ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

空港まで安く行く方法

2009年03月31日 | 旅行・観光


多分、「地球の歩き方」などで紹介されていると思うが、ヤンゴン市内ダウンタウンからヤンゴン国際空港まで一番安く行く方法を紹介する。

スーレーパゴダ前(マハーバンドゥーラ公園とミャンマー外国為替銀行の間)から51番または53番のバスに乗って、50分ほどで10マイルバス停(セーマイッ)に到着する。

51番のバスは約5分おきに出ており、53番(特別)は約30分おきに出ている。

53番のバスは日本から輸入したばかりのきれいなバス(実際は中古だが...)が使われているので気持ち良い。
(51番はかなりボロボロです。)

運賃は150チャット~200チャットで、終点ではなく途中のバス停で降りるので、車掌(スペアー)にしっかりと伝えておいたほうがよい。

10マイルバス停で降りると、ハイラックスタイプのバス(写真↑)がたくさん止まっているので、それに乗り、最初の停留所が空港になる。
(バス停一つだけの移動だがかなりの距離がある。)

空港のバス停は国内線の入り口付近なので、国際線カウンターまで約5分歩くことになる。

10マイルバス停から空港まで100チャットだった。

ダウンタウンから空港まで全部で300チャット(約30円)で行くことができる。(所要時間:1時間)

ただし、荷物を置くスペースがないので、荷物が多い人は避けたほうが賢明です。

現在、ダウンタウンから空港まで直通で行くバスはない。

これは25年前に初めてミャンマーに来たときから全然変わっていない。

空港行き直通とまでは言わないが、せめて空港前を通るバス路線を作ってほしい。


長距離バスの料金(2)

2009年03月30日 | 旅行・観光

2008年7月12日の同じタイトルのブログから約半年が経過したが、その後、長距離バス料金がどう変化しているか調べてみると以下の通り、だいたい20%値下がりしている。

<2008年7月の運賃と現在の運賃の比較>
1.ヤンゴン→マンダレー  13000チャット(約1300円)→10400チャット(20%↓)
2.ヤンゴン→ピンウールイン 13000チャット→11300チャット(13%↓)
3.ヤンゴン→ネーピードー 6500チャット(ミャンマー人のみ)→5000チャット(23%↓)
4.ヤンゴン→ラショー  18000チャット→14400チャット(20%↓)

<そのほかの現在の運賃>
5.ヤンゴン→モンユワー  12400チャット(エアコン有)、10400チャット(エアコン無)
6.ヤンゴン→ザガイン   10600チャット(エアコン有)、8900チャット(エアコン無)
7.ヤンゴン→ミンジャン  9500チャット(エアコン有)、7900チャット(エアコン無)
8.ヤンゴン→タウンジー  10800チャット(エアコン有)、9000チャット(エアコン無)
9.ヤンゴン→タウングー   4200チャット(エアコン有)、3500チャット(エアコン無)   
10.ヤンゴン→ゼーリャーワディ 3400チャット(エアコン有)、2800チャット(エアコン無)
11.ヤンゴン→ピュー    3400チャット(エアコン有)、2800チャット(エアコン無)
12.ヤンゴン→バゴー    900チャット(エアコン無)
13.ヤンゴン→ベィッ  13100チャット(エアコン無)

以下↓は「バスカタログ」の続きです。^^


↑タウンジー行きの「ヤンジーアウン会社」が運行するバス。
ピカピカで多分、日本から輸入したばかりだと思われます。このバスなら乗ってみたい。


↑バガン行きの「プィンティッサヤタナー会社」が運行するバス。これはエアコンバスだが、日本の市内バスを使っているのでリクライニングがなく、つらいかも。


↑ロイコー行きの「シュエーヤーザ会社」が運行するバス。これも何となく大変そう。エアコンはないでしょう。


↑日野バスと書いてある。なんか懐かしい形のバス。荷物は屋根の上に載せます。雨が降ったら......



