ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

なんじゃこれ?

2008年10月09日 | 日本語学校

10月9日付のNEWS WATCHジャーナル誌の第一面の記事から。(↑写真)

タイトルは
海外の大学や各種学校が奨学金を支給するというのは全くのウソ
だった。

9月27日にトレーダーズホテルにおいて行なわれた海外留学に関する講演会で教育関係に詳しいネーウインナイン博士が以下のように話したという。

「ヤンゴン市内には数多くの留学エージェントがあるが、彼らが奨学金を支給するというのは全くのウソです。彼らが支給するという奨学金は詐欺です。
本当のことを話すと奨学金はミャンマーの学生には支給されていません。全部インドの学生です。
(ちょっと話が支離滅裂)
本来、奨学金というのは授業料、食費、生活費の全部を賄なうものでなければなりません。
彼らの奨学金というのは学生を誘惑し引き寄せるために1年次だけ授業料を割引きするが、2年生からは全額を払わなければなりません。食費も生活費も全部自己負担です。だから奨学金を出すという甘い言葉に騙されてはなりません。」
というものだった。

確かに部分的には当たっていると思うが、授業料、生活費などすべてを負担する奨学金があるのは事実なので全部「ウソです」とか「詐欺です」と決め付けてしまうのは酷すぎると思う。
(関係者から抗議が来るのは間違いない。)

自分の学校は留学エージェントではないので、あまり気にかけないで他の記事を読んでいたら、10ページ目になんと自分へのインタービュー記事が載っているではないか!
(自分の名前もしっかり書いてある。)

そういえば、3週間前にある雑誌社のインタビューに答えた記憶があったが、このジャーナル誌だったのだ。

その内容は.....

「私の日本語学校から優秀な生徒を毎年2人ずつ日本の大学や日本語学校へ留学させています。
授業料、食費、生活費はすべて日本の財団や大学の奨学金で賄われます」だった。
(注:これは本当に事実なのです。)

読み方によっては、自分が話したことは全部ウソ、全部詐欺という風に読めないこともない。

もちろん雑誌社のほうも悪意があって両記事を同時に掲載したわけではないが、タイミングが悪かった。

この雑誌を読んだ人はどう思うだろうか.....

ノート型パソコンの売れ行き好調

2008年10月09日 | ミャンマーでの生活

持ち運びできるノート型パソコンが今、よく売れている。

ミャンマーではパソコンと言えば、デスクトップ型のパソコンが主流であったが、昨年ごろからノート型パソコンがよく売れるようになったそうだ。

以下、昨日発売の7 DAYS NEWSジャーナル誌の特集を要約した。

●2005年からノート型パソコンを売り出した。当時はほとんど売れなかったが、2年前からだんだんと売り上げが増えて、2007年後半から売れ行きが良くなった。

●7学年(中学校3年生)、8学年(中学校4年生)の子どもの誕生日祝いに親が買いに来るケースも多い。

●ヤンゴン市だけでなく400マイルも離れた地方の町から買いに来る若者がいる。
彼は40万チャット(約4万円)の富士通製の中古を買って、フォトショップでデザインの仕事したいと言う。

●最近よく売れるようになった原因は、

1.価格が下がってデスクトップ型の値段とほとんど変わらなくなった。(以前は2倍以上高かった。)
2.日本をはじめ外国から大量のノート型パソコンが入ってきていること。
3.パソコンの性能が上がっていること。
4.持ち運びが可能で、電源が切れても2~4時間バックアップのバッテリーがあること。
5.使っていると格好よく見られること。

●ヤンゴン市内にはノート型パソコン専門の販売店約10店、コンピューター総合販売店約100店がある。

●メーカーの正規代理店も現れている。(東芝、NEC、ASUS、MSIなど)
正規代理店では新品を扱っている。価格は50万チャット(約5万円)から300万(30万円)チャット。

●正規代理店以外では日本の中古品を販売していることが多い。
価格は30万チャット~100万チャット。

●新品も中古も現在、売れ行きは大変良い。

●ワイヤレスでインターネットを使用できるWIFI HOTSPOTエリアをヤンゴン市内でまもなく設置するので、ノート型パソコンを持参して使用できるようになり、さらにノート型は人気が出ると予想される。(HYPER MARTでも使えるようになるらしい。)

●地方に転勤する会社員やネーピードーに勤務している公務員が買いに来ることもある。

●あと数年でノート型パソコンの売り上げ台数はデスクトップ型を上回ることになるだろう。