サイクロンからもうすぐ2ヶ月になろうとしている。
外国からのNGOからの救援活動も続いているが、活動内容は救援活動から復興への支援活動へと重点が変わってきている。
実は今日、日本のあるNGOの人と話ができた。
このNGOはサイクロンよりずっと以前から(たぶん何十年も前から)ミャンマーに協力センターや事務所を置き、農業関係の支援をやっている。
被災地の中でこのNGOが担当している地域はディダエー市で、米、食用油、塩、飲料水などの支援を行なっており、支援実績は金額にして200万円以上、受益者は14,000人というから立派な活動をしている。
しかも、すべて自分の手で被災者に届けている。
それから、復興のためにどんなニーズがあるのか、何が困っているのか、農民たちに直接ヒアリングしたそうだ。
その結果、今一番の課題は種籾がないこと。それから農作業用の水牛がいないことの2点だそうだ。
種籾については、政府(農業省傘下のミャンマー農産物サービス公社)が頑張って全国から種籾を集めて、現地に配給しているのだが、種籾にも何百と品種があり、現地の土壌や気候にマッチしていない例があるとのこと。
水牛はすぐには手当てできないので、政府が代わりに耕運機などの農業機械を配給しているそうだ。
しかし、農民たちにとっては農業機械を使うのは初めてなので戸惑いもあることだろう。
国営新聞などで、「支援活動はどんな人でも、どこの地域でも直接行くことができます。何も制限がありません。」とキャンペーンしているが、今の状況は外国人の場合、「移動許可証(Travel Permision)」がないと被災地に入れないことになっている。
実際、この方は昨日トゥンテー運河を渡るラインターヤー大橋前の検問で引っかかって、移動許可証がないために引き返したそうだ。
この移動許可証は社会福祉省の災害対策本部が発行しており、発行までに1週間くらいかかっているとのこと。
ミャンマーに拠点を持たないNGOはかなり苦労しているという話だった。
外国からのNGOからの救援活動も続いているが、活動内容は救援活動から復興への支援活動へと重点が変わってきている。
実は今日、日本のあるNGOの人と話ができた。
このNGOはサイクロンよりずっと以前から(たぶん何十年も前から)ミャンマーに協力センターや事務所を置き、農業関係の支援をやっている。
被災地の中でこのNGOが担当している地域はディダエー市で、米、食用油、塩、飲料水などの支援を行なっており、支援実績は金額にして200万円以上、受益者は14,000人というから立派な活動をしている。
しかも、すべて自分の手で被災者に届けている。
それから、復興のためにどんなニーズがあるのか、何が困っているのか、農民たちに直接ヒアリングしたそうだ。
その結果、今一番の課題は種籾がないこと。それから農作業用の水牛がいないことの2点だそうだ。
種籾については、政府(農業省傘下のミャンマー農産物サービス公社)が頑張って全国から種籾を集めて、現地に配給しているのだが、種籾にも何百と品種があり、現地の土壌や気候にマッチしていない例があるとのこと。
水牛はすぐには手当てできないので、政府が代わりに耕運機などの農業機械を配給しているそうだ。
しかし、農民たちにとっては農業機械を使うのは初めてなので戸惑いもあることだろう。
国営新聞などで、「支援活動はどんな人でも、どこの地域でも直接行くことができます。何も制限がありません。」とキャンペーンしているが、今の状況は外国人の場合、「移動許可証(Travel Permision)」がないと被災地に入れないことになっている。
実際、この方は昨日トゥンテー運河を渡るラインターヤー大橋前の検問で引っかかって、移動許可証がないために引き返したそうだ。
この移動許可証は社会福祉省の災害対策本部が発行しており、発行までに1週間くらいかかっているとのこと。
ミャンマーに拠点を持たないNGOはかなり苦労しているという話だった。