↑このバスを見た瞬間、「これ、本当に動くんですか?人が本当に乗るの?本当に目的地まで行けるの?」と聞いてみたくなりました。バス会社の名前は「ティッタン(最高級)会社」です!
こんな最高級はいやだ.....
これでマンダレーまで行くそうです。すごい!
スタッフの皆さん、整備の打ち合わせに余念がない?????


空港へ見送り(1)

2009年03月29日 | 日本語学校


↑この三人のうち二人は学校スタッフだった。


28日、わが日本語学校で長年、スタッフとして働いていてくれた二人が日本に留学するために出発するというので、早速ヤンゴン国際空港へ見送りに行った。

飛行機は夜の8時に出発ということだが、早くも夕方4時に到着している子もいた。

普段は時間の観念がいい加減なのに、こういう時にはちゃんと早く来る。
いつもこういう心がけをしてくれるといいのだが。

空港の出発ロビーで待っていると、いるわいるわ......

自分の教え子たちが、

「先生、僕、東京の○○日本語学校へ行きます。」
「先生、わたし名古屋の○○学校へ行きます。」
「私は岐阜の○○大学別科です。」
「私は静岡の○○学校です。」

と次々とやって来るではないか。

数えてみると、12人になった。

「あのねえ、日本に行くのが決まったのなら教えてくれてもいいでしょ?」と皮肉を言う。
「すみませ~ん。いろいろと忙しくて....」と生徒たち。

生徒たちは今日を境に人生が変わると言っても良い。

皆、本当に嬉しそうな表情で今から始まる「日本地獄」をまだ知らない。

日本でいろいろな試練があるだろうが、負けずに頑張ってほしい。

よい留学生活になりますように。


↑東京の日本語学校に留学するという二人。

アウンミンガラー・バスターミナル

2009年03月29日 | 旅行・観光
マンダレー、バガン、タウンジーなど国内の主な観光地に向かう長距離バスは皆、アウンミンガラー・バスターミナルから出発する。

このターミナルはヤンゴン市内からかなり離れているので、注意が必要だ。

スーレーパゴダ前(市庁舎の横)始発の45番のバスが10分おきに出ている。

これに乗れば、だいたい1時間10分で到着する。
(道路が渋滞していると1時間40分くらいかかる。)

始発から終点までなので、運賃200チャットを払うだけで、途中どこで降りるか気にしなくても良いから楽だ。

長距離バスのチケットはヤンゴン中央駅(北側)の前にあるアウンサンスタジアムの周りにたくさんチケット売り場が集まっている。

なぜバスターミナルへ行ったかと言うと、先日(25日?)オープンしたヤンゴン~ネーピードー間の高速道路を使用しているかどうか、出発時間やマンダレー到着時間などが変更になっているかどうか調べるためだった。

それと、よく旅行者から「バスターミナルはどこにあって、どれくらい時間がかかりますか?」と質問されていたからだ。

結論としては、まだ新しい高速道路は使っていないそうで、「来月から使用することになるかもしれない。」とバスチケットを販売している女性係員が言っていた。

もし、使用することになったとしても、「出発時間はこれまで通りで、到着時間が早くなるでしょう」とのこと。

ちなみにヤンゴンからマンダレーまでの片道は10400チャット(約1000円、保険料含む)だった。

これはローカル運賃で外国人の場合は、もう少し高くなる。

現在のスケジュールではヤンゴンを午後4時に出発すると、マンダレーには翌朝の午前6時頃に到着するそうで、もし新しい高速道路を利用すると、午前3時ごろの到着になるのではないか。

