10の国(2007年まで)

投資額
単位:100万米ドル
1.タイ 7,375.623
2.イギリス 1,810.954
3.シンガポール 1,434.213
4.マレーシア 660.747
5.香港 504.218
6.中国 475.443
7.フランス 470.370
8.アメリカ 243.565
9.インドネシア 241.497
10.オランダ 138.835

残念ながら、我が日本はベスト10には入っていない。

戦後の日本とミャンマーの外交関係、経済関係、人的関係から考えれば、日本は当然ながらベスト10入りすべきである。
(いや、ナンバー1であってもおかしくない。)

日本からの投資額が少ないのは、欧米が日本に対してミャンマーに投資や援助をしないように圧力をかけ、経済制裁も行なっているからだ。

その欧米(特にアメリカとイギリス)はちゃんとベスト10に入っている。

欧米がいかに二枚舌外交をやっているかが、よくわかるのだ。

わけの分からない経済制裁が続いているうちに、隣国のタイや中国は着実に投資を伸ばしている。

日本はただ指をくわえて見ているだけなのだ。

今こそ、日本は独自の外交政策、経済政策をとるべきだ。

アメリカが言うことなど聞かなくてもよい。

留学セミナーがいっぱい

2008年08月22日 | 日本語学校
シンガポールなどの海外の大学、専門学校にミャンマーの若者を留学させようと、8月から9月にかけて留学セミナーが次々と開かれる。

最近のジャーナル誌、新聞などから拾った広告、記事をまとめてみると以下のようになる。

●SINGAPORE EDUCATION ADMISSIONS FAIR 2008 9月6日,7日 10:00~17:00トレーダーズホテル
(留学説明会) シンガポール政府が主催し、多数の大学が参加。大々的なフェアーである。

●MEDICAL STUDIES IN THE PHILIPPINES 8月23日,24日10:00~12:00 MIECコンベンションホール
 (留学説明会) フィリピンの医科大学に留学。

●STAMFORD COLLEGE (MALAYSIA) 8月23日 15:00~17:00 トレーダーズホテル
 (留学説明会) マレーシアに留学後、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどにも進学できる。

●SINGAPORE ACCOUNTANCY ACADEMY 8月24日 10:00~12:00 トレーダーズホテル
 (留学説明会) シンガポールの会計専門学校

●HAKUHO WOMENS COLLEGE (JAPAN) 9月7日  8:15~ セントラルホテル
 (留学説明会と入学試験) 奈良にある女子短大。わが日本語学校からも多数受験。

●Southern Cross University (Singapore+Australia) Tourism, Management
説明会 9月4日 15:00~17:00 OESC(Myaynigone)

●Study in Singapore (Post Graduate Diplomas) IT, Tourism, Finance
 説明会 8月30日 13:00~15:00 OESC(Myaynigone)

●Raffles Design Institute (Singapore)
 説明会 8月30日 9:30~11:30 La Pyayt Wun Plaza

●TMC Eduction Group, Study in Singapore
説明会 9月5日、6日 トレーダーズホテル

●St.James Management School (Singapore)
説明会 8月31日 9:00~12:00 パークロイアルホテル


●DOH PYI THAR ENTERPRISES LIMITED 8月18日~9月12日 DOH PYI THAR 本社  
 (日本への技術研修生の募集とインタビュー) 留学とは関係ないが一応入れておいた。 

まだまだありそうだが、新たな広告を見つけたら追加します。

今のミャンマーの若者たちは、どうやって海外へ行くかに関心が集中している。

以前はこのような機会(チャンス)はなかったのだが、今の若者たちには多くのチャンスが与えられている。
よい時代になったものだ。

どこの国へ行くにせよ、成功してもらいたい。

本当は日本へ行くのが一番いいのだけど、日本留学への道はまだまだ狭い。

今の日本入管はミャンマー人学生に留学ビザを出してくれないから、自分も積極的に勧めることができない。

もどかしい思いが続いている。

わが日本語学校も負けじと10月に日本留学セミナーをホテルで開く予定である。