ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

ひとりで電話番

2007年09月28日 | 日本語学校
昨日の騒動がうそのように静かな朝を迎えた。
皮肉なことに、こういう状況にもかかわらず電気は安定して来ている。

学校までの通勤道はいつものようにジョギングをしている人、体操している中国系の人たち、のんびりとあくびしている野良犬たちを見かけた。
通勤に向かうバスも平常通り走っているし、ミャンマー名物のモヒンガー(ミャンマー風素麺)の店もやっている。
昨日もそうだったが、学校の事務所にはそうじ係の女の子以外、だれもスタッフが出て来られない。
それで、私が一人で電話番をしている。
電話がひっきりなしにかかってくる。
「今日は授業あるのですか?」
「いつ、再開するんですか?」
「この前のIT試験の合格発表について聞きたいんだけど。。。」などなど。
ときどき、日本のマスコミから電話がかかってくる。

マスコミの皆様へ。
多くのマスコミの方からメールをいただいておりますが、事情により電話インタビューは控えさせていただいております。
よろしくお願いします。

臨時休校

2007年09月27日 | 日本人学校・日本人会
国内情勢によって、5歳の娘が通っている日本人学校(幼稚部)は今日、臨時休校になった。私の学校も今週、全クラス休校することにした。
ところが、隣にあるボータタウン小中高等学校(女子校)は通常通り授業を行なっている。
昨日の騒動で、午後3時半から市内バスが全く動かなくなり、市民は徒歩で帰宅していた。スーパー、商店も早々にシャッターも閉じてしまった。
夜、パンを買出しに出かけたが、どこも閉まっていたために、買うことができなかった。
今日、開けてくれるのかどうか、まだわからない。

IT技術者適性試験の合格発表

2007年09月26日 | 日本語学校
今日、先日行なわれたIT技術者適性試験の合格発表があった。
519名受験して163名が合格した。
私の学校の生徒も10名くらい含まれていた。
合格した163名のうち、何人が実際にこの会社に就職したり、日本へ行けるのかはまだわからないが、できるだけ多くの若者が日本で働ければいいなあと思う。
合格者のうち、95名はうちの学校で日本語を教育しなければならない。
みんな頭のいい(と思う)子たちだから、教える方も楽ではないかと思う。
私も教えてみたいが、上のレベルのクラスで目いっぱいなので、無理だろう。

追伸)ついに、夜間外出禁止令が出た。夜、9時から翌朝5時まで外出できなくなった。
  

日本人学校からの通知

2007年09月24日 | 日本人学校・日本人会
今日、5歳の娘が通っている日本人学校から電話で連絡があった。
市内で起きている行進のため、授業時間を短縮して11時30分に下校させるとのこと。
この措置は当分続くということだった。
ついに、娘の教育にまで影響が出てきた。
通知書の中には「日本人学校の送迎バスには教員も添乗し、学校と大使館を無線でつなぎ安全を確保する。」とあった。
スーパーの中は食品を大量に買い求める人たちで一杯だった。
私の家でも、米を2ヶ月分買っておいた。
しかし、私の学校は通常通り、午後7時までやっている。
明日、生徒は来てくれるだろうか。

日本人会の秋祭り

2007年09月23日 | 日本人学校・日本人会
昨日、ヤンゴン日本人会主催の秋祭りがカンドージーパレスホテルで行なわれた。
神輿が登場し、ステージでの出し物あり、食べ物の模擬店、金魚すくい、ゲームコーナーなどあり楽しいひとときを過ごした。
あいにく、夕方から中級クラスの授業が入っていたので、祭りの途中で引き上げた。
授業を控えているので、大好きな生ビールも飲まずじまいに終わった。(残念!)

ミャンマーに来て、11年目になるが日本人会の祭りに参加したのはなんと初めてのことだった。実は、日本人会の会員になったのはわずか2年前のこと。
なぜなら日本人会の行事は主に土曜、日曜にあるが、私の日本語学校は土曜、日曜もやっているので、行事に参加できないからだ。
2年前に上の娘が日本人学校幼稚部に入るので、これを機会に日本人会に入ったわけである。(日本人学校に入るためには日本人会の会員であることが必要)

日本人会の行事といえば、主に親善ゴルフ大会となる。
私はゴルフはやったことはあるが、全然興味がない。
やろうと思っても、土日は全く時間が取れない。というわけで、日本人会に入ってもあまりメリットはない。
土日にゴルフ三昧の皆さんが本当にうらやましい。
(停電なしの豪邸やサービスアパートメントに住んで、エアコンの効いた社用車での移動もうらやましい!)