ついでにバスの写真をたくさん撮ったので、一部を公開します。↓
みんな日本の中古観光バスですね。

マンダレー行きのバスはほとんどがエアコン付きで、良い車両を使っているバスが多いです。


↑「ミャッマンダラートゥン会社」が運行するマンダレー行きバス
このバスが車両もサービスも一番良いと評判になっています。


↑「ニューマンダラートゥン会社」が運行するマンダレー行きバス


↑「シュエーマンダラー会社」が運行するマンダレー行きバス


↑「マンシュエピー会社」が運行するマンダレー行きバス


↑「マンヤザーエクスプレス会社」が運行するマンダレー行きバス


↑「アーカータ会社」が運行するマンダレー行きバス。ちなみに意味は「宇宙号」です。


↑「テッラン会社」が運行するマンダレー行きバス。


↑「テッウー会社」が運行するマンダレー行きバス。

マンダレー行きのバス会社は「マンダラー」とか「マン」がつく名前が多いです。
よく似ていて紛らわしいので、注意してください。

「バスカタログ」は次回に続きます(笑)。


今日の昼ごはん9 (タミンバウン=中華丼)

2009年03月28日 | レストラン・食べ物情報


毎度おなじみの中華丼です。ミャンマー語では「タミンバウン」という。

たまねぎ、カリフラワー、トマト、白菜、ニンジン、竹の子、サヤエンドウ、キノコ、.....

とにかく新鮮な野菜がたっぷり入っていて、栄養があって健康によさそうだ。

ミャンマーに住んでいると、食生活に野菜が不足しがちであるが、このタミンバウンを注文すれば一気に解決する。

見かけはあまり良くないが、甘口で日本人の口にも良く合う。

値段も1500チャット(約150円、鶏肉入りの場合)と安く、ボリューム満点である。

いつも腹をすかせて食べに行くのだが、全部は食べきれない。

タミンバウンは中華系の料理であるが、中華レストランだけでなく、シャン料理のレストラン、ミャンマー料理のレストランなどでも注文することができる。

何を食べようかと迷ったら、まず「タミンバウン」を注文してみればよい。

この店のタミンバウンは特に美味しい!

店の名前は「セイントンロン(3つのダイヤモンドという意味)」

ダウンタウンのボーミャットン通り、クイーンズパークホテルのすぐ隣にある。
クイーンズパークホテルの中華レストランもタミンバウンが美味しいです。


盲学校でマッサージ受ける

2009年03月27日 | ミャンマーでの生活



ヤンゴン市の西部、チーミンダイン地区に「チーミンダイン盲学校」がある。

この盲学校は1914年にイギリスの宣教師によって創設されたが、1963年以降(ネーウイン時代以降)はミャンマー政府、社会福祉省の管理下にある。

現在、100人の生徒が通っている(一部の生徒は学校に住み込み)とかで、ヤンゴン市内では最も大きな盲学校である。

このあいだ、ここで日本式マッサージをしてもらった。
もちろん、盲人の生徒さん(男性)にやってもらったのだが、これが実によく効く。

日本人のマッサージ師から直接習った人がやっているので、とても上手だ。

普段は街のマッサージ屋で若い女の子にやってもらっているのだが、気持ち良いどころか、拷問を受けているか、荒修行しているほど痛い!

むやみやたらに力任せに指圧しているからだろうが、ここの生徒さんの指圧は力の入れ具合が程良く、ツボに来ている感じで、終わった後、すっきりした気持ちになる。

(やはり、このような仕事は男性のほうが上手なのかもしれない。)

45分で3000チャット(約300円)だった。

場所はチーミンダイン競技場のすぐ前にあり、33番のバスに乗れば終点で降りるとすぐ目の前にある。

思ったよりずっと清潔感のある部屋でした。

教師という職業柄、肩こりがひどくて困っていたときに、肩こりがすっかり治って、本当に気持ちよかったです!

SCHOOL OF THE BLIND (KYIMYINDINE)
住所:NO.132, PAN BIN GYI STREET, KYIMYINDINE TOWNSHIP, YANGON
PHONE:535548, 538309

(マッサージは日曜日休み。9時から17時まで)


↑マッサージ室の入口。看板に「日本式マッサージトレーニング室」と書いてある。


今年のマンゴーは豊作か?

2009年03月26日 | レストラン・食べ物情報

(7 DAYS NEWS JOURNALより引用)

今年の涼期、ミャンマーの中部とシャン州では平年より気温が低かったために、外国へ輸出している種類のマンゴーは去年より豊作になりそうだとマンゴー協会の会長、ウーソータンミンディンが話している。

マンゴーは気温が低いのを好む。今年の涼期は気温が低かったので、今年は実のつく数が多くなりそうだ。

ただし、ヤンゴン管区とエヤーワディ管区では気温が高くなったり低くなったりを繰り返したので、去年より収穫が減りそうである。

しかし、全国的に見れば、収穫量は去年より多くなるという予想である。

マンゴーは外国へ主に輸出している果物である。
外国へ輸出している品種のうち、一番有名なものとして「セインタロン」という品種があり、一番良い値段で売れている。

昨年の価格は1トン当たり660米ドルであった。

2番目に良い品種が「シュエーヒンター」という品種で、1トン当たり450米ドルであった。

輸出方法はほとんどが国境貿易による陸上輸送で、タイ、インド、中国へ輸出され、海上輸送によりシンガポールにも輸出されている。

関税局の発表した資料によると2007/2008年度、マンゴーの輸出により、7.2百万米ドル(約7億円)の外貨を稼いだということだ。

ミャンマー国内ではマンゴーはヤンゴン管区、バゴー管区、エヤーワディ管区、マンダレー管区、シャン州南部、ザガイン管区など広範囲に亘って栽培、収穫されている。

(引用終わり)

ミャンマーのマンゴーは美味しいということで有名であるが、これほど大量のマンゴーが外国へ輸出されているということを初めて知った。

何百とある品種の中で特に「セインタロン」という品種は病み付きになるほど美味しい。
(今、想像するだけで唾が出てきました。)

タイからミャンマーにたくさんマンゴーが入ってきているが、逆にミャンマーからタイへも輸出されているというのも面白いと思った。

ヤンゴン市内には早くもマンゴーが売られているのを見かけるが、まだまだ旬は先である。


暑くて寝られないよ~

2009年03月26日 | ミャンマーでの生活

今、ミャンマー時間の夜10時半ですが、室内の温度は32.4度、湿度50%で不快指数は80(=暑くて汗が出る)。

めっちゃ、蒸し暑いです!

窓開けても、風が入らないよ~。

おととい、ザーと雨が降って少し涼しくなったのも束の間、湿度が上がった分だけ蒸し暑くなって、ぐっすり眠れる環境とはほど遠いです。

ぜんぜん寝られないのでブログ書いています(笑)。

ついでに明日とあさっての分も予定投稿してしまいました!

今、計画停電中なので発電機を回しています。

あと30分で電気が来る予定。

ミャンマーの3月って、もっとカラっとした暑さだと思っていたのに、今年は全然違います。

電気が来たら、一晩中エアコンつけるつもりです。

あっ、来週の試験のために問題を2本作らなきゃ.....


新ルート発見か

2009年03月25日 | 旅行・観光


今年の年末に日本帰国を考えているが、早くもどの便で行くか検討している。

というのは、ヤンゴン→バンコクの間がなかなかチケットが取りにくく、また年末年始ということもあって早めに予約しておきたいからである。

サクラタワーの3階にバンコクエアーのオフィスがあるので、聞いてみたところ、バンコク→広島線というのがあって便利そう。

自分の実家は広島なのでタイから直接、広島まで行けるのは本当に有難い。

早速、フライトスケジュールと航空運賃を聞いてみた。

<スケジュール>
行き
ヤンゴン→バンコク バンコクエアー PG702
14:40   16:25  月、水、金、日
バンコク→広島   バンコクエアー PG811
01:00 08:10 月、金

帰り
広島→バンコク   バンコクエアー PG812
10:10 14:45 月、金
バンコク→ヤンゴン バンコクエアー PG701
13:00 13:50 月、水、金、日

全行程バンコクエアーの場合   往復764ドル
全行程タイ航空の場合      往復820ドル(ただし福岡着)
ヤンゴン/バンコク間だけをタイ航空利用の場合 往復1100ドル(これ、法外に高い!)