IT技術者採用試験

2007年09月22日 | 日本語学校
おととい(9月20日)から2日間にわたって、日本のある会社のIT技術者採用試験が行われた。試験会場として、本校の教室が会場として使われた。
試験問題は知能検査のような問題と日本の小学校6年生レベルの算数の問題だった。
ミャンマーの学生たちは、このような知能検査は初めてだったらしく、戸惑っているようだった。算数の問題も出来がよくなかったようだ。
採用合格者は26日に発表となるが、果たして私の教え子は何人合格するだろうか。

今日もお坊さんたちの行進が学校前を通った。

大雨と洪水

2007年09月21日 | ミャンマーでの生活
昨日の雨もすごかったが、今日はそれどころではなかった。
午前3時ごろから土砂降りの音に起こされて以来、ず~っと雨が続いている。
(今、午後の3時だから、まるまる12時間大雨が続いている。)
こんなに連続して大雨が降るのは初めての経験だ。
学校の前のバス通りは、写真の通り川になってしまった。
ダウンタウンのある場所は腰の高さまで水が来たということだ。
今日は日本のIT企業入社試験も兼ねたIT技術者試験が学校で行なわれている。
全身びしょびしょになりながら、学校まで辿り着いた学生たち、お疲れ様でした。

水道の水

2007年09月21日 | ミャンマーでの生活
私が住んでいるマンションでは、1ヶ月に1回ほど、水道の蛇口から写真のような汚水が出てくる。
このマンションでは、マンションの管理人がモーターで水道の水を汲み上げ、屋上に設置してある住人それぞれのタンクに水を入れて貯めておくシステムになっている。
蛇口をひねると、屋上のタンクから水が降りて来るわけだ。
水道の水といっても、鉄サビ、土、泥、その他の夾雑物が含まれているので、少し濁っている。屋上のタンクに貯めている間に、それらの夾雑物が自然に沈殿する。
沈殿して溜まっていくと、だんだんと水の出が悪くなる。
それで、月に一度ほど、その沈殿物を外にかき出さなければならない。
それが、まとまって汚水として出てくるわけだ。
まあ、少しの間、水を出しっぱなしにしておけば、自然にきれいになるので我慢はしているが、あまり気持ちのよいものではない。

私がミャンマーに初めて来たのは、1983年だった。(今から24年前)
当時も、もちろん水道の水(ホテルの蛇口から出る水)も濁っていた。
24年間、まったく改善されていないことに溜息が出てしまうが、ちょっと我慢すれば「まあ、いいか」の気分にもなる。
ミャンマーに来て、ずいぶん我慢強くなった。

セインゲーハー・デパート

2007年09月19日 | ミャンマーでの生活
ミャンマーにも日本のデパートのような、立派なデパートが出来ている。
昨年、オープンしたセインゲーハー(「ダイヤモンドの館」という意味)デパートは、館内全体にエアコンが効いて、照明も明るく、エレベーター、エスカレーターも稼動している。
商品もあらゆる分野をカバーしている。(品数は日本のデパートには遠く及ばないが)
このデパートの3階に子どもたちが遊べるプレイランドがある。
一人200チャット(約20円)を払えば、1時間自由に遊ぶことができる。
5歳の娘はここで遊ぶのが大好きだ。
子どもを遊ばせている間、父親はマッサージ機で癒してもらっている。

追伸)昨日の火曜日、お坊さんたちが市内を行進していたのを、妻の弟が見かけたそうだ。大きな混乱にならなくて良かった。

ミャンマーのタクシー(1)

2007年09月18日 | ミャンマーでの生活
ミャンマーのタクシーについては、乗ったことがある人なら言いたいことが山ほどあるに違いない。
まず、運転手が道を知らない。
この人、本当にタクシーの運転手?というほど道を知らない。
外国人である自分のほうが、
「こっち行ったほうが近道だよ。」「ここを曲がって」「こっちじゃない、あっち。」
と言わなければならない。
行き先の住所を書いたメモを見せると、「?????」
その道がどこにあるのか、わからない。
他のミャンマー人客とタクシー運転手とのやり取りを見ていると、
「○○の近く」「△△の裏」「□□の間を入ったところ」など、有名な場所を目安に場所を特定している。
住所と番地で指定すると、「それ、どこの近く?」と必ず質問される。
さらに、地図を見せると全くチンプンカンプン。
(ミャンマーでは学校で地図の見方を勉強していない。)
だから、タクシーには「ヤンゴン市内ロードマップ」をだれも置いていない。
(せっかく、便利なものがあるのだから活用すればいいのに)
タクシー運転手もプロの仕事なのだから、もっと勉強してほしいと思う。