バンコクエアーの場合、やはり乗り継ぎが問題となった。
行きは日曜日出発にすれば、バンコクの空港で8時間待ちだが、乗り継ぎは可能である。

しかし帰りはどうしてもバンコクで2泊することになる。

そうなると、妻(ミャンマー国籍)のタイ入国のビザを取るという面倒な手続きも必要になってくる。

しかし、バンコクエアーを利用すれば、バンコクからダイレクトで広島まで行くので大変便利である。

タイ航空の場合は福岡か大阪になるから、広島との新幹線の往復とタクシー代を考えると家族全員で55,000円余計にかかる。

55,000円を節約して、バンコクエアーを選び、バンコクで2泊するか、それとも利便性(毎日運行)を優先させてタイ航空にするか.....

早くも頭の中は飛行機が飛び回っている。

試験が終わって....また

2009年03月24日 | 日本語学校

約2週間にわたって全国統一大学入学資格試験が行なわれていたが、試験が終わってまた元の通りの計画停電となった。

試験期間中は朝から晩までずっと電気が来ているという夢のような生活だったが、今では遠い昔の思い出となってしまった。

試験が終わった受験生たちはどんなことをしているのか気になるが、だいたいは家でゆっくり休ませる家庭が多いようである。

ところで、ミャンマーの大学ランキングに大きな変化が出ていることがわかった。

トップは当然、医科大だと思っていたが、最近はそうでもない。

去年のランキング(合格最低点)を見ると、女子にとっては相変わらず医科大がトップであるが、男子にとってのトップは何とヤンゴン外国語大学(英語専攻)で、2番が海洋大学(船員を養成する課程)、次に外語大の中国語、日本語という順番になり、その次に医科大となる。

医科大より日本語学科の方が高いというのは驚きである。

文系と理系の違いはあるが、ヤンゴン外国語大学の人気が頂点に達していることがわかる。

それに引き換え、医科大の人気が下降気味なのが気になる。

医科大の学生は博士課程まで7年間も勉強し、さらに3年間地方の医療機関で研修医をしなければならないという長い下積み生活を強いられることが敬遠される理由であると思われる。

ヤンゴン外国語大学は以前は文系の中でも低いレベルであったが、今はトップとなっている。

外国に留学や就職する上で有利であること、場所がヤンゴン市内にあって通学に便利なことが人気を上げた原因である。

日本の大学に優秀な学生を推薦するとき、最近の5年間はずっとヤンゴン外国語大学の生徒たちが独占している。

本当は経済大学など他の大学の子を推薦したいのだが、基礎学力が断然勝っているのでどうしても外語大の学生を推薦せざるを得ない状態なのだ。

ところで、ランキングを見て驚くべきことがあった。
それは医科大の合格最低点が男子と女子とでは30点以上の開きがあることだ。

勿論、女子のほうが高得点を取らないと入学できないということになっている。

なぜなら、男子と女子を同じ扱いにしてしまうと、入学者がほとんど女子になってしまうからである。

それほどミャンマーでは女性のほうが学力の上で勝っているのである。

日本では理科系は男子の独壇場であるが、ミャンマーではそうではないのだ。

恐るべしミャンマー女子。

サッカー選手の移籍

2009年03月23日 | イベント・行事


サッカーの「ミャンマーナショナルリーグ」が来年から始まる。
政府の各省庁傘下のチームから民間がスポンサーのチームに生まれ変わる。

現在、民間のチームが選手を募集しているが、ほとんどは政府チームから引き抜くことになる。

その移籍のための契約式典の様子が国営新聞で報道されていた。

例えば、マンダレーが拠点の「ヤダナーボンFC」チームはヤンゴン市開発委員会チームからインミンアウン選手を移籍料150万チャット、給料50万チャットで契約した。

このチームの監督にはベルギーのMR.ROBERT、コーチとしてフランスからMR.ROMAN、
外国人選手としてアインバイーコス国(これ、どこの国でしょうか?)から3人、アフリカのセネガルから2人にオファーを出しているそうだ。

一体、どれくらいの金額提示があったのか、興味がある。

その他に、ザガイン管区を拠点とするゼーリャーシュエーミェーFCチームは、
貿易省チームからミントゥー選手を移籍料500万チャット、給料100万チャットで契約したそうだ。

妻の弟は最近まで政府チームの選手だったのだが、当時の給料は3万チャットだった。

彼がもし10年遅く生まれていたら、高給取りの選手になれたかもしれない。


YANGON EXPO’2009 やっています!

2009年03月22日 | イベント・行事


今、国軍記念ホールでYANGON EXPO’ 2009なる展覧会をやっている。

展覧会は20日から23日までの予定で、自分が行ったのは初日だったが、ものすごい人手で館内の冷房が全然効いていなかった。

各パビリオン(?)の売り子たちも皆、団扇でパタパタしていた。

展示物は軽トラックから配電盤、ポンプ、即席ラーメン、化粧品、コンピューター、電化製品、食料品、そしてなぜか語学学校まで...まあ、何でもアリの展示会だったが、これはミャンマーの展示会ではいつものパターン。

何か面白いものはないかな~と注意して探していたが、画期的な新開発の商品は今回も見つからず、要するに販売促進会のようなもので、ほとんどがスーパーで売られているような商品ばかりだった。

スーパーで今も売られているものをわざわざ展示会に出すのはどうかと思うが....

何か目に付いたものがあれば、写真に撮るつもりだったが、結局1枚も撮らなかった。

コンデンスミルク缶が特売になっていたので、まとめ買いする人が目立った程度だった。

ところで、タイトルとは関係ないが、チャット高のおかげで外国からの輸入製品の値段が安くなっていることを以前のブログで伝えたが、今度は国内食料品の値段も下がっていることに気がづいた。

        2008年5月     2009年3月
米1袋(約50KG) 35,000チャット→20,000チャット(43%↓)

食用油(1ベィッター=1.65KG) 5,000チャット→3,000チャット(40%↓)

これは昨日、自分で家計簿をつけていて気がついたことである。

おととし、国内物価の上昇が原因で大きなデモが起きたのがウソのようである。



日本人会の会報「バダウ」届く

2009年03月21日 | 日本人学校・日本人会

全国統一大学入学資格試験中につきスペシャル電気が来ているおかげで今週も毎日、朝から晩までずっと電気があって嬉しい。

自宅マンションは相変わらず計画停電中なので、先週も今週も家へ帰らないで学校で過ごしている毎日なのだ。

昼メシの後、少し横になっていると「バダウ」というヤンゴン日本人会の会報が届いた。

最近のバダウはページ数が増えて分厚くなり、内容も面白くなって毎回届くのが楽しみになっている。

今号に目に留まったことが二つあった。

一つは、「M子さんのツレヅレなる日常(ヤンゴン編)」という連載マンガが最終回を迎えたこと。
作者の方が日本帰国となったためである。
主婦の目からヤンゴン生活が描かれており、なかなか面白かったのに寂しくなってしまう。