この間など、「(ヤンゴンで最も大きな)トレーダーズホテルってどこにあるの?」と質問された。

大盛況のIT説明会

2007年09月16日 | 日本語学校
日本のある企業が開催したIT企業説明会に午前と午後の合わせて、約800人の参加者があった。
全国共通の高校卒業試験で優秀科目が2科目以上あるか、コンピューター大学の在学生または卒業生であることが参加条件だった。
IT関係なので、参加者は男のほうが多いと思ったらさにあらず。写真のようにほとんどが女性だった。
ミャンマーの優秀な男たちは一体どこで活躍しているのだろうか。
それとも、優秀な男が少ないのか。
プレゼンは練習した甲斐があって、まあまあの出来だった。
1回の新聞広告だけで、こんなに人が集まるということに驚かされる。
コンピューター大学を卒業しても、ろくな就職口がないということだろう。

ミャンマー女子サッカーチーム優勝!

2007年09月15日 | ミャンマーでの生活
今晩、アセアン女子サッカー選手権大会の優勝決定戦がヤンゴン市内トゥワナ競技場で行なわれた。
結果はPK戦でミャンマーチームがタイに勝ち、優勝した。
国営テレビがニュース番組を短縮し異例の生中継をした。
観客席はミャンマー応援団で満杯になって、その声援がすごかった。
選手をはじめ、観客たちの興奮、喜びようは半端ではなかった。
久々にミャンマーに明るいニュースになった。

問い合わせラッシュ

2007年09月15日 | 日本語学校
明日(16日)に行なわれる日本企業主催ITセミナーの問合せ先を、私の日本語学校が引き受けているために、2日前から電話による問い合わせが殺到している。
朝、6時半から事務所を開けているが、すぐに電話が入ってくる。
この2日間だけで、受けた電話は3千件以上になった。
午前と午後の2回のセミナーに合わせて500名以上のお客さんが来ることになった。
なぜか、わが校のプレゼンテーションも含まれている。
プレゼンターは私がやらなくてはならない。
私のミャンマー語は訛りがあるので、今から明日に備えて発音練習をしようと思う。
うまくプレゼンができますように。

知恵熱

2007年09月14日 | ミャンマーでの生活
9ヶ月になる下の娘が突然、38度の熱が出た。
これは「知恵熱」にちがいないから、何もしないで放っておけばよいと言ったのだが、心配性の妻は子供用の解熱剤(のようなシロップ)を与えてしまった。
結果としては、熱は下がって元気になったが、本当なら何もしなくてよかったと思う。
8,9ヶ月の子どもは母乳に含まれる病気に抵抗できる免疫の力がなくなる時期で、その頃、特に原因不明の発熱になることが多い。
(日記を読み返してみると、上の娘もそうだった。)
解熱剤を与えると、病原菌を殺すどころか、熱が下がることでかえって病原菌を長生きさせることになってしまう。
ミャンマーでは、子どもが急に発熱すると、すぐに解熱剤を飲ませようとする。
飲ませた後、熱は下がり元気になったので、解熱剤が病気を治したと錯覚している。
子どもも、発熱することで病原菌に対する免疫力、抵抗力をつけることが大切だと思う。
(子どもにはかわいそうだが)

ところで、今ミャンマー全土でデング熱(トゥエルントゥックエ)が流行っている。
この病気は子どもがなりやすい。急に高熱が出るために、親はあわてて解熱剤を飲ませる。ところが、ある種類の解熱剤(アスピリン系だったか?)は病気を治すどころか、子どもを危険な状態にさせると、最近配布された小冊子(ミャンマー保健省発行)に書いてあった。

学生さん紹介コーナー(14)

2007年09月13日 | 学生さん紹介コーナー
学生さん紹介の第14回目です。
今回は久しぶりに男子学生の登場です。
学校はほとんどが女子生徒なので、男子生徒は肩身が狭いですが、頑張っている男の子も少しはいます。がんばれ!ミャンマー男子。
1.名前:チョーピョーウイン(KYAW PHYO WIN)
2.生年月日:1987 年3月16日(23歳) 
3.身長:177cm 体重:55kg
4.出生地:シャン州タウンジー市
5.学歴:タウンジー大学物理学専攻卒業
6.職業:コンピューター販売、サービス業。ゲームセンター経営。
7.趣味:コンピューターゲーム、読書、映画を見ること。
8.特技:だれとでも仲良くなれること。
9.好きな食べ物:たまご、パン、牛乳
10.日本語レベル:初級です。
11.どうして日本語を勉強したか:
日本に行きたいので。
12.何か一言:
日本の皆さんと友だちになりたいです。日本の文化や習慣についても知りたいです。
私と友だちになってくださる方がいれば
xiaopangneo@yahoo.com
xiaopang.neo@gmail.com
まで連絡してください。お待ちしております。