もう一つは「ヤンゴン日本人学校より離緬のごあいさつ」。

3年間の任務を終えて日本に帰国する先生方(5名)の挨拶文が掲載されていた。
今までにこのような挨拶文が掲載されたことは記憶にない。

娘が直接、お世話になったわけではないが、どの先生も個性的で傍目から見ても、
生き生きと、熱心に子どもたちを指導されていたのを思い出す。

それぞれの先生にもミャンマーで色々な思い出があったのだろうと想像すると、この挨拶文と写真を見るにつけ目頭が熱くなる。

ここに住んでいると多くの出会いと別れがあり、「一期一会」という言葉がぴったり当てはまる。

18日の朝の便でヤンゴンの空港から出発されたということだから、今頃はもう日本の赴任地に到着して実家でゆっくりくつろいでいらっしゃるだろう。

4月からはまた新しい先生方が5名着任され、娘も新一年生となり、新しい先生に指導を受けることになる。

食べるお茶に有害着色料

2009年03月20日 | ミャンマーでの生活


ミャンマーではラペッという食べるお茶の習慣があり、ミャンマー人の嗜好となっているが、このラペッに健康に有害な着色料が含まれていることが最近、政府から発表され大きな問題になっている。

この着色料はAURAMINE-O(オーラミン)という黄色の着色料で、これは糸や皮革製品の着色に使用されるものだそうだ。

この着色料を使用することは1940年から禁止されていた。

直接の健康被害は発表されていないが、長年食べ続けていると、腎臓や肝臓に悪影響を与え、ガンの原因にもなるという。

着色料が含まれるラペッの銘柄は40種類以上にものぼり、中には「アイーダウン」という超有名銘柄も含まれている。

シティマートなど大手スーパーにも卸されていたが、今は回収されている。

NEWS WATCH誌に「アイーダウン」ラペッのヤンゴン販売責任者のインタビュー記事があった。

その人の話では、「着色料が見つかったのはマンダレーの販売店で売られた”アイーダウン”であり、ヤンゴンのものには見つからなかった。」と話している。

となると、生産から流通までのどの段階で着色料を入れたのか謎である。

7 DAYS NEWSにはお茶っ葉の生産農家が業者に高く売るために使用したのではないかという憶測が書かれてあったが、着色料を入れたのはどの段階なのか、原因をはっきり究明することが求められている。

自分はラペッを食べないから心配することはないが、妻や義母などが大好きなので、よく食べていた。

当然ながら「ラペッはもう絶対食べない」と言っている。

注)オーラミンについて(別名:ソルベントイエロー)
黄色の色素。菓子・麺類・たくあん・カレー粉・紙玩具など広範囲に使用されていた。経口投与による動物実験で肝臓がんの発生例がある。
おもな用途
化学繊維・絹・羊毛・紙・皮革・木材などの黄色染料、顔料原料、ダンボール紙などの着色。

シグニチャー(SIGNATURE)で食事

2009年03月19日 | レストラン・食べ物情報

前から気になっていたレストランで食事する機会があった。
レストランの名前は「シグニチャー(SIGNATURE)」。

場所はカンドージー公園近くのロータリーの角にあり、タクシーで通る度に「何のレストランなのだろう」とずっと気になっていたのだ。

最初は「署名、サイン」というなかなか面白いネーミングをすると思っていたが、ミャンマー語は「レッカナー」になっていたので、「固有の特徴、標識」という意味なのだろう。

ネットで探すと、東京のマンダリンオリエンタルホテルにも同じ名前のレストランがあった。

ミャンマーで初めて、フレンチ風のコースを味わったのだが、値段の割にはボリュームもあり味もとても良かった。

ここは何といっても店内の雰囲気が素晴らしい。

まるで、高級ホテルのラウンジか美術館の中のようなシックで大人の雰囲気が醸し出されていて、落ち着いて食事できる。

店内はトイレも含めてどこもピカピカで、ほこり一つない。

一番驚いたことは、エアコンの機械がどこにも見えないこと。
大型の空調設備を店外に置いて、ダクトで冷気を送っているようだ。

ミャンマーにいることを忘れさせてくれる空間だった。